セイヴ ジ アス
「アスはアースじゃないの?」
「何でカテゴリが『心と体』?」
アスはearthにあらず。
†ass2[ s ]
[名]((米俗))
1 尻(しり), けつ;けつの穴.
save the ass …オレのケツを守れ。
てなわけで毎度おなじみ日本唯一最悪シリーズ記事「オレのケツ」現在の取り組みをご報告。え?誰も求めてない?
でも真面目な話、椎間板ヘルニアン、座骨神経ツウリスト、及びセイヴ 痔assな方々まで、実用範囲は広いのよ。
※assはケツとされるが、英語圏ではそれ以上に品性お下劣破廉恥きわまりない言葉なので、特にレディと乙女と美少女は使ってはなりませぬ。…そーいう彼女たちがこの記事読むわけないが。
●ケツの味方・ももひき
ヘルニアンもツウリストもジアッスも、共通して避けなければならないのは「冷え」。血行障害と神経痛はデフレ同様互いに悪影響を及ぼし合う負のスパイラルを持つのだ。
「カイロ入れてももひきを履きなさい」
蝉時雨の昼下がり、名古屋の整形外科医は真面目な顔でオレに言った。
さすがに真夏は不要だが、晩秋からももひきを着用に及ぶのが以来決まり事になった。ボクサーパンツ?ももひきでズボン下で何がイケナイ。横文字にすればどうにかなるというのは大いなる勘違いだ。
(ちなみに義父はウィンドサーフィンを「帆掛け船」とのたまった。この大暴落にオレは心酔した)
閑話休題。これは確かに効果があった。ただ問題ももたらした。キッチリ股上持ち上げて着用すると、男子本懐が窮屈になる上にムレてしまうのだ。後ろは保温だが前は放熱不能に陥るのだ。ご存じの方も多いと思うが男子本懐のブラブラ袋部分には人体で唯一脂肪がない。これはぶら下げることも含めて、体温より低くし、精子のエネルギー消費を抑制しようという神の采配なのだ。
ムレてアセモ作って便所で薬を塗りたくっていては、神の意志に反するのである。…いや想像しなくていいから。
2年悩んだわけだが←おい
締め付けすぎという観点から、こういう履き方をするのではなく、最近の高校生みたいに少しずるっと下げてみた。
いやズボンではない。ももひきだけ。多少、動けるように。
すると股ぐら男子本懐くん曰く「よろしくてよ」
ケツ論:「ももひきは緩く履くがよし」
ズボンの中がずんだれててもいいじゃないか。外はビシッと。中はびろんと。
●ケツの敵・走ルンです
「走ルンです」とは昨今絶賛増殖中のJR東日本銀色電車、及びその流用私鉄車のこと。特に初期設計の209系、E217系、E501系、E231系を指す。国鉄形に比して余りにも安っぽい作りであることから、かのカメラに準えて皮肉って呼ぶ。
この電車群軽量化に力が入ってるが、このとばっちりを最大限受けたのがお客様がお座りになられる座席のモケット(座布団)。国鉄車では中にバネまで仕込んであるわけだが、比してペラペラのカチカチ。大昔プラスチックの地下鉄電車があったが、それよりはマシってな程度。加えてコイツら背もたれに変な丸みが付いており、居眠りしようものなら頭が反っくり返って口がパカーっと開き、ケツはズリ出して前に動き、座骨神経痛で一番痛いところに体重が掛かり、対し背もたれが腰の一番痛いところを刺激するという、最悪としか形容しようのないお客様の御座所なのである。立つ方が楽か、座る方が楽かは、ヘルニアン、神経痛リスト、ジアッスそれぞれで違うが、間違いなく言えることは、立ち続けるより、国鉄形の椅子に座るより、走ルンですの御座所の方が患部に良くないと言うことだ。そして総武快速は全部E217だ。
で、前にも書いたようにグリーン車でホッと一息なのだが、そうそう毎度グリーン車ではカネが幾らあっても足りぬ。え?グリーン定期?土日が勿体ないだろうが。
そこで特に東京駅から乗る場合は京葉線も使うことにしている。ここはお古の巣窟だが、そのお陰で国鉄形がまだまだ元気である。そのバネの利いた椅子にケツを落ち着けるのが真に安楽なのである。
ただ、彼らかて安楽ではなく、いずれここも走ルンですがはびこることになろう。オフィスの椅子にクッション敷いてという方もあろうが、やがてmyクッション持って通勤する嵌めになるのだろうか。アルマーニのスーツ、ピエールカルダンのシューズ、そして小脇に
…ケツじゃなくて前が燃えそうだな。
綺麗に?オチたところで今日はここまで。
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