アームで衛星キャッチだよ!
ハートキャッチ
ボールキャッチ
そして、衛星キャッチ。どうやら日本は「キャッチ」で世界へ、そして宇宙へ羽ばたくようだ。いや1枚目と2枚目の飛躍は気にするな。3枚目でもっと飛躍してるし←マテ
しかしこの人、
「高度400キロ程度を時速28300キロで飛行するサッカー場サイズの物体の片隅に、日本時間1月27日の午後8時45分に10メートル以内まで接近するために、1月22日14時37分57秒に打ち上げ、その15分13秒後H-IIBロケットから分離された」
わけです。なお、操縦は全自動、すなわちロボット。
持ってった荷物はJAXAサイトによると、NASAの依頼品の他に
・温度勾配炉(Gradient Heating Furnace: GHF)
・多目的実験ラック(Multi-purpose Small Payload Rack: MSPR)←燃焼実験ができる
・食料、衣類などの日常品、実験用品などの補給物資を格納した物資輸送用バッグ(Cargo Transfer Bag: CTB)
・飲料水を充填した水バッグを格納した飲料水コンテナ←ステーションで水は貴重。おしっこも再利用
・「微小重力下におけるTLZ法による均一組成SiGe結晶育成の研究(Hicari)」で使用する実験試料カートリッジ
・「マランゴニ対流における時空間構造(Marangoni UVP/MaranGogniat)」実験で使用する供試体カセット
・「長期宇宙滞在宇宙飛行士の毛髪分析による医学生物学的影響に関する研究(Hair)」実験で使用する実験用品
・アジア諸国の植物の種子
インドネシア
種子:トマト、ホウセンカ
担当機関:インドネシア国立航空宇宙研究所(LAPAN)
マレーシア
種子:トウガラシ
担当機関:マレーシア宇宙庁(ANGKASA)
タイ
種子:トウガラシ
担当機関:タイ国立科学技術開発庁(NSTDA)
ベトナム
種子:サルビア、ホウセンカ、金魚草
担当機関:ベトナム科学技術アカデミー宇宙技術研究所(STI)
で、持って帰って花開くと。あらプリキュア系で綺麗にまとまったわ。
なお、この人、資材と実験道具下ろした後は、そのまんまバカでかい「ごみ箱」となって、ステーションの不要物を積み込み、
再突入して燃え尽きます。いやそういう用途・任務なんだがなんだかな。
ともあれ、MADE IN JAPAN mission complete !
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