きな臭い話
その1
頭の上横田のギャラクシーにぎゃんぎゃん飛ばれた立場からすれば、米軍基地なんか無いに越したことはない。気が狂うほどうるせぇし、そもそも軍人の癖に綱紀が全くなってないのは折に触れ報道される通り。合衆国自体が恥さらしだからどうしようもねぇという話もあるが。
問題は「沖縄」という地勢だ。往事日本列島自体を空母に例えた不謹慎な宰相がいたが、実は(合衆国の)軍事的には全くその通りなのだ。大陸勢力が太平洋に出てくるのを食い止める。こういうわけだ。「いざ」という時に「そこ」にいる、それが抑止力になり、「そこ」こそが沖縄、というわけだ。米軍引っ込めたら文字通り「すっ」と、世界一の人口と二番目?のGNPが入り込んでくる。
米軍を引っ込める方法、として考えると、日本自身がそれを補うか、平和友好・相互不可侵を結ぶしかない。ところが後者の場合、条約とは約束であって、相手が守ってくれて初めて成り立つ。自分で担保できないモノに国と国民の命を賭すなど愚策。自衛隊にウェイトを移して、米軍比を下げるとか、日本人の傭兵で組織された海兵隊とかね。米軍トップクラスを意味する栄光のマリーンズがガイジン傭兵を取るとは思わないけどね。沖縄から軍事力はどけられないが、削減或いは米軍の比を下げる努力はすべき。海兵隊である意味は「即座に強襲揚陸を掛ける」ことであるが、実際には空か海上か海中から幾らかの時間を掛けて遠くからやってくることになるので、後は技術力でしょう。叩き返すだけじゃなく、スルーして無効化するのも方策ですよ。
その2
半島停戦状態で57年経過。バランスが揺らいでいるようだが。
【ソウル17日聯合ニュース】政府は20日に予定された海軍哨戒艦「天安」沈没事件の調査結果発表に先立ち、19日ごろに中国やロシア、日本など6カ国協議参加国に事前会見を行うようだ。また、調査結果の発表後、駐国連大使を介して国連安全保障理事会議長に書簡を送る形で安保理への提起手続きに入ることを検討していると伝えられた。
政府筋は17日、事件に対する国際社会の断固とした対応を引き出すには、安保理常任理事国に属する中国とロシアの支持、さらに日本の支援が非常に重要だと説明。近くこれらの国に説明を行うため、準備を進めていると明らかにした。
うるせえ。知るか。何もかも日本が悪い言うクセにこういうときだけ「協力してくれ」かよ。
「これはお前が悪い。これもお前が悪い。この島はオレのモノだ。オレのケツ拭け」
口を極めた極めて下劣な悪態をつきたいが、それじゃ同レベル。逆の物言いをしてみよう。
第9条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
寝ます。おやすみなさい。
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