くたばれ自然「保護」
カンガルーはニコニコ殺して鯨を食うのは犯罪で。
自分たちは牛は食うけどマグロを食うのは許し難い。
油だだ漏れ船は放置で、油田の事故には目もくれない。
木を切って箸を作るのは乱伐だが、権利を金で買ったから石炭火力発電所からモクモクと煙を上げるのは別に気にしない。
減税の対象にならないとデカイクルマを買わせようとし、氷の溶けた北極に航路が出来たと喜んでいる。
隠し撮りは正義で伝統文化は悪だそうだ。
鉱物資源を簒奪しておいて、大地に溶け込んだ生活を原始的だ野蛮と罵る。
で、罵った肌の違いに比して遺伝子的には逆に極めて近縁であることを知らない。
石の建築が残っているのは古くから文明が開いていた証拠で、腐敗して消えたであろう木の建築の存在に考えが及ばない。
要するに自分たちのやってないことを地球の裏側でやっているのが許し難い。
でも地球の裏から見れば、お前たちが自然と乖離した「高度に文明的なことしかできない」だけ。
神は自然と共に生きる術を失ったお前たちに、屠る権利を与えただけだ。
居丈高に英雄づらする前に、お前らの方こそ保護されているみじめな状態であることに気が付け。
レイシスト。
ファリサイ派の人々のパン種に注意しなさい。それは偽善である。覆われているもので現されないものはなく、隠されているもので知られずに済むものはない。だから、あなたがたが暗闇で言ったことはみな、明るみで聞かれ、奥の間で耳にささやいたことは、屋根の上で言い広められる。
(ルカ書12/新共同訳)
« カイロプラクティック1年経過 | トップページ | 月と金星 »
コメント