何か来ましたよ?
まぁさんざん言ってるから「何か知らないがそのうちテレビが見えなくなるらしい」程度の認識はどの方にもあるのではあるまいか。
ただいかんせんややこしい印象が大きい上に、訴求の仕方がナニカチガウ。
背景と目的は「電波が足りない」「難視聴改善」だ。デジタルは受かりさえすれば一定以上の画質が得られ、特にゴーストは皆無となる。データ流しやハイビジョン、サラウンド放送は二の次の話だ。しかし、しきりそこ強調するから首を傾げたくなる。データ放送も情報の叩き込みという点では利点があろうが、例えば「ガッテン」とかチャンネル変えると毎度データが云々出てくるのは正直言って鬱陶しい。かと思うと読売の野球中継はやってる中継のデータしか拾えない。他の経過見られてデジタルちゃうんけ。
この問題の気にくわないのは「見たいと思うなら自分で理解しな」という当局のお仕着せ根性だ。「UHFのアンテナが……」電器屋さんに全部お任せな人がVHFとUHFがあるなんて知ってるもんか。電源入れればテレビが見えるチャンネル回せ(!)ば番組変わる。ただそれだけのことだ。
「テレビアンテナをUHFに変えて、デジタル対応テレビを購入いただくか、チューナー或いはセットトップボックスをテレビに繋いでご使用下さい」
・見えるのに買い換えなくちゃいかんのか
・テレビ本体とセットトップボックス接続していじらせるのか
そもそもこの横文字のマシンガン攻撃は何だ。
そういう人向けのパンフであり説明会だと思うが、だったら尚のことデカイ画面でサラウンドをドライブするとは到底思えない。
「これで地デジが見られる」
組み合わせを実メカで展示すべきであろう。ちなみにチューナーやSTBは連動コンセントを内蔵し、このメカ共の電源入れればテレビが映るように設定すべき。もちろん、B-CASなんか存在を意識させてはならぬ。
「テレビの電源を入れて、次にチューナーの電源を入れて」
馬鹿者。
「リモコンがこちらからこちらに変わります。電源を押すと、テレビが付いて、少し時間が経ってから画面が出てきます」
ハードルは高いぞ。でも自分で蒔いたタネだ。自己解決しようぜ>業界
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