生き物つれづれ書き
今日も病院である。
ネコの額に天下御免の向こう傷。
クルマに乗せた時点でこの世の終わりを告げるような声でアオアオ泣き叫ぶ。招き猫ならぬ真泣き猫である。
しかも今日は病院での待ち時間が長く、その間オヤジの股ぐらでブルブル震えてんだからイヤぶりは相当なもの。
一緒に診察に立ち会う。左前足の親指生爪剥がれ、そして頭の傷。
頭の傷ズボッと「穿孔」状態。そりゃ痛かろう。しかし動物のお医者さんその傷口の周りをつねつねぐいぐい。
「もう膿は出ませんね~」
びくびく動いて痛がる。ネコにも立派にパーソナリティがある。
帰宅すると精神的疲労もあろうぐったりである。
「ま、ハッパやれ」
末端価格6袋500円。
「少しは落ち着いたか?」
……どっちかつーとモルヒネ的なんだろうな。
昨晩水たまりで溺れていたセミの子を拾ったが、それで力尽きたらしくどうにもならなくなった。
せめて木の上でと公園に預けに行くと
いやいましたねぇ(畑正憲調で)
このガマ子はもうこれで何年目でしょうか。毎年この頃この時間ここにいます。狙いは当然セミの子。7年間土の中にいて成虫になろうと出てきたところをパクッと行くわけですね。ようやく地上に出てきたのにって意見多数でしょうが、コイツらにとっても図体が大きいので食いでがあるタンパク源なんですね。何よりこういう大型の両生類、あと常々書いてますがヘビがいるってのは「土の上における食物連鎖がちゃんと頂点まで回ってる」ということで、環境の指標です。
夜を遊ぶどこかの仔猫。隠れても見えてるよ。
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