転用・再生・再利用。或いはせこい使い回し。
妻の実家パソはwin98を載せたNECのノートであった。
「インターネットやろう」という父殿の殆どイヤッホウ衝動買いであったという。
ただ、そのNECで妻は俺との愛を育んだ(*^^*)ポッ。
「わっはっは!」
……妻よ笑っても最早隠せぬ事実。
さておき結婚後NECは経年し、ハードディスクもクラッシュしたところで。
「画面が大きな方がいい」
という義父の意向もあって、後継にはXPのデスクトップを据えた。
しかし。
「小さいの(ノート)で株とか見てたんだけど、捨てるしかない?」
義母のコトバがひっかかったところで、ショップで見つけたノート用ハードディスク。
すげ替えてリカバリCD食わせると。
〝80GB全体をCドライブにしますか?〟
オリジナルは6.4GBなのに80GBまで認識するとは上等ではないか。
win98で復帰させ、メモリを追加しXPにアップグレード。
「あれ、直ったのかね」
『パーツさえあればいつまでも使える』ってのがいいことなのか悪いことなのか判らんけどね。
斯くて義母用サブ機となったNECは長く重用された。キートップが爪折れで剥がれたらUSBキーボードで代用し、画面のバックライトが切れたら中古のモニタを買ってきて更に代用した。こうしてノートのくせに画面とキーボードは外付けというボロボロになりながらも2009年まで彼は動いた。
しかし、
「スイッチ入れても動かなくなった」
加えて
「2階(デスクトップ)も動かんのだわ」
NECは電源、デスクトップはマザボでICの冷却フィンが剥がれて不動……すなわちマザボの死亡であった。
もういい、もういいよ君たち。
こうして妻実家パソは64ビットのwin7に一本化された。
「捨てていいんだな」
「はーい」
余剰品。デスクトップとノートのメモリ数枚。それぞれのハードディスク。カードとUSB型の無線LAN子機。
一方。
自宅パソはXPのエプソン15インチノートがしばらくメインを担っていたが、クレカの番号漏洩が発覚し(追って原因は通販サイトがクラッキングされたためと判明したが)、セキュリティ面で最新化する必要があろうと、気は進まなかったがメモリ積み増してvistaにした。しかしCPU1.3GHz・ハードディスク40GBのノートに、vistaはあまりに大きく、重かった。おまけにアプリケーションの追加やセキュリティパッチの更新で見せる想定外の挙動など、vistaは対人インタフェースの面でも愚作であった。
そして2009年、彼は冷却ファンがイカれた。
3年落ちを直すよりは……ヤマダで売れ残りのレノボを引き取って後継とし、エプソンは裏蓋開いてヒートパイプを剥き出しとし、ノートPC冷却用のファン付きアルミ台で直冷として使用することとした。ただし、vistaは重すぎるため、テストを兼ねてwin7とした。
この結果。
・半壊れで40GBのハードディスクにwin7を積んだ3年前のノート
・2009年型だがvistaを積んだノート
・主を失った80GBのハードディスク
・ブート可能なwinXP。アップグレード用のvista。アップグレード用の7。
こんな現役と余剰品。
無論非効率で勿体ない。vistaはわざわざ使いたいOSではない。
そこでまず、妻実家の80GBをエプソンに突っ込んだ。フォーマットしてXPを突っ込み、2日がかりでSP3までアップデートした。ぐーぐるくろーむ、ジャストスイート、ソニックステージを突っ込んで音楽メインのサブとした。
そして、レノボのvistaを7に更新した。マシンのスペックも効いて、もっさりしたvistaよりナンボかマシになった。
『適材適所で快適に使う』
少なくとも、それはいいこと。
・80GBハードディスク
購入パーツ→NECのノート→エプソンノート
・winXP
実家デスクトップ→妻実家ノート→エプソンノート
・win7
エプソンノート→レノボノート
・vista
エプソンノート→用なし
なおOSは同じ板から2台同時に使うということはしてないので念のため。
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