千葉の方言…?
「米をかす」
「鍵をかう」
「ほかる」
全部妻の持ち言葉。すなわちナゴヤの方言だがね。
ちなみに「かす」は「淅す」と書く。「淅」の字は「せっこうしょう」と入れて変換すると出てくるだろう。広辞苑にはこれで「研ぐ・洗う」の意味が載っている。和名抄にも出てくる古い言葉で、「米加須」と書いたらしい。ネットをざっと眺めたところ、畿内を中心に、東海は箱根以西、西国は岡山近辺まで使われているようだ。平安時代に白米研いで食っていたなんざ畿内の貴族だけだろうし、研ぐという行為自体「滓」を取り除くという意味だ…まぁいろいろこじつけられる想像は膨らむ。あ、残りの意味は興味があったらぐぐってね。←すぐ出てくる時代なんだよな
で、妻から素朴な疑問。
「千葉の方言ってないの?」
…余り聞かない。
隣が常陸の国茨城だから、「だっぺ」系の語尾はあってもおかしくないな、とは思う。なお、「~べ」というのは、実際には神奈川・東京多摩など普遍的に存在する。標準語は東京弁・関東方言と言われるが、取り込まれなかった「隠れ方言」であるかもしれない。
「こんばんは。7時のNHKニュースだべ」
…ドクロベエか。
さておき調べてみる。←すぐ出てくる時代なんだよな
うう~ん。ナゴヤみたいに「その地方でしか通用しない独自の意味を持っている」って無い感じだなぁ。
「あに」
某バカ殿が使っている「あにすっだよ!」…「何」である。
「あんでんかんでん」
なんでもかんでも→なんでんかんでん→あんでんかんでん
「しょいねぇ」
しょうがない→しょうねえ→しゃあねぇ
で、しょうねえとしゃぁねぇの中間体だろう。
要するに音便変化「なまり」がメイン。
まぁ、
強いて言えば、
千葉だけで通用する独自の意味を持ってるったらこれか。
「なぁ」
「なぁに?」
「今夜さぁ」
「マックスしようぜ」
「いやっ」
べしっ!
どかっ!
ぼかっ!
ばきっ!
かみつきかみつき。
「ふんまら」状態で迫ったのが失敗だった。
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