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2010年3月12日 (金)

いっそのこと「各停飛行機」飛ばしたらどうだ

或いは文字通り「エアバス」か。
47都道府県に98空港。「特定の空港から特定の空港へ」どれだけ需要があるんだって話。
今日は鉄ヲタのオレサマが地方空港問題にチャレンジしてみよう。

「大量輸送機関」のシステム形態は大きく二つに分かれる。都市間(拠点間)輸送と、都市-地方間輸送だ。後者の場合、都市間輸送を担う幹線に地方都市へつながる支線を接続する形を取ることが多い。フィーダー輸送とも呼ばれる。

この双方の形態をニョジツに反映しているのが、東京を境に二分されている新幹線網である。「東海道・山陽・九州」(先んじて九州をくっつけておく)系は都市間輸送の形態であり、比して「東北・上越・北陸」(長野は北陸の部分開業)系はフィーダ輸送の形態を取る。ここから航空機輸送はすべからく点と点を結ぶ「都市間」の形態と言える。これは、新幹線なら一つの列車にまとめられるはずの乗客を、飛行機では空港の数だけ飛ばす必要があることを意味する。それがどれだけ非効率で儲からない話か、数字を並べて論ずる必要はあるまい。

で、「各空港に寄って行く各駅停車風飛行機」なのである。あんなデケエもの上がったり下がったりは燃料バカ食うのは承知しているが、文字通りの「東京の空気を運んできた」よりはマシなはずだし、ニッチな需要にも対応できる。この点、東京-大阪間に位置する静岡や松本、ちょっと苦しいが小松や能登は可能性があるのではないか。「のぞみ」を止めるとか、リニアを引っ張るだけが能ではないですぞよ?

ただ。

それでも苦しいのが都市圏の第2第3と言われる空港である。新幹線なら東京から品川、新横浜、大阪エリアでも京都、新神戸とチョンチョン止まるが、飛行機でそれやろうとするとあまりに儀式が過ぎる。羽田・成田・茨城なんて浮いたか浮かないかのウチにすぐ旋回して着陸、ってなことになる。何だか飛べそうで飛べずにジタバタしてる白鳥みたいな有様になるだろう。でもだからってこれら第2第3空港だけに用がある人は、得てして第1より少ない、場所によっては極端に少ないわけで。
結局どうやれば無理矢理使えるか、という話に帰着してしまう。一般にそれは手段と目的の取り違え、主客転倒とか言う。すなわち、空港自体の乗降客は少ないのに空港自体を利用する方策はないか。

ハブに徹するという手はあるだろう。岡山駅は「のぞみ」停車駅の中では人口が少ないが、四国・山陰へのハブとしての使命がある。これは航空機の場合、たたでさえ混雑している第1空港よりは第2第3の方が好適だ。茨城などはこれに向く。東北各地から集約し、大阪エリアへ。或いは中部地区から集約し、千歳へ。

政治家の暴走を嘆く前に出来ることはいっぱいあるんじゃないの?

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