ややこしや三題
その1
某ターミナル駅で旅行者らしい男性が「suica専用」に長距離の磁気券をあてがって途方に暮れている。
オレを含めた通りがかりの数人で「隣、隣」。そりゃエリア外から見えた方にはあの白い改札意味不明だし、そもそも改札機なのに普通の切符が使えないとは何事だ、であろう。
その2
妻が名古屋系チェーンの関東支店を求めて娘とお出かけ。メールが飛んできて「子供suicaを忘れた」。まぁ子供用の切符を買えばよいのだし、乗り換えと電車の時間はメールで飛ばしてある。迷うことはあるまい。
しかして。
「窓口で切符売ってもらった」
曰く。
「降りる駅が路線図のどこにあるか見つけられず、値段が判らなかった」
んあ。
ちなみに乗り換えメールには、西船橋から武蔵野線府中本町行きに乗れ、としたわけだが、千葉側から府中本町を見つけて武蔵野線を逆にたどるとか、そーら一般的に無茶だろう。
「どこに行くか」が判れば行き着けるのだ。その際、「どこにあるか」は基本的には必要ない。
無論、金額だけで買えばいいのだが、ご承知の通りあのタッチパネル券売機は駅名モードと金額モードとあるわけで。切り替え方法知ってるかい?
まぁ確かにそーゆー面倒が不要になるのがsuica等であって。逆に言うと鉄道移動が一般人にどんだけハードル高いかという。
その3
妻の携帯には名古屋に住んでいた頃からモバイルsuicaを仕込んである。オレの実家がこっちである以上、suicaがありゃ事足りるし、残額さえオレが管理してれば、妻には上記のような面倒は一切掛からずに済む。これで携帯首から下げときゃ落とすこともない。
で、TOICAとの供用開始でsuicaとトランパスだけあれば妻の生活エリアで不自由はなくなった。こうなると使い分け逆に面倒なので、TOICAはチャージ空にして「使う必要ないからね」。ただ、パスケースが折れ曲がるのを防ぐため、台紙代わりにパスケースからは出さなかった。ちなみに返却してないのは、名鉄・地下鉄がIC化されてもsuicaOKとは思えないからである。
さて名古屋へ行っている妻子のミッション 名鉄→JR→せとでん
子供同伴。名鉄/せとでんは妻がトランパスで娘は切符。JRは二人ともsuica。
そこで。
「金山の乗り換えは娘にはハードル高いから一旦改札を出て」
とメール。磁気券のホールドなんて一年生に理解できるかっての。後は慣れた道だし大丈夫でしょ。
で、結果は5000円チャージされたTOICA一丁上がり…。
んあ?
「折角あったから使おうとしたらゼロだし。チャージ間違えて5000円入れちゃった」
ごめん台紙代わりってことと、放置しても10年平気と言っておくべきだった。
でもいいよ、TOICAこっちでも使えるし、ムダにはならん。
但しJRだけ。
ややこしや。ややこしや。
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