おもちゃの国に行ってきました…
「映画フレッシュプリキュア! おもちゃの国は秘密がいっぱい!?」
(クリックで公式)
まさか公開初日に行かされるとは思わなんだが。
これから冬に向かうとインフルエンザがキャーになるわけで、今のウチにってのは正解なのかも知れぬ。
劇場は毎度の蘇我XYZ。11時前の2回目上映だが、初日、なりきりイベント、サンバイザープレゼント個数限定とかの影響もあろう、女の子でギッシリだ。男の子も一人。そのサンバイザー付けて……かわいいなぁ。
以上能書き。
●オーディオビジュアル的に…
ビスタサイズ・DTS。今回はようやく撮影段階から35ミリ使ってきた。音は悪い。情報量が少なく不明瞭。低音ゼロ。サラウンド効果は少なめ。劇場側の問題かも知れぬ。画角は例によってテレビ的。引き絵でいいっつーのに。
●おはなし
町からオモチャが消えて行く。オモチャの国にいる「大切にされず捨てられたオモチャ達の恨みの化身」の復讐。幼い頃好きだったぬいぐるみにそのことを聞かされたラブ達が乗り込んで。そこで策略にはまって一人ずつバラバラに……
「どこかで聞いたような」
5人組以降基本一緒。大人の事情ってヤツさね。こういうのは黄金の不文律を見つけたら踏襲してなんぼ。以下推して知るべし。
ただ、毎度主題を変え、ちょっとした見せ場を作る点は単なるマンネリと違うというか、東映の良心か意地かコダワリか。キーワードは「ぱちーん!」とだけ書いておく。関連で「自覚と責任」なんて言葉もチラリ。
しかし推して知るべしと書いたように脚本ちょいとイタイ。子ども向けに子供だましをやったら子どもは見抜くと平素書いている通り。ご都合主義展開に如何に必然性を持たせるか、脚本・ストーリーテリングの腕なんだがなぁ。
親向けとして、古くからのアニメ好きには「ぶっ!」と吹き出すネタも仕込まれてると書こうか。鑑定団。
●余談
「奇蹟の大集合」第2弾を来春にやるってさ。
「おとうちゃん見たい~」
はいはい好きにしなさい。興味が無くなるまで見なさい。
「DVDも買おうね」
わかったわかった。こーいうのはコンプリートすることに意味がある。
DVDで思い出した「奇蹟の大集合」初回版DVDリコールかかってます。
DVD「映画プリキュアオールスターズDX みんなともだちっ☆奇跡の全員大集合!」【初回限定版】【通常版】に関するお詫びとお知らせ(2009/10/13)
音声でサラウンドチャネルにカブリがあったんだと。「音を回して遊んでいる」と評した覚えがあるがそーいうことか。マルチチャネルに抜くと「ちいっとダイアログが不明瞭かな」で終わるが、テレビで2チャネルミックスされると籠もる。
●けつろん
隣で見ていた女の子は「つまんない」と呟いたが、娘は「面白かった。オモチャと心が通じ合うところが」と評論家レベルの感想をのたまった。
この差はどこにあるのか。
共感できるかどうかは、「その子にとっての『オモチャ』が何であるか」によって違ってこよう。お子さんの答え次第では、深刻に悩む親御さんがあるかも知れぬ。
コンセプトは買う。テーゼに対し、観念論ではなく、事実としての答えを有する希有な大人の一人として、本作に対し支持を表明する。
「モハ112」(トミックス 1982年購入)
1992年 歯車摩耗により台車交換。ゴムタイヤ装備。
2002年 歯車摩耗により台車交換。
2005年 連結器変更。
2008年 負荷軽減のため編成他車の台車を変更。
交換用のパーツは既に販売されていない。壊れるまでの命。
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