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2009年5月25日 (月)

核。

端的な事実

・朝鮮半島の大韓民国政府が支配する地域を除く領域に存在する「非国家主体」がそのように発表
・当該地域を震源とするマグニチュード4~5クラスの地震に相当する振動を観測し、その波形には天然地震の特徴が見られない

http://www.jma.go.jp/jma/press/0905/25b/kaisetsu200905251800.pdf

まず、「これが本当に核爆発か?」という議論から始めなければならない。この程度のエネルギならダイナマイト2000トン集めてぶっ放せばよい。

なんでそんなこと書くかというと、この集団の核技術を疑わしく思っているからである。
現状、「実用化」されている核爆弾は大きく以下3種。

・ウラン235を用いた原子核分裂反応爆弾(広島型原爆)
・プルトニウム239を用いた原子核分裂反応爆弾(長崎型原爆)
・重水素や三重水素を用いた原子核融合反応爆弾(水素爆弾)

作り方(!)は次の通り

・ウラン原子爆弾

1.天然ウランからウラン235をかき集める(ウラン濃縮という)
2.おダンゴにして半分に切り、爆弾の前側と後ろ側に半分ずつセット
3.爆薬を炸裂、その爆風でダンゴの半分をもう半分に衝突させ、核分裂の連鎖反応を生じさせる

3.がその「爆弾」反応「ピカ」の本質である。

核爆弾の技術的なカギは、「爆発を任意に制御する」に尽きる。不要な時に反応せず、必要な時には一気に、をいかにしてコントロールするか、である。核物質には集めただけで勝手に連鎖的な核反応が始まる限界量「臨界」が存在する(東海村の「臨界事故」はドラム缶にウランをドカドカ放り込んでこの限界を超えてしまって生じた)。

ウランは、勝手に核反応を始める物質としては自然界で唯一の存在である。従って、爆発まで臨界にならないよう2分割しておき、その瞬間爆弾の瞬発力で合体させれば、後は勝手に核反応してくれる。「任意の制御」が容易であると言える。「爆弾」自体は楽に作れる。

但し。

天然のウランは、核反応を生じにくい「ウラン238」が99%以上、核反応する「ウラン235」は0.72%しか存在しない。このため、0.72%を90%程度まで高める作業を必要とする。この工程を濃縮と呼ぶ。0.72%を90%だから、単純に言っても125倍以上濃縮しないとならない。
ここに高度な技術が要求される。
例えば「遠心分離方式」でこの作業を行う場合、遠心分離ユニットを数千台悶々と並べる大工場を建設しなければならない。もちろん、遠心分離ユニット自体容易なシロモノではない。
「燃料」自体のハードルは高い。

・プルトニウム原子爆弾

1.ウランを核反応させプルトニウムを取り出す(一般にプルトニウムを作るためだけにウランを核反応させるのは非効率なので、原子力発電に使ったウランの燃料カスからプルトニウムを取り出す)
2.プルトニウムを集めてダンゴにする
3.ダンゴの周囲で爆薬を炸裂、爆風でダンゴをギュウギュウに押し縮めて臨界条件を作りだし、核反応させる

長崎の原爆「ファットマン」の写真を見た方は多いと思うが、その丸いダンゴを抱えた姿なわけである。

プルトニウムは天然に存在する物質ではない(例外はある)。上記ウラン238に中性子を一つ叩き込むとプルトニウム239になる。ウラン235の核反応では中性子が飛び出すので、ウランを燃料にした原子力発電所を運転すると、プルトニウム239は燃えカスから得られることになる。
原子力発電所があれば「燃料」は楽に作れる。

但し。

こちらは「任意制御」が難しい。ウラン同様、プルトニウムにも燃料であるプルトニウム239の他に、プルトニウム240などがある。239だけなら良いが、240が1%混じっているだけで、核反応が暴走する。239と240は質量比にして中性子1コであるから、濃縮するのは容易ではない。そこで、臨界以下の量でダンゴにしておき、爆発でギュウギュウに圧力を高めて臨界条件に持ち上げる方法が考え出された。
ここに高度な技術が要求される。
「球」の形を保ったまま圧縮する必要があり、爆発の圧力と速度を均一にコントロールしなければならないのだ。時間差や偏りがあれば圧力が不均衡になり、核反応が生じなかったり、不完全に終わる。このため「実験」でノウハウを蓄積して爆縮制御を追い込む課程が不可欠となる。
「爆弾」のハードルが高いのだ。

・水素爆弾

1.重水素を作る
2.重水素とリチウムの化合物を作り、爆弾にセットする
3.爆弾に起爆装置としての原爆をセットする
4.原爆によって高温高圧を発生させ、重水素を核融合させる

水爆の起爆装置は原爆である。こう書いて底知れぬ恐ろしさを覚える方もおられよう。
核融合は「高温・高圧」の環境下で初めて生じる。太陽の中心の環境であり、人類が同じ環境を得ようとしたら、手っ取り早いのは原爆なのである。使命が破壊と殺戮なのでどうでもいいわけだ。これは「キ○ガイ」という言葉を使っていいだろう。

しかも。

ただ闇雲に原爆を合体すれば良いわけではなく、そのパワーは「適切」であることが求められる。大きすぎれば水爆が着火する前に爆弾自体がバラバラになってしまうし、小さすぎれば核融合条件に達しない。「任意の原爆を作れる技術」(つまり、原爆のチューニング・カスタマイズ)があって初めて作れるシロモノと言える。

以上が説明。

朝鮮半島の北半分はウランの産出があり、ソ連が健在だった頃に原子力発電の営業を開始した。核爆弾が欲しいと思うなら、ウランが取れて原発があるという条件から、手っ取り早く得られるプルトニウムを使うだろう。ただ、これは意図した爆発を得るハードルが高く、実験が必須となる。核実験の背景と内容を説明する条件は整っている。

ただ、書いた通り、「爆発」という化学反応=成り行き任せであり、これを多数使って真球に近い圧力分布を得るのは容易なことではない。

●「本当」だとしたら言えること

核施設を爆破するパフォーマンスを見せ「全部壊しました」ってのがウソだった、であろう。

●「ウソ」だとしたら言えること

核能力はハッタリであり、ウソだった、であろう。

●真偽は?

核爆発が起きると、様々な放射性物質、それらが生じる放射線が発生するが、爆発が地下で生じた場合は、一部の放射線と、ガス系の放射性物質が検出できるかも知れない、程度である。他の原発や核物質プラントから出てくる同様な物質も混じった環境で「明らかな差」が見えるかどうかがカギになるだろう。

ちなみに、実験が成り行き任せであれば、こうした反応後核物質がどうなるか読めないので、やたら深くで行うであろう。一方で、やたら深いと、放射性物質が検出しづらく、通常爆薬かき集めただけと区別が付けられないのである。ただ、ハッタリであれ、原爆の起爆であれ、しこたま爆薬使うのは確かで、どっちであっても大規模な爆発現象は伴う。

●結論

色々書いたが、要するに爆発のエネルギが核に寄るモノか寄るまいが、こいつらは嘘つきなのである。そして、核なら明確な安保理決議違反だし、核でなくてもそう言い張るなら「違反者!」と呼ばれたいのであろう。

「仲良くしないとぶん殴るぞ」

ヤクザと何の違いがあるんだ。

将軍様よお、あんたが逆の立場なら、そんな団体と仲良くしたいか?

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コメント

アンタの説明は判りやすくて好き。

これで俺も核についてエラソーに人に説明できるぜ。感謝。

>TACちゃん

問題は「どこでこのネタを語るか」ですよ。

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