夢の質
心療内科で何かしら診断が下ったならば、往々にして日々の心理状態を誰かに話したり書き出したりしろと言われる。このブログもその一種である。そして今日は内容的にもそれに当たる。タイトルの割に深刻で何よりパラノイアチックである。
なので、読み飛ばして下さって結構。ビジュアル的緩和用にのぞみ貼っとく。
●追われる夢
まんま、追い詰められている、プレッシャーを感じている場合に現れる。逃げる、のも同じである。
対応能力が足りてないから切羽詰まる。ただそれはスキル的な問題なのか、負荷が明らかに過大なのかは人それぞれである。昨今人件費削減による個人負担の増加、何かに付けて「急げ急げ」言う風潮でこれは増えただろう。また、いわゆるゆとり世代は、短期詰め込み、及び怒号や体罰を背景圧力にした教育を受けていないため、社会に於ける怒号に対応できず、やはり追い詰められる可能性がある。個性差を認めず通り一遍平均反応を要求する環境でも生ずる。
自分も、コレ。眠れないほどになり、心療内科の門を叩いた。
●昨今変な夢
「追跡者」は生じる。だがちょっと逃げてから待ち構えて対応すると立ち止まる。そんなのが多い。但ししばらくするとまた追ってくる。
その「追跡者」は往々にしていわゆる「野放し」さんの様態を取ることが多い。妙な音がずっと聞こえていたと思ったらエレベータホールの機械室に入って奇声を発している、そして突然追いかけてくる。
どこか「理不尽」を深層心理で感じているのは恐らく確かである。何で?何か違うんじゃない?或いは中身の読めない漠然とした不安かも知ない。コレで大丈夫かな、何か言われないかな。でも大丈夫と自信が持てる境界線不明、みたいな。ただ、上と違うのは、追われて確かに逃げるんだけど、それだけではなく、立ち止まって見返すと相手も立ち止まり、更に元いた位置に押し戻すことができる、ということ。プレッシャーはプレッシャーだが、逃げず迎え撃てばどうにかなる、という感触を掴んでいる証左であると見られる。エレベータってのが律儀な機械で、理不尽と対極の存在であることもそれを象徴している。
今日は腹が痛いのでサボっている。それは多分、深層心理では「律儀」と「理不尽」が混在するカオスと少し距離を置きたい。以上奇妙な記事おしまい。
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