新幹線……どんどんブス子になって行く……
「500系のぞみ」、来春引退=「こだま」に転用-JR西日本 - 1 日前
JR西日本は16日、現在東京-博多間を1日2往復している新幹線「500系のぞみ」の運転を、2010年2月末で終了すると発表した。
ウチに来た子ども達は新幹線のラインナップを見てこうのたまう。
「700系は?」
オレはこう返す。
「かっこいいか?あれ」
「……」
子どもは正直である。逆に言うと500系のスタイルはプリミティブかつダイレクトなメッセージを持つということ。
0系の開発に際し、時の島技師長は先頭形状に対して何度もダメ出しをしたという。
「速いものは美しい、美しくなければダメだ」
内装の圧迫感へのクレームとN700系に対し東海道区間では同一のダイヤが組めない。
それが表向きの理由。ただ率直ケツが痛いぜこの椅子。
のみならず。
「鉄道マニアのために電車作ってるんじゃない」
そう言う人もある。
でもさ。
「乗ってみたい」と思わせるのも一つの要素じゃないの?あまつさえ鉄道マニアすらそっぽ向かれる電車が一般人を惹き付ける魅力を尚持つとは思わんが。
700とN700はキライだ。かっこわるい。デザイナーやJRの責任者のセンスを疑う。日本が世界に誇る列車の姿かアレが。なに?微気圧波低減に最適の形状?スタイルとそれを両立させる作業こそが「デザイン」じゃないのか?仕事しろよ。……同じガタイで九州は頑張ったね。
700系を買えとせがむ子どもはいない。500系の名を間違った子どももいない。
最速の称号は孤高の君にこそ相応しい。
永遠に君で、止まったままで。
This is NOZOMI superexpress bound for Hakata. we will be stopping at・・・
こんにちは。私は、500系に魅力があるのはおそらくどのアングルから見ても格好がいいスタイルであり、又外装/内装共にシックな色調でこれぞ未来の新幹線だと、誰もが感じていたのではないかと思います。対照的にN700系はただ速く人という貨物を運ぶ為の貨車になってしまっていると、大袈裟ですが私はそう見えてしまっております。勿論優れている事柄もたくさんありますが、先頭車両のデザイン及び700系と差ほど変わっていない外装の塗色/配色は何とかならなかったのかと、今もクレームを付けたくなってしまいます。
投稿: MG | 2009年10月19日 (月) 14時33分
コメありがとうございます。
700軍団は合理化と打算の産物で、「放っておいても乗るからいいや」感がぬぐえません。電車自体に罪はないんですけどね。
同じ速度重視でも、TGVを初めとする欧州組は、食堂やバーの連結もあり、それなりに移動空間でくつろいでもらおうという配慮を感じます。
九州のセンスで東海道新幹線を料理して欲しいなぁと思う今日この頃です。
投稿: すのぴ@SIV | 2009年10月19日 (月) 21時38分