地大いに震う
凄絶な巨大地震が起きてしまった。
鉄筋ビルが歯ぎしりのような音を立てて揺れるのだ。尋常ではない。
地震の記事は幾つか書いてるが、
これ
が今回の様相に最も近いか。妻子には「3分揺れるぞ」とことあるごとに言ってきたが、それが起きた。
こんこんと自分の状況書いても仕方が無いので、今後のことを書く。
・佐渡島-新潟県が顕著だが、「撓曲」(とうきょく)と呼ばれるシワ模様が大地に刻まれている。これは太平洋側からの圧迫によってシワが寄ったのである。今回の地震はその圧迫を全部解放した。従い、新潟や秋田でも地震が起きていることで判るように、中央構造線の北側ではどこでも直下型が起こりうる。三陸・関東の事象と限定せず、身を守る手順の確認、非常持ち出しを手近に置くなど対策を願いたい
・「理科年表」によると、こういう連動系の三陸地震は報道されている貞観の他、、1793年三陸地震も該当する。これらは「余震がしつこかった」と古文書にあるという。余震は本震より小さいが、本震が巨大すぎるので余震も応じて人間にとっては大きなものとなる。従って同様に身を守る手順の確認、非常持ち出しを手近に置くなど対策を継続願いたい。揺れが幾度も繰り返すのは精神的に非常に堪えるが、頑張っていただきたい。
当方の被害はこの程度
この地震を抑える要石がある鹿島神宮の鳥居が倒れたとは何の因果か
太陽よどうか温度と光を
希望と祈りを
※当ブログのカテゴリ「地球物理学」をクリックすると、地震や津波に関する記事を一覧できます
« 3連動か要するに | トップページ | 震源の推移 »
« 3連動か要するに | トップページ | 震源の推移 »
コメント