「萌え」の心理
模型屋(タムタム千葉)にはフィギュアのコーナーがある。娘一緒だったからプリキュアのを探してみた。
「2500円」
「顔面・手首パーツが付属し好みの表情とポーズに交換可能」
「対象年齢15歳以上」
とあってびびった。要は関連商品として最高グレードのモノであって(バンダイ公式商品でっせ)、仮に買い与えるなら、他の子は普通持ってないというプレミアム性も含めてこっちだろうが…いかんせん顔が可愛くないので却下した。いつぞや貼り付けた食玩の方がかわええ。
てな状況で帰ってきて2ちゃん開いたらこれだ。
ゲーム「アイマス2」にファン衝撃 内容変更しろとネットで大合唱
・バンダイナムコゲームスが2011年春発売するゲームソフト「アイドルマスター2(THE IDOLM@STER2)」の内容を変えるべきだ、との批判がネットにあふれ、大混乱になっている。ネット通販「アマゾン」には内容を批判するレビューが殺到して削除されたほか、抗議活動や不買運動を呼び掛ける書き込みも多数現れている。
どうしてこんな騒動になってしまったのか。
う~ん。
まぁねぇ、女の子アイドルをプロデューサーの立場で育てるってギャルゲーに「男のユニット」を加えた時点で誰も歓迎しないのは目に見えていると思うんだが。
「萌え」
このコトバを恋愛もしくは性欲の近似系としてオレが最初に見かけたのは古本屋のえっちな同人誌だ。1980年代後半である。萌え…本来萌え出るであって、芽吹きや兆しの情感を言う。ロリコンすなわちオンナとして芽吹き育ち始めた少女に対し恋愛の兆候を見いだす感情であってなるほど言い得て妙であると納得した記憶がある。←感心するな
四半世紀を経て一般化した、と言うことか←大所高所から概観すな
ただね。
これその出自から判るように本来アンダーグラウンド、変態性欲を象徴する語だったのよ。すなわち「下心」が多分に含まれる。でも今そういうニュアンス含んで使ってる?
この言葉はえっちなアニメが出て来るとそっちについて回った。そして「アニメの女の子」…二次元に対する感情として一般化した。その住人達はこう言う。
「三次元は面倒くさい」
あったりめーだオンナってのは気まぐれでワガママな、しかしそこがカワイイ生き物だ。それを経験値と手練手管と甘言を弄して振り向かせるのが恋愛ってモンだろうが。始めから全部うまく行くもんか、想定範囲の応答だけするもんか、バカモノ。失敗とそれに基づく類推があるから、正しくそして創意のある手段が紡げるんだろうが。
まぁ元々ロリコンが同年代に相手にされない=もっと下なら与しやすし…という心理に基づくモノと規定するならば、三次元は面倒くさいは当然の帰結とも書ける。但しそれは犯罪予備軍であるのみならず、「オンナ獲得する」という男性の存在原理と比肩してどうだろう。
逃げる前に、生き様で勝負しな。
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