妖精とつきあいのある身(!)としては
ナニ?タイトル意味不明?
こういうことさ。
アリエッティ見てきた。
う~ん。基本的には佐藤さとるの「コロボックル」シリーズと同じ路線。彼らの生活を恬淡と描写して見ている側がいつの間にか味方になっている、みたいな。以下箇条書き。
・ストーリー展開自体は間延びしており退屈。劇場の大画面は画力で引っ張れるからいいが(映画は映画館で見ろ、が宮崎さんの主張だからそれでいいのだが)家でDVDで見たら多分退屈。
・恋愛の序章にありがちな繊細でささやかで機微な部分を含む。経験者でないと理解しづらい部分で、お子様にはどうかな?
・夜中にキリギリス鳴かすなバカモン
・賛否両論だと思うが、作中の昆虫や節足動物をいわゆる「アニメ顔」で描くのはオレは反対。ファンタジーは「ありえねぇことを如何に実在っぽくするのか」が基本で、そこだけ「トトロ」じゃぶちこわしだし、彼らを通して自然の厳しさを言うなら尚のこと。
昆虫の顔はどアップだとキモくて当然。ましてやダンゴムシのところは。
こーなってて欲しい(ダイオウグソクムシ…クリックで江ノ島水族館公式)
・67億の話はとってつけたようでイラネ。だから昆虫をもっとリアルにだな。
・あと、カラスをひっぱたくところはぜひこのセリフを言って欲しかった
「だめだ、ぶてばもっと仲間を呼ぶぞ」
いろいろ書いたが、物語としては、まぁ、まとまっているので、その点では、特に問題ない。志田未来のアテレコも水準は確保している
くっそ(苦笑)。いや、逆パターンだから別に悔しがる必要は無いんだろうけどさ。
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