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2009年11月30日 (月)

娘VSサンタ代理人

当初、欲しがっていたのはこれ。
Papie09_3
「エコパピエ」(クリックで公式。以下同)
要は再生紙キットの子供向け。水でぐじゃぐじゃにして再度固めてっていう一連の過程をセットにした物。

「サンタさんに頼むの」

・使いこなせるか
・継続使用できるか

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(東急ハンズ)

「リカちゃんハウスの方がいいと思うけどね」

正直、子供の手回しミキサーで繊維レベルまでばらばらに出来ると思わない。
それを繰り返し愛用するか?
ちなみに、昨年のアイテム「ふとまきまっきー」は存在すら忘れ去られている。

真理:大人ですら面倒くさい物を子供が喜んでやるわけはないのだ

「じゃぁ、リカちゃんのお家にする」

Index_main0910
「これか」
「ううん」
Houseroyal2
「!!」
「だってサンタさんお金カンケイないじゃん」
そう来たか。
「あっ!パパやママの人形も頼まなきゃね」
待 た ん か い 。
「三つ子ちゃんも欲しい」


Dmiku2

「本当に?」
「…」

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ママ

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幼稚園の先生

萌えん←誰が何のために選んでいるんだ

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「あっ!かっこいい~」

リカちゃんの新しいボーイフレンド。ビューティモデルズのヘアスタイリストとしてお手伝いをしてくれている、とってもおしゃれな男の子。将来の夢はヘアスタイリストです。

リカちゃん11歳にして「新しい」ボーイフレンドかよ←意味が違います

…仮にこのレンくんを調達したとしてだ。リカちゃんとこの少年と二人でその家にってどういうススんだ娘だリカちゃんは。

とまれ冬服は父ちゃん責任で幾らか調達してやる。

2009年11月29日 (日)

本物の杏仁豆腐が食べたいよう~

↑実家ネコをさんざもふもふした後、杏仁豆腐が欲しくて物凄い寄り道。

「スーパーで買えばいいじゃん」
Aho
こういうヤツな。ホテルの朝食バイキングなんかでもよくある。

でもコレ「杏仁豆腐」とちゃうねん。

原材料:粉飴、砂糖、食用植物油脂、澱粉、乳蛋白、甜杏仁、ブドウ糖、コンスターチ、脱脂粉乳、ゲル化剤(増粘多糖類)、乳化剤、酸味料、香料、調味料(無機塩)、リン酸塩(Na),着色料(クチナシ色素)、酸化防止剤(V.E) ※商品の一部に乳製品・大豆を使用しております。

要はアーモンドエッセンスを加えた牛乳ゼリーなのだ。

本物の杏仁豆腐は…まぁ検索してもらうといいんだけど、杏の種の中身(上で太字にした甜杏仁がそれ…本当ならば)を乾燥させて粉末にしたものが原料。大量・安価とは対極に位置する。

妻と結婚してすぐの頃、横浜中華街で飲茶して杏仁豆腐を食べた。
次元の違う代物だった。本物だったのだ。テイクアウトOKというから時々、寄って買った。テレビで紹介された。さもありなん。

しかし、名古屋に引っ越して店から遠ざかった。以来6年。

実家から中華街へものすごい寄り道を敢行したわけだ。その店へ直行し、テイクアウトを頼んだ。店のおばちゃんも特に変わってなかった。
6年ぶりに買うと話したら、「味は変わっていないと思いますよ」

…ん?と思った方は注意力のある人か、ご自身飲食店で腕をふるわれる方であろう。まぁオチは後で。
延々千葉まで持って帰る。店の袋を見るや支店を開設。おやまぁテレビの効果は絶大だねぇ。

で、冷蔵庫で一昼夜。三時のおやつにいただきま~す。

舌に載せ軟口蓋との間ですーっととろける食感。
甘さはほのかに添える程度。しかし味わいは奥深い。

ど こ へ い っ た 。

「思いますよ」
そう、自分の舌で確認していればゼッタイ出てこないセリフ。
支店が出来ている…必要な数作る要アリ=工場生産。

合理化と手を抜くのは違うんだよ。中国の人。

「え?ワタシ本物食べたんじゃないの?」
「違う。変わってしまった」

悲しい。

2009年11月28日 (土)

もふもふ1号

そいつはクルマから降りたオレの姿を見てびびったようだが、結局観念して抱かれた。
フ、そんな目でオレを見るんじゃねぇ。

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「最近カメラ向けるとわざと顔背けるんだよこいつ」
そらストロボの存在に気づいたからだよ。

Hi380005

(はいはい撮らせてやるよ。来るたびにオレ撮るんじゃねーよ)

Hi380006

商品名:生体湯たんぽ「もふもふ1号」
特徴:朝まで温度が変わりません。低温やけどの心配がありません。
取り扱い上の注意:勝手に動くことがあります。重いです。寝相によっては使用者が怪我をすることがあります。

2009年11月27日 (金)

キミの将来設計というヤツを教えてくれ

そんな研修。

「では60歳定年後、毎日が日曜日の24時間を考えてみてください」
Aho
ふんふん。

「食事と睡眠は皆さんすぐ埋まると思うんですよ」Baka
そうだね。まずそこ考えるね。

「それ以外、埋まりますか?会社に行かなくなった時間です」

うん。

「皆さん苦労されてると…」
Doaho
全然。

…何か質問は?

2009年11月26日 (木)

↑↓←→

…タイトル無理して読まなくていいから。


総武快速ガタコン乗って出社。


最近エレベータが「朝ラッシュ」で渋滞すんねん。

→←
まずツラ突き合わせてミニ会議。月曜に使うパワポの細部修正。


10時になり下へ降りる。心療内科。されどいつものS先生は「臨時休診」
「ゑ?クスリが切れるんですけど」
「K先生に処方書いて頂きますので。待ち時間長いので内線でお呼びします」


オフィスへ戻る。明日は出張なので今日中に進捗報告を書かねばならぬ


「そろそろですのでどうぞ~」


「失礼しま~す。初めまして」
「S先生が病院の都合で来られなくてねぇ」
ああ、そういうことか。正直、相当お歳なので


「ではこの処方を持って薬局へ」


オフィスへ戻る。いや昼休みまで15分でどんな仕事できる?


午後また診療所へ。今度はインフルエンザの注射だ。
「転任ですか?この診療所での接種が初めての方は医師の問診を…K先生のところへ」
おろ?


「すいませんまた来ました」
普通、日に2回同じ医者に掛からない。
「はい。いいですよ」


「お願いします」
「チクッとしますよ」
子供じゃないすから。
↓っ。おうっ!←子供か


戻る。しかし進捗って火水木じゃ大して進まない。


5時になってカイロプラクティック。地下街のそのそ。


エレベータでチン。


「そこ寝て下さい」

↓↓
もみもみ


バキッ!おういえい。


総武快速で帰る。

↓今ココ

2009年11月25日 (水)

神的紙にてティッシュにあらず

Pb250335
キムワイプである。渋谷東急ハンズで捕獲。

はい、研究室や実験室にあったコレをティッシュ代わりに使っていた人、手を挙げ。
更に花粉症の季節にどうせ教授(会社)の備品だしとバンバン使って鼻がガビガビになった人正直に手を挙げ。

「キム」と付くが、「クリネックス」で知られるクレシアの製品。半島とは関係ないようである。ただオレの場合、最初にこいつに遭遇したのが大学の化学の実験で、その助手が半島系でやたら物言いがきつかったせいか、変にシナプスが結合してしまっている。
「そこ!(電子)天秤入れる前キムワイプ使う!」
…だからデカイ声で怒鳴る必要ないだろうが。学生脅しつけて何の利益があったんだか。ちなみにこいつの書いた実験テキストは「キムワイプでぬぐう」が多用されており、チョウとか言う名前だったがあっさりあだ名はキムで定着。

さておき。

Pb250336

そんなわけで本来は理化学用品・精密機器を綺麗に拭くための「紙」である。ただ、ひたすらに繊維が長く硬い。従ってほつれにくく水に溶けない。但し我が家ではこの理化学用品であるピペットを拭くためではなく、リカ用品を拭くためでもなく、当然、精密機器である鉄道模型のメンテナンスアイテムである。従前「あかちゃんのおしりふき」を使っていたが、それがために買う物でもなし。さりとてティッシュじゃゴミの元。

精密機器が溢れる日本の家庭にキムワイプ←この認識は正しいのか

2009年11月24日 (火)

紅白ドコ行く

出場者が発表される都度「対前年比劣化した」とネットで騒がれるのもそれこそ風物詩になった。その真偽はさておき、紅白歌合戦という番組に「格」があった往時に比して、圧倒的に音楽鑑賞の環境が変化しているのは確かだろう。
昭和の音楽は放送されるのを待つしかなかった純粋に1次型メディアであった。受信側が意志を示す手段はリクエストやランキングしか無かった。もちろんパッケージメディア……レコードはあったが、そのリスニング装置であるオーディオが気軽に買える代物ではなく、テレビと同様家庭の中心にあった。すなわち家庭単位で受け入れてもらえる必要性は放送もメディアも同値であった。つまりレコードが売れるには結局人気が必要であり、レコードと放送はシナジーを構築する関係にあった。

これが崩れたわけだ。

まずテレビ側はビジュアル面を押し出すようになった。ルックス重視のヘタクソアイドルの跋扈である。「人気があればいい」の行き過ぎである。
オーディオ側は「個人所有化」が進んだ。ヘッドホンステレオが登場し、オーディオ自体低価格化した。
鉄道を類に引くまでもなく、趣味は本来それぞれがそれぞれの好き勝手な方向に拘る……その筋のオタクになることである。アイドルに耳的な訴求力が無く、耳側のメディアが一曲単位で安価にダウンロード出来る、となれば、テレビの魅力は失せる。また、それぞれが好きなモノ聞くということは、「コアなファンが少しずついるという状態が多数ある」に進化する。それこそ電車なんかそれぞれの型式のファンがそこそこ存在し、全体として「鉄道ヲタク」というマーケットを形成している。逆に言うと鉄道ヲタク自体は多いが、だからって特定の型式の電車の模型だけが売れたりはしないということだ。シリウスみたいに目立たないが、集まってプレアデスである。
そうなると「買い支え」という行動を行う「濃い者」を身に付けたアーティストが俄然有利となる。増減の波が少なく、そこそこの固定数を見込めるからだ。積分すればそれなりの数となる。この点、今回声優と歌手の兼業がエントリーしたことは象徴的だ。ちなみにこれを書いてる2009年時点で存在している「AKB48」もその典型だが、逆にそこに目を付けて「買い支え」行為で利益を出そうというビジネスモデルが鼻に付く。今のところそれでも買ってる健気なヲタク達がいるので、売り上げの数の上では健闘しているが、可処分所得は無尽蔵ではない。ましてお給金を安く叩かれている現代の若者達だ。利口な方法とは思わないがね。その点、手を変え品を変えメンバーを替えで維持継続を試みた「モーニング娘。」はまだ良心的だったかも知れない。ただいかんせん、ヲタクのレベルになると根本的な質を重視するという視点が抜けてたかな。

家族の団らんにテレビがあって、みんなで同じものを、というスタイルの中で支持されたのが紅白だ。その団らんを紅白で取り戻そう……みたいな意図があるようだが、団らんのカスガイにはなったとしても、その当時のビジネスモデルには絶対に戻らない。いいとこ、入れ替わり立ち替わり、家族がそれぞれ好みの歌手のパフォーマンスを見に来る、程度だろう。それにしても小型テレビ、ワンセグ携帯が普及した状態では、その時間にチラッとそういう画面を覗いてすぐに消す、が関の山かも。

年末にダラダラ歌を見聞きするという習慣の存在は否定しない。ただそれは盛り上がるというより、年末くらいコンテンツを血眼で探すような過ごし方はしたくない。上げ膳据え膳で過ごしたいから、とした方が実態に合っているだろう。すなわちバックグラウンドオーディオビジュアルである。その状態は決して「歌合戦」ではない。好きな歌かどうかであって、勝ち負けなどどうでもいい。

だったらむしろ、「良い歌」「優れた歌手」を揃えてキチンと聞かせて欲しい。上にも書いたが分散化して尚惹き付ける能力とは質の高さに他ならず、質の高さはジャンルに関係ないからだ。往事研ナオコなんかそうだし、昨今ジェロもその系統だ。お年寄り層に若者向けは受けないと思われているようだが、若者でも質が高ければお年寄りは支持する。電車で言えば、特定の型式が好きだからって、優秀な他の型式を知らない、或いは否定するのは、単なる無知の恥さらしである。
美空ひばりだって、その時代は若者向けのしかも「子どもアイドル」だったのだから。

媚びるな、紅白

2009年11月23日 (月)

せこい話としみったれた話

「知っての通り不況だ」
カチョは会議でこう切り出して。
「工場によっては、お茶出しはしないのでご持参下さいとするところもある。その位費用削減は徹底してくれ」
というわけで先の神戸出張では鉄ヲタの実力を発揮した。一般的には新幹線のチケットは「企業用エクスプレスカード」で「都区内-神戸市内」をネット購入するのだが、更に費用を浮かすため、往復割引の効く市川乗車にしたのだ。
ところが。
「これで幾ら安いんだ」
「2000円ですが」
「いいよその位」
いやお茶一杯よりコスト削減効果は……ま、いいってならいいや。

本日勤労感謝の日は昼食をパンとした。店まで焼きたてを買いに行くわけだが。
「オレ万札しかない」
「わたしも万札しかない」
万札って崩すと一気に使っちゃって……だからなるべく温存したいじゃないのさ。
「あ、わたしの方千円札一枚あった」
あのよろし。妻の財布を懐に放り込み、ちゃりんこコキコキ、これとこれとこれ。
「1100円です」
100円超なら上等。えーと100円玉は。あ、これは50円玉か。
おろ?

妻財布の小銭53円。

すなわち。
「8900円のお返しになります。ありがとうございました~」
(T.T)

2009年11月22日 (日)

女子大生とあんな事やこんな事

娘が。
 
近所の私学の学園祭に出かける。
学園祭なんて多く学生の自己満足であって、小学1年生を連れて行くような場所ではないのだが。
ここは保健とか介護とか児童福祉なんて学科があって、畢竟子供も遊べるようになっているのだ。
 
娘さん昨日は妻と行っており今日は二日目。キャンパス入るや目標の場所にロックオン一目散。勝手知ったる他人の状態。

Baka

まず新聞プールで埋もれる。以下ビーズにヒモを通すアクセサリー作り→新聞プール→アクセサリー→新聞プール

Doaho

おねーさんに新聞ぶっかける。

さすがに飽きたようで→じゃんけん大会参加→竹ぽっくりに挑戦してコケる→レゴに没頭。
このレゴの場所には赤外線リモコンとかラジコンのトーマスプラレールとか、知育トイというかハイテク応用おもちゃがあって、教授氏が常駐。

そこに変なの。秋葉原で売ってるようなコイルの両端に発光ダイオードをハンダ付けした物。および、そのなんだ。円盤にヒモ通して、そのヒモを両手で持って伸ばしたり縮めたりしてぶんぶん回すオモチャがあるべ。「びゅんびゅんごま」か。あの円盤の代わりにIDカードを使ってあって、そのカードにコイン型の磁石が入っている。
とりあえずびゅんびゅん回したら回った。
「あら、模様が綺麗」
とは通りがかった女性の教授。いや先生これベンハムの円盤とちゃう。
そこで男性教授氏。
「それ、ランプが点くはずなんですがねぇ」
やっぱりね。高速回転するコイン型の磁石×コイルと発光ダイオード=誘導起電力で発光ダイオードが光る。こういう寸法だ。
そこで、ぶんぶんブン回して、その辺にいたおにゃのこに頼んで、コイルとダイオードを近づけてもらうと。
「あ、光った」
「おお、初めて光った。理論的には点くはずなのに…そうか、そのくらい回さないといけないのか」
先生。V=-n(dφ/dt)です。

とかやってたら既に昼。
「ご飯食べようか」
「もう少し~」
「いつ食うんだよ」
「ぶ~」
正直、昼飯ネタを模擬店で買って帰るつもりだったんだが。
売店でパン。すると。
「お父様」
な・ん・じゃ・い。
「大変なお願いを聞いて下さい」
どうせ焼きそば買ってきてとかそーいう部類だろ。
「焼きそば買ってきて頂けないでしょうか」
やっぱりな。…って時間が時間ゆえ少々行列。
寒空を5分並んで2人前400円。
「お待たせしました」
学生達これ「焼きそば」ちゃう。
「中華麺入りキャベツのソース炒め」

Aho
それでも娘はガツガツかっ込んでレゴ復帰。

即席ボイスレコーダあり。ボタン押すと録音して、即再生するヤツ。
「(車掌ボイス)」
これが大ウケでやんの。女子大生達笑う笑う。斯くして走り回るトーマスの線路の中で繰り返されるエンドレス。
「あの声ウチのお父ちゃんなんだよ」
やめんか。

3時。←要するに5時間遊び倒し。オレ立ちボケ。
「帰ろうぜ」
「まだぁ」
「腰が痛い」

「チョコバナナ買ってやるから」

「いらっしゃいませ」
「いっこ」

店名:「チョコバナナ向井」

子供も遊ぶ学園祭で誰のセンスだ。←てゆーか気づくんじゃねーよオレ。


2009年11月21日 (土)

それもまた雷オヤジ

最近休日は昼間でゴロゴロしている。朝飯を食い終わる頃妻子が昼飯の用意をしている。
娘が残したのを食ったり。
通勤時間3倍になって6ヶ月。疲労が積み上がってるなぁ。

今日はこんだけ。

2009年11月20日 (金)

グリーンな風の中で

……もしタイトルに「See You Again」と返した方がいたら、マニアの称号(但し鉄にあらず)を差し上げる。

本題。

総武快速にグリーン車をつなげるにあたり、口の悪い人が言ったという。
「タヌキでも乗せるのか」
まぁ恐ろしく千葉県バカにした発言なのだが、時の国鉄の担当者はこう切り返したという。
「お金さえ支払っていただければタヌキでもお乗せいたします」

当方疲れると腰が痛くなるタヌキにつき、E217のカチカチ椅子はどうにもだめで、そうなるとこのグリーン車のお世話になる。そういう背景なので普通の通勤定期券+カネで乗れるというのは正直ありがたい。

さて本日は珍しく窓際と通路際、2人分ワンセット空いている。窓際座ってエイサー広げると、となりにビールとさきイカのおじさん。うん、そういう人も週末を中心に多い。

発車間際、平日夕刻には珍しく子ども連れ。おばあちゃんとお孫さんか。まぁババ心理としてラッシュの電車に子ども立たせるのは忍びなかろう。
さりとて総武快速。グリーン車でも時々立つ程。う~んもう少し早く来たらこの2人分ワンセット譲ったんだけどなぁ。
「おまえそっち座り……」
おばあちゃん二つ前。子どもさんは通路挟んで斜め前。

すると。
なんとオレの隣のさきイカおじさん立ち上がって席を移動。
無言の移動。されどオレのやるこたひとつ。
「あの、ここ、どうぞ」
「あ、ありがとうございます」
「あ、トンネル終わったよ?」
総武快速だからね。お嬢ちゃん。

Pb200333


2009年11月19日 (木)

黒い 大食い 雑食性

大きな会議→立食パーティという流れ

「名前を売れよ」
とカチョには言われたが、み~んな知り合い通しくっついて入り込む余地無し。
ならばとテーブルの間をあちこちゴソゴソ動き回り、皆さん飲んでる間を縫って、それ食ってコレ食って皿に盛って。
「知ってる人いないんですよね~」
とは庶務ギャルの言。彼女達はメールや月報の発信でコンプラ系の面々の名前はしょっちゅう見ているが、一緒に仕事しているわけでなく。
庶務ギャル庶務ギャルオレの3人で受け付け兼ねながら。
「むしゃむしゃ……ありがとうございました……」
たらふく食う。焼きそばとか杏仁豆腐とかエビチリとか寿司とか筑前煮とかそばとかローストビーフにサンドイッチ。
「あ~今年は残らなかったし時間通りに終わりました」
とは庶務ギャルの弁。そらそうだ。ノンアルコールの大食らいが居るし、飲んべえさんは何も食わずに飲むだけってことをしない。食い物が無くなればさっさとお開き。

余ったビール瓶や酒瓶抱えてエレベータで職場に帰る。そのまんま納会に流用しようってわけだが。
男達が酒持って残業のオフィスをゾロゾロ歩くって印象悪いなぁ。

2009年11月18日 (水)

ケツくせ(Quel est ceci?)

テレビ番組が「くだらない」とBPOが勧告したとか。
http://www.bpo.gr.jp/kensyo/decision/001-010/007_variety.pdf

要するに「てめえらでおもしろがってるだけ」……今、連中の言う「シロート」、すなわち一般視聴者自身が出演している番組が幾つあるかご存じだろうか。収録会場でADの指示で拍手してるのは含まない。

オレの知る限り。

「パネルクイズアタック25」

これだけだ。
残りの「クイズ」は芸能人が芸能人に出題して芸能人が賞品だか賞金だか持って行く、そういうものだ。
本当に答えているのか。本当に判っているのか。

音楽産業もそうだが、彼らがこうした「消費者離れ」の原因にするのがネットである。しかし待って欲しい。それは要するにネットを上回るコンテンツを供給できませんということではないのか。

オレはメーカーの人間だが、仮に製品が売れないとして「他のメーカーの製品ばかり消費者が買うせいだ」と言ったら、人は阿呆馬鹿言うだろう。

ところがそれ通り越して、「他メーカー」の真似事ばかりして、その劣化コピーの無限ループを演じているのがこの連中である。全てが「どこかで見たような」しかも下らない。……誰が見るんだ。

いわゆる長寿番組というのは不変であってマンネリだが、プリミティブで普遍性を備えているから時代や流行におもねる必要が無く、「受け」がいいのである。水戸黄門は勧善懲悪。江戸時代だから現在進行の今に無関係。「プリキュア」だって女の子の変身願望だし、テーゼは「愛と正義」と真っ向プリミティブだ。

マンネリに対抗するのは「今までにないもの」となるが、流行もの、奇抜なものは、その新規性と刺激の強さ故に一定の注目を集めることが出来る。が、それに慣れてしまうと飽きられる。「ブームが去る」というヤツだ。だからこっちの戦略を選ぶなら、ブームが去ったと感じたら即座に打ち切る度胸と、次から次にネタを繰り出す創造性が求められる。

どっちにしても必要なのは、アンテナ高くして情報を収集し、それを練って見せ物に仕立て、タイミング良く放り込むという創造のプロセスそのものである。ええそうです。それこそメーカーの中の方はお判りだろう。新製品を送り出すプロセスと何ら変わらない。

しかしそれを今のテレビ番組がやってるか?

金と時間を惜しんだ結果が、この創造プロセスをある程度瞬間的にやってのける「芸人」「アドリブのうまい人」の多用。イコールどこ見ても同じという現状だろう。それを使わないとなればもう一つのプリミティブ「下品」の出番だ。エロ・グロ・ナンセンスなんて言葉があったが、ナンセンスのセンスが無く、エロはNGとなれば、グロだけが残る。BPOの言う下ネタ、いじめ・差別、バカ騒ぎ、命の蹂躙……そのまんまではないか。換言すれば男の子達が「うんこ・ちんちん」言ってゲラゲラ笑っている、まさにそのまんまである。黄門様以外の番組は肛門期か。洒落にもならねぇ。←下品だろ

ネットがネットが言う前にとりあえずテメエのケツ拭け。
或いは総武快速に乗ってホカホカおじさんに拭ってもらえ。

今のテレビ番組はHDDに取り込んで飛ばし見する。これで充分。ブルーレイに録る。何を?

2009年11月17日 (火)

今そこにあるオレのケツの危機(Clear and Present Danger at my KETSU)

記紀→危機

最近出勤には千葉始発でのうのうと座って行くことが多いが。
ピタリ定時で帰るとか言う場合は1本早いヤツで立って行く。

先週の話。

立っていたら妙にケツにモゾモゾする感覚がある。
振り返るとおじさん一人。男同士のケツとケツ。
ボノボのホカホカか。
嬉しくねい。
やがて背中全体に荷重が掛かってきたので、どうやら人の背中に寄りかかって立って寝る不届き者かと、スッと体重を移動して肩すかししてやる。
案の定おじさんカックンになった。ザマミロ。
しかししばらくしてまた……ケツがモゾモゾ。
何かおかしい。
今度はカニの動きで横へ逃げてみた。
すると。
おじさん、つり革にぶら下がったまま、電車の振動に合わせて何となーく身体を動かし、またオレのケツにケツを合わせてきた。

何のことはない。ホモの痴漢だ(どえらいことだが)。

判ったこと。独特の「怖さ」。それはホラーの恐怖ではない。サイコパスを相手にする不気味さと言った方がよい。

女性への痴漢の対策として「勇気を出して大きな声を」とよく言われる。それは大きな声が警告として通用すると考えているからである。すなわち、人間としてコミュニケーションが可能であることが前提。

我々が上記「不気味さ」を覚えるのは、そのコミュニケーションが成り立たないとどこかで直感しているからである。「何されるか判らない」……女性達の言う「怖い理由」は多分にそれを含んでいると見られる。成り立たないと直感したら、どう行動していいか戸惑うのが普通だろう。暴力的な恐怖がそこに上乗せされるわけだ。

言っても判らない。力でもかなわない。
逃げ道がないではないか。

で、そのおじさんは錦糸町でギッシリになったため、その後どうしたかどこで降りたか、見当付かず。

2009年11月16日 (月)

謀三題

其の壱 父、娘を謀りてある

(風呂から出ようとしています)
「100数えなさい」
「やだ~。1.2.3…30」
「早すぎる。あと30」
「え~!?。1.2.3…29.30.31…あれ?いいや、…39.40」
「ちゃんと肩まで浸かって。あと30」
「ぶー。1.2.3…29.30」
「はい、いいよ」
ざばぁ。
「さてここで問題です。キミは結局全部でいくつ数えたでしょう」
「そんな計算習ってないよ~。明日は50までね」

其の弐 千葉父、薩摩娘に謀られてある

夕食は「おでん」と聞いたので、出がけついでに「鹿児島産品直営店」に寄って薩摩揚げをちょっと買って行こう。
「いらっしゃいませ~」
「おでんにぶち込もうかと」
すると店のおねーさん、小さくカットした薩摩揚げの試食品山ほど。
「これが……」
ふんふんなるどぱくっ。
「こちらが……」
ほうほうなるへそばくっ。
「こっちは……」
へえそんなのもあるんだもぐもぐ。
「どれになさいますか?」
迷うなぁ。
「こちら今お試しいただいた全部がパックになってますが」
「じゃぁそれ下さい」
「ありがとうございます~(^^)」

……(゚Д゚)ハッ!
出来るな、お主。ちぇすとおっ!

其の参 父、再度娘を謀りてある

「じゃぁ、今日は50ね。1.2.3……49.50!」
「もう一回」
「えー?1.2.3……49.50」
昨日のことは忘れたか?
「合わせていくつ?」
「100」
おっ!?
「お母さんあがったよ~(中略)でね、100って言ったら合ってた」
当てずっぽうかい

※「ちぇすと」「みいはあ」は歴とした日本語でありんす。

2009年11月15日 (日)

大地神明【4】

8.まとめ

神話の国生みは火山活動と夫婦の営みの類似に基づく。
巫女文化は伝承の地震火山災害から一族を救いたいという思いから生まれた。
巫女はおそらく電磁波に敏感な女性であり、大断層である中央構造線が発するピエゾ電気を拠り所とした。
従い、古代社会は南西諸島、朝鮮半島から流入し、中央構造線に沿って西から東へ伝搬した。
卑弥呼は、そうした巫女の中でも特に鋭敏な能力者であり、西日本を中心に活躍し、やがてこの一帯が連合国家の体をなしていった。
九州は大陸との結節点、奈良は海路で到達できる中央構造線上の東端であり、邪馬台国は両地を二大拠点とした。
中央構造線の追跡はその後も続けられ、日本列島を横切るその姿から「なまず」にたとえられた。
中央構造線上の奈良の東側、および太平洋へ抜ける最東端である香取・鹿島に神宮が置かれた。

以上が記紀に描かれた列島誕生から日本武尊の東方征伐・邪馬台国・大和朝廷の勢力範囲の解釈。
タイムスケール少なくとも2000年。地理的スケール東西1000キロ。

「ド素人が適当なことを」何とでも。言いたいのは、寓話扱いで切り捨てられることの多い日本神話も、充分に神話に至る根拠を考察する余地有りということ。確かに神武天皇は127年生きていたし、その即位は紀元前660年になる。バリバリ弥生時代まっただ中であって、後世残るような国王、まして「即位の礼」が行われたとは考えにくい。

ただ、神武天皇の東方征伐(日向高千穂→橿原宮で即位)は、まんま西から東への文化浸透の擬人化であろうし、皇子達が一念発起して征伐行に旅立とうというのは、巫女社会に対して男が支配権を確立しようとした流れを示唆しよう。天照大神をはじめ、神代には多く登場していた女性達も、この征伐行以降次第に出番が少なくなる。圧縮された歴史と記憶、「女神」から「武男」への変化を象徴する存在が「神武天皇」なのではあるまいか。或いは本当に初期の武勇に優れた大王に対し、その功績に組み込まれたのかも知れない。

この時代の記述には、考古学的整合性から一顧だにしない流れがある一方で、宮内庁はこの陵は誰それの物だと比定に必死である。だが、根本的には口述伝承。何か事実は含んでいると思われるが、記録としては不完全なものと見るのが基本スタンスではないのか。しからば、手にした科学技術で裏付けを取り、記録を「完成」させてやるのが我々の使命であろう。

手前ウヨもサヨも気取る気無いが、教科書的に展開される日本神話=国家神道=戦争という連想方程式は、少なくとも神話の編纂、および神話を生きた始祖達に失礼だと言える。神話中の時空スケールに比して僅かな期間の戦争によってそのような汚れたイメージを付けてしまった我々は反省すべきであろうし、この方程式の故を持って神話の価値をおとしめるべき物ではないし、その必要もない。そして継承者である天皇家を政争国策、ましてや外交の具にするのはまさに愚の骨頂と言えるのは確かである。よく言われるが、紀元後、途中で侵略者に取って代わられることなく続いている王族は日本国天皇家だけである。GHQはこの天皇を「象徴」と置いた。これは国家人格の象徴であると共に、折りたたまれた時間と空間をも象徴する大きな意味を見いだせる。アメリカは敢えて天皇家を潰さなかったが、これは移民であり神話を持たぬ彼らにとって、イデオロギーの根源以上のものを天皇家に見たからであろう。けだし。

日の丸を国家権力が押しつける有様に違和感があるのは、大政翼賛の影と言うより、日の丸が背負った大いなる背景に思いを致さず、うわべだけの形式に拘っていると、我々日本人の遺伝子が知っているからではあるまいか。

地質時代を生きた旧石器人、九州の火を噴く山々の火砕流に戦いた縄文人、巫女からの神の声で瑞穂の国を育んだ弥生人。

我々の身体には、この長い記憶が遺伝子に刻まれている。対し神話は、この遺伝子の記憶を書物に書き起こした物。

立ち返る根源がある。それは誇りとすべきこと。
迷ったら、戻れる。それは幸せなこと。

この国に生まれて良かったと思えるように。八百万の神々と共に。

2009年11月14日 (土)

大地神明【3】

7.神と地と人

そのあからさまな断層こそ中央構造線である。
Mediantectonicline
(ぐーぐるまっぷ)
800pxtectonic_map_of_southwest_japa
(wiki)
↓阿蘇山空撮で佐田岬が見える形にしたがそういう意図である。阿蘇山から豊予海峡、四国山地、淡路島、和歌山、明日香、伊勢、渥美半島と、中央構造線は一本の線を描いて日本列島をぶち抜いている。

ここで古事記に戻る。

国土は次の順番で生まれたことになっている。

淡路島-四国( 伊予国・讃岐国・阿波国・土佐国)-隠岐島-九州(筑紫国・豊国・肥国・熊曽国)-壱岐島-対馬島-佐渡島-本州

アンダーラインは中央構造線の周囲。それ以外は何だ?って話だが、隠岐の島は出雲の向かい側であって、編纂時期を考慮すれば書いておくのは当然。壱岐・対馬は九州と朝鮮半島の間にあるので、これまた書いておくのは当然。

佐渡が離れているように思える。これは「本州」をどこまで意識していたかを知れば解決する。
中央構造線は伊豆半島が南から衝突した関係でwikiの図解にあるように大きく曲がっているが、最終的には霞ヶ浦に達する。

霞ヶ浦。

ここを挟んで南北に神宮がある。千葉県側に香取神宮、茨城側に鹿島神宮である。神のお社数あれど、「延喜式」に「神宮」と記されているのは伊勢(単に「神宮」)・香取・鹿島の3つのみだ。そして、この両神宮には地震を起こすナマズを封じたとされる「要石」がある。

はい。奈良と霞ヶ浦の間にコンパスを渡して、奈良と佐渡島の間に渡して下さい。つまり朝廷の勢力範囲はその辺りまでだし、中央構造線は地震の巣……日本列島に横たわる大ナマズとして意識され、東端であり海へ抜ける霞ヶ浦まで踏破された。そして、この東端の地、及び、奈良の東側に守護のため、大地の声を聞く場所として、神宮を置いた。

あとそう、「天の岩戸」がある高千穂は、阿蘇外輪山の東側。

次回まとめ

2009年11月13日 (金)

大地神明【2】

4.地と人

九州へ上陸した古代の人々が、否が応でも目にするのは火山であろう。特に阿蘇山、姶良桜島は年中無休の24時間営業である。これら山々が大地を震わせながら火を噴き、流れ出たドロドロの赤い塊はやがて固まって積もって行く。
それは新しい国土が今着々と生まれ出る有様を見ていることになる。
で、阿蘇山の俯瞰を貼ってみる。
Aso
どんなカタチしてる?
「然未成處有一處在」
違うだろうか。単にオレが助平なだけか。
しかし、「地名」が多く人体構造・特徴になぞらえた結果、すなわち、地形に人体を見ているのは「尻毛」ネタでも書いたこと。「程久保」「保土ヶ谷」など「ほど・ほと」+「窪」「谷」は、その部分に形が似ているから、という説明も聞く。
阿蘇カルデラは外輪山が明確であって、二重構造は古代人にも理解できたであろう。そういう形した大地が、出血を伴い新たな大地を生み出すわけだ。こじつけでは無いと思うが。

5.神と地

古代は巫女社会だと↓に書いた。巫女の役割って何だろう。託宣受けて一族に繁栄を。ええその通り。加えてもう一つ忘れちゃいけない大きな役割。
破滅から救うこと。但し、破滅……カタストロフは、具体例を知らないと「迫っているのは破滅だ」と判断できない。
破滅の記憶が要るわけだ。そう、ここで先の大噴火が出てくるわけ。
噴火は誕生であり、しかし死をもたらす現象でもある。
出産には出血を伴う。当然、当時は命がけだったわけで、火山の二面性はアナロジーとして容易に理解されたに違いない。だからこそ人々は、大地からのシグナルを受ける役割を女性に託した。
ちなみに「国生み」の前段階である「天降り」の地はその高千穂であり、火を放たれた小屋で木花之佐久夜毘売が産んだ三人の皇子は、火照命(ホデリ)火須勢理命(ホスセリ)火遠理命(ホオリ)…とにかく火にまつわる。

6.神と人

ここで事実を二つ。

ひとつ。電磁波過敏症ってのがある。主として送電線の下など交番電磁界(磁界・電解どっちかだけかも知れない)に置かれると、体調が不良になるというものだ。技術系からモノスゴイ勢いで否定されているが、サメや鳥は体内で磁気を感知して回遊・渡りを行っており、何らかの電磁気センサを人体が備えていてもおかしいとは思わない。むしろ地磁気という変動の少ない磁場の中で、神経に電気信号を飛ばして生きているってのが地球生命共通の特徴であるから、電磁界が変動していると不安に感じ不調に陥るのは自然なことかも知れない。

ふたつ。ピエゾ効果という物理現象がある。鉱物に圧力を加えると電圧が生じるというもので、時計のクオーツ(水晶)は、この原理に基づいて精度の良い振動を取り出すものだ。このピエゾ効果による電圧は、当然デッカイ岩盤同士の擦れ合い・破壊現象である地震において盛大に生じる。

合体して。

火山と地震が根源同一であることは古代人もすぐ判ったであろう。すると、災害の予兆を感じ取る……神の声を聞こうとするならば、電磁波過敏症さんに「大地の電気」を感じてもらえばよいことになる。「巫女の仕事」である。次に、仕事の精度を上げようとしたら、大地の電気が最大限に放射されている場所を探すことになる。
デカイ岩盤同士の衝突点。断層である。

で、上の阿蘇山俯瞰をもう少しワイド側に引くと、モノスゴイあからさまな断層が映っていたりする。
Baka

2009年11月12日 (木)

大地神明【1】

昨日の続きというか、もっとスケールのデカイ話というか。

オレが日本神話に興味を持ったのはむしろオカルト的・考古学的・地学的興味からであって、そうした視線や態度はギリシャやエジプトやケルトに対する見方と何の差異もない。

会社に出かけてデカイ日の丸翻って何事かと思ったが、今日は即位20周年なんだな。でもそれにちなんで昨日から記紀の世界に遊んでるわけではないっていう前書き。

さて本日はまず色々書き並べたい。

1.神の動き

「汝身者如何成也」
「妾身層層鑄成 然未成處有一處在」
「吾身亦層層鑄也 尚有凸餘處一 故以此吾身之餘處 刺塞汝身之未成處 為完美態而生國土 奈何」

古事記の「国生み」冒頭である。「貴女の身体はどうなってますか?」「私は女です」「私は男です。さぁ子どもを作りませんか?」……セクシー・ショック!いやこの位ダイレクトに告白できるのは尊敬に値する。さすが神様。

2.人の動き

日本列島への人類伝搬、上陸ルートを考える。当然海路だが、島伝い陸伝いで徐々に進んできたと考えるのが妥当。南西諸島から鹿児島、朝鮮半島から九州、シベリアからサハリン経由北海道、アリューシャンから北海道、この辺が常識の範囲だろう。
この流れは一度ではなく、太古から繰り返し何波にも分かれて行われたはずで、継続的に住み続けるようになったのが縄文時代、と言えるだろう。

3.大地の動き

旧石器時代から人はいるはずだが、継続的に遺物が出てこない。この背景には気が狂うような天変地異の存在がある。まず2万2千年前、現在の桜島火山の親分である姶良火山が「富士山8万個分」の噴火をした。灼熱の山津波のような火砕流が発生してシラス台地を形成した。九州山地は標高700m程あるが、これを越えて流れ、海を挟んだ高知県宿毛にも達している。この時代を最後にナウマン象が日本から姿を消している。火砕流災害としては雲仙普賢岳が直近では知られるが、スケールが格段に違うことが認識されよう(火砕流の最大スケールが普賢岳レベルと思われては困る)。
また縄文時代には屋久島北方の海底火山、鬼界アカホヤが同様に噴火して火砕流と火山灰が九州・西日本を覆った。これら天変地異は当時の人々をほぼ壊滅させたと共に、生き残った人々の間では、伝説として語り継がれたであろう。ちなみに屋久島の縄文杉は最も古いもので樹齢7300年というが、これは鬼界アカホヤが爆発した時代に一致する。つまり屋久島はこの火砕流で丸焼けになり、その直後に生えたのが今最も古い杉、というわけだ。

1回目はとりあえずここまで。

2009年11月11日 (水)

邪馬台国はどこにあったか

プリキュア→なめくじ→チョコレート→ももひき→邪馬台国
自然な流れだべ?
 
…首肯された方は同じ感性の持ち主とお見受けします。←左方、ポストのパーツをクリックしてメールください。お友達になりましょう(おるんか)。

お題

 邪馬台国はどこにあったのか。候補地の一つ、纒向(まきむく)遺跡(奈良県桜井市)で、女王卑弥呼(ひみこ)の時代の巨大建物跡が出土した。江戸時代から続く百家争鳴の所在地論争。補強材料に勢いづく「畿内説」に対し、「九州説」をとる研究者は反論する。古代史最大の謎、その行方は−。
http://www.nishinippon.co.jp/wordbox/display/6984/ 他多数

単純にはね

ヤマタイ→ヤマト→大和→近畿

と、なるんよ。だけどね。「邪馬臺国」を「やまたい」と読んだのは本居宣長なんだとか。18世紀の人間が弥生時代の漢書の発音を何で判るんだって単純な話がこれまたあって。

ヤマタイ≒ヤバケイ→耶馬溪

本当か?

あと物理的に「自郡至女王國萬二千餘里。」

倭国に至るには、船で韓国を経て7,000余里で倭国の北岸の狗邪韓国に到着する。そこから海を1,000余里渡り、対海国に着く。瀚海と呼ばれる海を南に1,000余里渡ると一大国に至る。また海を1,000余里渡ると末廬国に至る。東南へ500里陸行すると伊都国に到着する。東南へ100里進むと奴国に至る。東へ100里行くと不弥国に至る。南へ水行20日で投馬国に至る。南、女王の都のある邪馬壹国に至る。水行10日陸行1月。帯方郡から女王国までは1万2,000余里ある。
(魏志倭人伝→wiki)

大陸・半島との結節点は当然対馬-壱岐-九州で、少なくともこの地に文化交流を伴う大きな原始国家があってもおかしくはない。ただ、方向と距離はさておき、魏志倭人伝が言いたいのは「とにかく遠いぞ!」であろうから、半島から上陸する能力を持つ連中の「水行10日陸行1月」の終点を九州に求めるのはチト辛い気もする。

で。

この時代の日本の伝説との整合はどうなのよって話があって、「日本書紀」「古事記」のここのことだ、とか、この人が卑弥呼だとか、色々やってるんだけれども、そもそも日本の文字は大陸起源だから、大陸側の最も初期の「見聞録」であるこの時代に日本側に「エビデンス化能力」があるわけないんだな。

そんな状況で考古学的事実からおそらく正しいと言えることとして。

・日本列島への人の定住は旧石器時代から開始
・縄文時代は初めての「全国共通」文化
・弥生時代は西から東へと進んだ
・巫女社会→武装男性社会
・群雄割拠→連立国家→中央集権
・最終的に王都は大和に落ち着き、西方、東方へ討伐行が行われた。

従って、この辺の口述伝承を全て畳み込んだ上で、献上する時の権力へのヨイショを含んだ恣意的な改ざんを少々仕込まれたのが「記紀」だってのが妥当なのでしょう。ちなみにそう考えると、「皇紀2600余年」は、群雄割拠の時代の記憶の断片、文字通り神話扱いの太古の伝承を含んでいると見れば、全部創作で資料価値無しと切り捨てる必要もない。太陽神である天照大神の天の岩戸が、ストリップできるほど暖かい九州の高千穂にあって、太陽の強さは南に行くほど感じられるわけで。

「権力の中心に女性があり、群雄割拠から連合体が形成されつつある」っては見事に天照大神と日本武尊の遠征の中間状態なわけですよ。とりあえずオラが女神に託宣取ってもらってだな…戦しかけるべ、みたいな。

一方で天皇家の系図には、卑弥呼本人と比肩される神功皇后(じんぐうこうごう、成務40年(170年) - 神功69年4月17日(269年6月3日))、巫女さんだったとする飯豊青皇女(いいとよあおのひめみこ、允恭天皇29年(440年)? - 清寧天皇5年(484年)11月?)の名が同じ時代にあったりする。生没年の正当性はさておき、上記した伝承の残照と取るならば、少なくとも「過去に存在した」エビデンスにはなる。この辺巫女から男性天皇社会への移行を裏打ちする(現行皇室の神事には女人禁制のものも幾つか…男性社会の象徴)。

そうするとね。

「ウチ来て託宣やって下さい」
「天照大神の依り代を我が国へ呼べ」

こーいうしきたりが発生したんじゃないの?
で、たまたまある国でそういう儀式を行っている時、倭人伝の作者一行らと遭遇した。

大陸との接点北九州エリアをおろそかにしたとは思えないし、瀬戸内海沿いに東へ行き着いた奈良盆地に拠点を構えるのもまた不思議ではない。伊勢神宮は山を挟んで向こう側。神宮は神の都の入り口だべ?

どっちにも王権・神の力を浸透させようとしたらどうする。どっちかに腰落ち着けて動かないのがあるべき姿か。そんな一地域に縮こまるようなスケールの存在か卑弥呼。吉野ヶ里-纒向間東西600キロ。中国の一里は500メートルですか1200里ですね。

で、これらを全部ぶち抜くのが大地の血脈・日本列島形成の屋台骨、中央構造線というオチが付いて、オレ的には日本神話に「畏敬」に似た何かを見いだすのだが、それはまたいつか(^^)。

2009年11月10日 (火)

紳士の買い物

アフター・ファイヴは、ステーション・デパート。
ネクタイを締め直し、ジャケットに袖を通し。
カンパニー・ゲートをチェック・アウトし、秋色メガロポリスの街路を抜け。
リニューアルでリヴァイズされた、老舗店舗のエレヴェータ。
ケージが着床したフロアに降り立ち、ゴールド・カードをスロットにインサート。
ポイントをチェックして、ウィンドウ・ショッピング。
メンズ・フロアは7F&8F。カジュアル……フォーマル……
「長く愛され続けるテイストで魅了するオーセンティック・フロア」か。
バーバリー、アクアスキュータム、ラルフローレン、アルマーニ。
ゼロハリントンか、あの頃の携帯電話は輝いていたな。
そんなオレを見ていた年配の女性店員が「いらっしゃいませ」。大体この手のコンテンポラリーはオレ達世代の少し上が担当だ。「お似合いでいらっしゃいますよ」なんてな。
さて呼び止められて立ち止まると。
「何かお探しですか?」
「いわゆる、モモヒキ」
「は……」
 
 
 
(1秒)
 
 
 
(笑)

勝った。
「……承知いたしました。インナーウェアはこちらで御座います」
笑いすぎだよ。
「この辺などそうですが」
Mems_photo_item
いわゆる、ズボン下。
「足首までイランのですわ。膝上あたりまであれば」
Main2_img
「↑こういうの」←どう説明したんだ
「あ、でしたら『ボクサーパンツ』ですね。こちらで御座います」
なるほどそういう言い方するのか。確かにボクサーの履くトランクスに似てるっちゃ似てるがね。
膝上モモヒキってのが直感的でいいような気もするが。
「じゃ、この黒を2人前」
「(笑)ありがとうございます」
とりあえずお買い上げ。ヨコモジ多用は程ほどに。

(各画像はクリックするとメーカーサイトに飛びます)

2009年11月 9日 (月)

チョコレート・ミッション

↓神戸の生チョコを会社に持参、庶務ギャルRに渡す。
「とりあえず冷蔵庫に。取り扱いは追ってメールします」
「……はぁ」
怪訝な顔。取り扱いを指定される出張みやげってのもまぁ、無い罠。
ちなみにギャルRに渡したのには理由がある。

件名:土産物のの取り扱いについて
To:庶務ギャルR、庶務ギャルS、総合職ギャルT
本文
「洋酒風味」はココアパウダーをまぶした普通のチョコ。「抹茶風味」は抹茶パウダーのホワイトチョコである。
溶けかけたくらいが美味なので、提供予定時刻40分前に冷蔵庫より取り出し、室温に放置のこと。
2種類を任意に選ばせ、残ったモノは女子で山分けしてウヒヒ。以上。

庶務ギャルS「あっはっは」


Re:土産物のの取り扱いについて
from:庶務ギャルR
本文
冷蔵庫への貯蔵を完了しました。遺漏無く作戦を遂行するよう努力いたします。

庶務ギャルS「はっはっは」

件名:中間報告
from:庶務ギャルR
本文
冷蔵庫から取り出し、室温放置を開始しました。

Re:中間報告
TO:庶務ギャルR
本文
誠心誠意放置せよ!

庶務ギャルS「ぎゃはは!」

笑い上戸なのだ。メールが飛ぶたびに声を出してお笑いになる。彼女に託してこの手のメール飛ばしたら推して知るべし。

さて40分という時間設定がベストだったようで、とろけかけたチョコのウマウマ。

Re:土産物のの取り扱いについて
from:総合職ギャルT
本文
抹茶チョコをいただきました。美味でした(^^)v

庶務ギャルR「余ったの本当にいいんですか?」
オレ「いいよ。家にしこたまあるし」

ミッション・コンプリート

モモヒキ買い足して帰宅。
「ただいまぁ」
「チョコ食べちゃったよ」
(・ ・)

……コンプリート

2009年11月 8日 (日)

体調最悪

疲れが腰に来ている。
ひねったり前かがみになると、痛みがピリッとかメリッとか走るが、アッー!で動けなくなる。までに至らないのはカイロプラクティックの賜物か。
記事が手抜きなのはそういう意味だ。残業続き、週末出ずっぱり、挙げ句の果てに出張だ。そ~らアラフォー!の身には応えるわ。

何にもやりたない。

茶しばいて寝る。

2009年11月 7日 (土)

Incilaria bilineatum

オレニュースです。ナメクジの話題です。←待てコラ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


Pb070329
「Deroceras variansじゃないの?」
「いやLimax marginatus Muller」
どっちでもええわ。クワガタの水槽にぬとねばが付いているので、よくよく見たらこの通り。わざとマクロでぼかしてある。

Dsc00370
こいつは名古屋で斜向かいのおばさんの別荘にお邪魔した時にいたヤツ。Limax flavus。で、こいつが今激減?

ちなみにカタツムリだとキャベツでも食わせて一晩泊めたりするが、なめは屋外廃却。
理由?外観差別じゃない。住血吸虫とか余計なモノ体内にいたりするから。
塩ぶっかけたりしないだけまだマシだと思いたまへナメクジども。


以上、本日、日本一キモチワルイブログ記事のひとつだろうなぁオレニュースでした。

2009年11月 6日 (金)

ももひき父ちゃん東へ

新神戸から地下鉄で三ノ宮の駅に降り立つ。
電車のドアが開いて、最初に目に飛び込んできたのは。
コカコーラの自販機の中で燦然と輝くマックスコーヒーの缶であった。
このカンカンをここで見るとは意味もなく感慨もひとしおだ。
駅ナカの会話に神戸を感じる。「関西弁」とひとくくりに関東人は呼ぶわけだが、大阪と神戸は「ちゃう?」と「ちがうん?」くらい違っとる。
ホテルは駅の真上。眼下を列車が行き交うというオレに寝るなと言ってるような。しかし悲しいかな最早ここを征く夜行列車は1便のみ。最終列車を見送って睡眠薬。
起きて仕事して。
帰りは新神戸でモンロワールにチョコを求める。この店神戸が本拠のせいか駅ナカは直営店。バラエティが多いので、いつものチョコにトリュフを追加。青山に店出したの知ってるけどさ、「神戸の」生チョコに意味があるので。…こんど行こう←マテ
千葉から乗り継ぎは最終電車。終電でギュウギュウ詰めってのは異常だ。


2009年11月 5日 (木)

ももひき父ちゃん西へ

今回の寒気南下からももひきを履いている。保温せよと医者に勧められたためだが、締め付けられた男子本懐が窮屈(嘘付けツッコミ禁止)な上、暑いと、不服を申し立てていたのであるが。
新発見。そのももひきがクッションかつ適度なサポーターの役割を果たすせいか、座骨神経痛が軽減されたのだ。現在出張のため南下中だが、クッションが薄くて嫌いな700系以降の新幹線のイスでも、まぁ、耐えられる。
マタの表裏で悲喜こもごも。

2009年11月 4日 (水)

夫婦の会話2009・秋

妻「あしたは、いつも通り出て行くの?」
夫「ああ。で、そのまま帰ってこないから」
妻「そう」
 
 
 
 
 
 
 
…そら単なる「出張」だけどよ。寂しいわアナタぐらい言って欲しかったわウソでもいいから←ウソじゃダメじゃん

2009年11月 3日 (火)

澪つくす

「鉄道」カテに振ってあるが、鉄道の話は全く濃くない。銚子電鉄がらみってだけで食い物主体。申し訳ない。
とりあえずカボチャとエセ新車を貼っておくから勘弁してくれ。
Pa310318
Pa310319
……これ来ると駅の子ども達興奮して先頭に走って行くが、銀色のお古だぞ、お古。

本題

名古屋じじばばが「折角千葉に来たんだし……」とのことで銚子までミニ旅行。NHKの朝ドラは基本という世代なので、説明は澪つくしの舞台、で終わり。
「ローカル線でのんびりと」
と、ご所望。っても2時間掛かるがよかですか。
「いいよいいよ。鈍行がいい」
行程表を渡して切符はこれを駅員に見せてと送り出す。113系のボックスシートならイメージ通りであったと思うが、調べたら211系で成田バカ停あり。
お帰りは夕刻。
「朝16分も止まってた。16分」
あ、はいその通りで(^◇^;)
では銚子電鉄グルメコレクション。
Pb030324
観音駅のタイ焼き。
「買ってきて言うから買ってきたよ。前の人が30個も買っていってさぁ。こんな不格好なのになんで?」
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こういうことです。何もかもはみ出している。それが銚電食い物クオリティ。
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「おいしそうだから買ってみた」
いわしの佃煮@犬吠の駅の中。
「呑みたい」という人もあり「朝飯でご飯に搭載して」という人もあり。
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真打ちぬれ煎餅。「切符買ったら別に2枚もらった」
領収書がわりに煎餅もらえる電車は他にないぞ。
「木っ端もの安く売ってるねぇ」
B級品アウトレットあるわけですね。
Pb030328
問題:銚子電鉄に特に拘らない千葉名産はどれ?
ヒント:これが美味いと感じるのは相当に疲れている時。

2009年11月 2日 (月)

ナシにコダワリあり


ブログネタ: 食べ物の産地、気にしてますか?参加数

Pb020323
梨は二十世紀が好きだ。「幸水」「豊水」がメインなの知ってるが、あれだけ甘いとあの甘さが媚びてるようで逆に「過ぎたるは……」状態。

「あらナシ?ナシといったらラ・フランスでしょ。甘い香りととろけるような柔らかい口当たり」

吐かせ。野いちごにも通ずる酸味と歯ごたえ。出しゃばらない甘み。これこそ野趣あふれる果実ってもんだぜ。「果実である以上、オレを食わせてやるのはやぶさかではない」みたいな。

ちなみに二十世紀というナシは、1888年、千葉県は松戸の農家の庭先ゴミ箱に突然生えてきた新種ナシで、人工交配種である「幸水」「豊水」と毛色が違う。来るべき二十世紀の代表品種という思いを込めてそのように名付けられた。千葉県は梨の生産日本一だが千葉県原産の二十世紀の生産は鳥取県が日本一だ。今や鳥取の梨は二十世紀、二十世紀といえば鳥取の名産という評価が定着しているが、そういう背景があるのでしっかり憶えていってもらいたい。←何のセミナーだ

閑話休題

後は「新高」「新興」といったメガ級のナシもいい。どっちも「しんこう」と読めるが「新高」は「にいたか」と読む。
こと大柄の動植物には「大味」なんて言葉があるわけだが、コイツらの場合果肉を構成する細胞の粒径がでかいだけで、味覚が希釈化されているわけではない。噛み応えのある爽快な硬さで、何と言ってもその図体ゆえに食いでがある。こうなると「新高」「新興」の共通の原種である「今村秋」を食ってみたいが……千葉なら手に入らないかなぁ。

リンゴは「しゃりっ!」ナシは「じゃりっ!」

ちなみに「今村秋」は、洋なし派もあっと驚く姿形をしている。

Pb150332
「にっこり」(栃木)
豊水+新興。名前は「日光」のもじり。その大きさにリカもびっくり。

2009年11月 1日 (日)

753

↑……アラビア数字しかも半角で書くオレのセンスは如何なものか。

インフルエンザで伸びた七五三を今日挙行。場所は千葉神社
県名になるほど隆盛した千葉氏が、その感謝として氏神様である妙見様を祀ったのが始まり。現在は妙見様の本宮とか。
美容院で娘に着付けをしてもらい、電車乗り継いで全員集合。じじばばじじばばちちはは本人。
Dscn1264
平素ディープ千葉の山野を跋扈している娘にとって、身体を締め付け何のかんの頭部に搭載し、まともな歩幅で歩けない和の装いはここに来るまででいっぱいいっぱい。
そして境内はそーいう子ども達でこれまたいっぱい。当然同様にじじばばじじばばちちははセット。初宮参りの赤ちゃんと大人セット。加えて今日は戌の日。安産祈願のプレママたち。
対しこの神社何と境内2階建て。「国内唯一……」そらそーだろ。妙見様上から下からかしこみかしこみもまをされるわけで。
早えこた早え。但しプレママから数え1,3,5,7全て一緒につき祝詞は長い。
「ビデオで撮ればいいじゃん」
若い男の声あり。
「撮影ダメだって言ってたよ」
注意する女の応答有り。
「え?ダメなの?」
神様は見せ物か愚か者。てゆーか宮司さんから放送(!)で案内あったやんけ。
大人でこういう話聞いてないヤツってのは、恥ずかしい通り越して哀れだ。
帰宅してホームパーティ。苦しいキモノから解放された娘は、すしを食い倒し、じじばば四人を相手にひたすらに喋り倒すのであった。

星がたりとか

写真用。気が向いたら記事書くかも知れない。
「りぼん」どこ行く。

本屋でバイトしてた頃発売日には開店前から女の子待ってたけどなぁ。
Pb010322


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