渋谷の人が多すぎる件
東急ハンズに行ったのだ。
当たり前だが渋谷原宿は用もないのに行かない。
秋葉原は用が無くても行くが。
妻よクロム・モリブデン鋼の特製ハリセンは勘弁してくれ。
山手線でぐーるぐる回る。
ハチ公口を降りて。
ヒトとヒトの間にアスファルトが分布している。
「おねえちゃん、どや」
ヒゲだらけピアスじゃらじゃらの太い男が茶髪の娘に声を掛ける。
空気のように反応しない。
駅から地下から吐き出されるヒトヒトヒト。
信号が赤の間に日本一著名な待ち合わせ場所はヒトで埋まる。
ここで待ち合わせるのは良くない選択である。
改札を抜けてから落ち合うまでが一苦労だからである。
見ろ、ヒトがまるで海のようだ。
信号が青になると文字通り波頭となってヒトが交差点に繰り出す。
行き交う波は交わらない。
ヒトの流れも波動関数流体力学である。
センター街を流れてハンズに流れ着く。
東京漂流者か。
買い物がてら上から下まで降りて行く。
やはりハンズのヘッドショップだけあって見ているだけで楽しい。
用もないのに来たくなる。
でもポイントカードは作らないよ。
降雨センサーと昆虫マット。
大都会の街中歩く荷物がそれさ。
さぁもう一度渋谷の街に繰り出せ。
歩くのは速いほうだが。
人の波に逆らい人の波の先を抜いて歩く方だが。
これだけ粒子が多いとソリトンもできぬ。
道玄坂から電器屋を冷やかして再び元の交差点。
「おねえちゃん、どや」
ヒゲだらけピアスじゃらじゃらの太い男が茶髪の娘に声を掛ける。
あれ?
アンタこっちサイドに移動したんかい。
これだけのヒトがいてのべつ流れ動いているのに何であんたと二度出会う。
ガラガラ横須賀線は品川から総武快速通勤電車。
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