おわコン~終わらないためのコンデンサ~
●冒頭の能書き
おわコンとは「終わったコンテンツ」…時代遅れ・過去に葬り去られた流行り物を言うが。
それを斜め上にパロった「終わったコンデンサの魅力」ってのが2ちゃんにあって。
更にそのタイトルぱくってコンデンサで記事書いてるのがオレである。
(チップセラミックコンデンサ)
さて。
車のバッテリがアガってしゃぁない。
トヨタ屋の曰く、車載オーディオがオフ時の電流食い過ぎちゃうか?とのこと。まぁ確かに10年選手であって、オーディオの電源の要、電解コンデンサが死にかけだと中でチョロチョロ電流が漏れる。これが始まると使えば使うほど劣化が進むのでオーディオの配線をバッテリから解放し、ショップに持ち込む。しかし音なしクルージングは寂しいのぉ。
(電解コンデンサ…なんでこんなもん単体でゴロゴロ持ってるのか?気にするな)
「トヨタ屋で60mA食ってる言われたですけど」
「そりゃ多いですねぇ」
早速電流確認。30mA食ってる。
「普通…」
「ですよねぇ」
オーディオ外して(純正電装品のみ)で10~20mA。
5台のコンポーネントで10~20ならやはり問題ない。
(フィルムコンデンサ)
「超デカイ音で鳴らすと30A食うんですよ。この時オルタネータ(発電機)が21A、バッテリが9A受け持っていたようです」
すなわち、名古屋にいた頃と乗り方が変わったせいってのが大きな原因のようだ。チョイ乗りが多い。例えばバレエ。名古屋では妻が自転車の後ろに娘を乗せて送り迎え。こちらではクルマだ。
フィールダーぬーちゃんのバッテリマネジメントは「満充電に保つ」ではなく「12V切ると充電して補充する」従って、エンジン始動で食った電荷の補充が不完全だと減るわけだ。更にオーディオがバッテリから持ち出すので、これを何度か繰り返すとイッてしまう。
デカいバッテリーを積むとか、サブバッテリーを積むという手もある。しかしどっちも場所の問題が。
かといってオーディオの記憶回路にある程度電圧与えてやらないと設定値が飛ぶ。
「どうします?」
「でけえコンデンサとか」
「入れときますか。音質的にも期待できますし」
1F。デバイス自体は電気二重層コンデンサ。あえてコンデンサではなく「キャパシタ」と言われることも多い。
瞬発力が上がった。低音の反応が良く、高域も解像度が高まった。
「何か回路積んでますが、電圧表示と、容量表示と、突入防止とか?」
「表示は電圧変動が収まると消えます。メンテ時用の放電もします。あ。この箱に保証書入ってますんで」
なんぞ木箱。デカいの確かだが、たかがコンデンサ。これは出し入れするものじゃないだろ>メーカ
「Tシャツも入ってますんで」
だっはっは。いやいいから単なるコンデンサだろうが。値段下げようず>メーカ
オ㍗ル←終わっちゃだめじゃん
« なんかいろいろとカオスな土曜日 | トップページ | 三連休主将動静まとめ »
コメント