今日の既視感
Déjà vuって元来超心理学用語なのよね。つまり超感覚の一種と見られていたということ。でもって実は「テレビジョン」も千里眼能力を意味する超心理学用語なんだけどね。どうでもいいですけどね。
本題。
スマートフォン 内線 アプリ のニュース検索結果
エス・アンド・アイ、iPhoneを内線電話にするアプリ「uniConnect II」
2時間前
エス・アンド・アイ(株)は、オフィスでの利用に必要となる機能を追加した、スマートフォン用の企業向け発信専用ダイヤラーアプリ「uniConnect II」を発表した。 同アプリは、スマートフォンを企業の内線電話として利用するための発信専用ダイヤラー
スマートフォン内線化アプリ「uniConnect」にiPhone 4版が登場 ...
2010年6月22日 ... エス・アンド・アイ株式会社(S&I)は22日、iPhone向けの発信専用ダイヤラーアプリケーション「uniConnect」のiOS 4対応版を発表した。iPhone 4を企業の内線電話として利用できる。
ふ~ん。まぁこいつら「電話も出来るネット接続型画面だけPC」だもんね。
ネット経由で携帯電話を内線としても使えるようにする。まぁ不可能じゃ…。
…。
あ、あれ?(うちやえ ゆか 風に)
PHSの本来のコンセプトを皆さん覚えておいでか。ナヌ?PHSって何だ?だとぉ。…でもそんな世代がいてもおかしくないなぁ。
PHS:Personal Handy Phone
簡易型携帯電話と訳されることが多いが、実態はかなり違う。こいつの元々のコンセプトは。
「親子電話の子機をそのまま外でも使えるように出来れば携帯電話持つ必要無くね?」
だ。当時デジタル携帯電話は1台10万円した。ハイテクの象徴的存在だったのだが、その価格と運用費用(電話代)のゆえに普及は進まなかった。比して親子電話の親機相当の部分を電柱に抱かせて、親子電話の子機をそのまま使えるというのは低価格化の決定打と考えられた。但し技術的制約として、電波が弱い分個々の親機=基地局がカバーできる範囲がデジタル携帯のそれに比べて極端に狭いこと、及びハンドオーバー(移動に伴う通信相手の基地局切り替え)に数秒のブランクが生じることから、列車や自動車での利用は不可能とされた。「街中で歩きながら、或いは立ち止まって」というスタイルが前提だった。その代わり安い、というわけだ(子機間でトランシーバ通信も可能だったがまぁどうでもいいや)。
しかし、いざフタを開けてみると「携帯」の部分だけが強調され、本来コンセプトの「親子電話」の部分は脇に置かれた。「家庭用親機」が3機種程度しか発売されず(しかもひでぇ性能だったしなケンウッドさん)、認知もされず、普及の前にデジタル携帯の猛烈な値下げ攻勢に遭い、単なる「移動体通信が出来ない中途半端な携帯電話」に成り下がってしまった。…ちなみにこの時の値下げ作戦で携帯電話は女子高生のおもちゃになり、現代の異常繁殖に繋がってくる。
こうして家庭用としてのPHSは短命に終わった。だが企業用としては重宝に使われている。病院の殆どが携帯電話禁止なのは皆さんご存じの通りだが、なのに看護師さんが腰から端末抜いて華麗に話している姿を見たことのある方も多かろう。あれは電波が弱いから出来る芸当なのだ。また企業オフィスでは社員各自の卓上電話をこれにした。社内にいれば呼び出せるし、ダイヤルイン(直通外線通話)はその端末に直接届く。
でも、これが本格的に始まると各自にリンゴかあんどろ持たせられることになるかも知れない。だってソレこそそれで事足りるんだから。それで、一斉連絡の類はついったーもどきのアプリでタイムライン風にダラダラと。
カメラ内蔵で
『今トイレですので』
『ウソ付けデスクでヤフー見ながら鼻くそ掘ってるじゃねーか』
…ネコのタマタマでも写真に撮ってカメラ前にぶら下げとくか。
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