死生観【悲しみと怒り】
加曽利貝塚からは埋葬された乳児も多く見つかっている。
この子達は土器に収められているが、そのことごとくが底部を打ち欠いてあるという。大人の死とは異なる特別の「思い」が込められていることを示唆する。
普通、死なれるのは悲しく、殺されるのは悔しい。
立ち会い出産(閲覧パソコン専用)をした立場から言えば、この情動は遺伝子によると断言できる。最も、そうでなければ愛情につながらないので当然なのだが。
さておき、死は喪失という認識が遺伝子のプログラムであるというわけだ。従って当初の死の理解は生物的には再生であり、心理的には喪失。
追って生物的には消滅、心理的には継続と消滅の2種の可能性。ここで消滅の可能性は恐怖につながった。
さて、宗教にご登場願おうか。
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