お前どこから来た
タタミを見たらカブトムシがいたというシチュエーションはそうそうあるものではない。
↓過去記事「いもむしごろごろ」に書いたように5イモいるので、そのなれの果て見参!という可能性が一番高い。
状況証拠はある。虫カゴのフタが外れていた。
が、否定するに値する客観要件もまたある。まず、こいつ小型の個体で、フタに届かないはず。
出てきた穴の跡がない。
更に止まり木の枝を探しに夜の屋外へ出たところ、街灯に野性モノがブンブン飛んでいた。
雑木林は多いので野性モノ乱入!という可能性もあるのだ。
まぁ謎は一通り成虫になれば明らかになるだろう。
さて発見した時は丁度義父母と電話中。手に掴まらせて喋る。
娘は突然のカブトムシと義父母と喋りたいのとゴッチャになって。
とりあえず電話。
早急終わらせ目指すはオレの手指。
「さわらせて」と言うので指に載せたら……しがみつかれて痛いのか娘凝固。
「か・わ・い・い」
顔引きつってるゾ。
砂糖水作って酢と酒を少し混ぜてティッシュに含ませる。虫カゴであれ野性であれとりあえず腹減ってるだろ。
「ほれ」
突撃。文字通り顔埋めてむしゃぶりつく。……酒に目のないオヤジって昆虫にもいるのかって感じの突撃ぶり。
夏が来た。
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