迷惑電話を撃退セヨ~お会いする約束の件で~
さて今日のパターン。隣の課だが代理で取った。
「ハイ土日鉄道です」←会社名で出ること。部署名言わないこと(復習)
「オレサマさんおられます?」←実在するぞ。但し当てずっぽうかも知れない
「どちらの部署におかけでしょうか」←当てずっぽうかどうか確認
「保線部長のオレサマさんです」←正解
おおっと。
実はこういうパターンは少なくない。ある程度の肩書きだと日経なんかに異動が載ったりするし(やめれアレ)、なんちゃら工業会や学会、業界のワーキンググループの会報誌に「会員」とか「編集委員」なんて書いてあったりね。
続き。
「どういったご用件でしょうか」
ここでなまじ間を作ったもんだから食い込まれた。
「実は午前中にご契約の件でお電話頂いたんですが私の方が不在で。午後お会いする約束を頂戴してお時間の調整だったんですが、またお電話頂戴するのもお手数かと思いまして」
おおっと。さぁ「気遣い」というパターンだ。しかも嘘っぽいが本当かも知れない。アナタならどうする?
実はここで当人にお伺いを立てた。心当たりないなら切ります。いやマテマテオレが出る。…で、個人情報どこから仕入れた何の約束だそんなこた聞いてねぇ人の話聞けとフルボッコにしてしまったわけだが。
部下たる者上司に仕事の手間割かせて対応させたくないじゃないのさ。
正解はコレ。
「どういった内容でしょうか。折り返し電話させますので、お手数ですがもう一度会社名とお電話番号、お名前と簡単なご用の内容を頂戴できますか?」
ただこれ単純じゃない。
(1)この質問を相手に失礼かもと考えちゃいけない。躊躇しない。
まっとうな内容で仮に文句言われた場合でも、セールスが多いので失礼しましたで済む話。
(2)間を作らない
「どういった内容ですか?」と応じた時点で「その者が部署に実在する」と伝えたことになる。最も本当にまっとうな内容だったら嘘言ったら大事になるので仕方がない。だが、ここで区切って間を作るとすかさずつけ込まれる。だから折り返し云々まで一気に言い切る必要がある。
噛まずに言えるように書いて貼っておくべし。
仮に上記の
「実は午前中にご契約の件でお電話頂いたんですが私の方が不在で。午後お会いする約束を頂戴してお時間の調整だったんですが、またお電話頂戴するのもお手数かと思いまして」
こういうパターンで来られた場合も一緒。折り返し、でよい。
ちなみにこれで相手が応じてくれなければ仕方がない。
「申し訳ありません。勧誘の電話が多いので、ご教示頂けない場合はお取り次ぎできません。電話切らせて頂きます」
●まとめ
実在する同僚に電話が掛かってきて、相手の内容に確信が持てない場合は
「どういった内容でしょうか。折り返し電話させますので、お手数ですがもう一度会社名とお電話番号、お名前と簡単なご用の内容を頂戴できますか?」
教えてくれない、又は食い下がられた場合は、たとえどんなに心動かされようとも。
「申し訳ありません。勧誘の電話が多いので、ご教示頂けない場合はお取り次ぎできません。電話切らせて頂きます。」
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