本物の杏仁豆腐が食べたいよう~
↑実家ネコをさんざもふもふした後、杏仁豆腐が欲しくて物凄い寄り道。
「スーパーで買えばいいじゃん」
こういうヤツな。ホテルの朝食バイキングなんかでもよくある。
でもコレ「杏仁豆腐」とちゃうねん。
原材料:粉飴、砂糖、食用植物油脂、澱粉、乳蛋白、甜杏仁、ブドウ糖、コンスターチ、脱脂粉乳、ゲル化剤(増粘多糖類)、乳化剤、酸味料、香料、調味料(無機塩)、リン酸塩(Na),着色料(クチナシ色素)、酸化防止剤(V.E) ※商品の一部に乳製品・大豆を使用しております。
要はアーモンドエッセンスを加えた牛乳ゼリーなのだ。
本物の杏仁豆腐は…まぁ検索してもらうといいんだけど、杏の種の中身(上で太字にした甜杏仁がそれ…本当ならば)を乾燥させて粉末にしたものが原料。大量・安価とは対極に位置する。
妻と結婚してすぐの頃、横浜中華街で飲茶して杏仁豆腐を食べた。
次元の違う代物だった。本物だったのだ。テイクアウトOKというから時々、寄って買った。テレビで紹介された。さもありなん。
しかし、名古屋に引っ越して店から遠ざかった。以来6年。
実家から中華街へものすごい寄り道を敢行したわけだ。その店へ直行し、テイクアウトを頼んだ。店のおばちゃんも特に変わってなかった。
6年ぶりに買うと話したら、「味は変わっていないと思いますよ」
…ん?と思った方は注意力のある人か、ご自身飲食店で腕をふるわれる方であろう。まぁオチは後で。
延々千葉まで持って帰る。店の袋を見るや支店を開設。おやまぁテレビの効果は絶大だねぇ。
で、冷蔵庫で一昼夜。三時のおやつにいただきま~す。
舌に載せ軟口蓋との間ですーっととろける食感。
甘さはほのかに添える程度。しかし味わいは奥深い。
ど こ へ い っ た 。
「思いますよ」
そう、自分の舌で確認していればゼッタイ出てこないセリフ。
支店が出来ている…必要な数作る要アリ=工場生産。
合理化と手を抜くのは違うんだよ。中国の人。
「え?ワタシ本物食べたんじゃないの?」
「違う。変わってしまった」
悲しい。
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