次に備えて
「偉そうに対策しろしろ言うオマエ自身はどうなんだよ」
仰せごもっとも。
●身を守る
倒れたのは模型の電車の収納棚。突っ張りを噛ましてはあったが、少し緩んでいたようだ。
設定し直し。同時に下に板を噛まして水平と安定を確保している。
この突っ張りポールは別々にセットしてサラウンドスピーカを置いていた。部屋の隅に2本連結設置として突っ張り力を増大すると共に、その下にあるパソコンラックと一体化し、転倒防止。
じゃぁポール奪われた方のスピーカはどうしたってこうした。突っ張り棒の上に板を置き、その上に。
板は奥へ傾く形にナナメにセット。下には金具を付けて揺れても板が落ちてこないように。更にスピーカ自体も落ちないように、下にはゲルを敷き、このようにスピーカの前にもう一本突っ張り。
本棚。突っ張り固定して使うのが前提のタイプ。
今回活躍したのがコレ。震度4相当以上で右側のようにピョコンと飛び出し、扉が開くのを防止している。
棚の中で上から下へ落ちて割れた物はあったが、扉が開いて一斉に飛び出して来るという事態は免れた。
※注意:これらはあくまで「時間稼ぎ」であって、万全ではない。倒れるまでに隠れ場所へ移動するのがスジ
で、隠れ場所。娘の勉強机。ダイニングのテーブル。コタツ&座卓はオールシーズン出しっ放し。
●事前情報
直前検知は携帯電話の緊急地震速報の他、ウェザーニュース社が提供している緊急地震情報サービス「The Last 10-Second」(月額315円)を利用。パソコンネット接続で常時オンの必要があるが、「いつ」「どこで」「どのくらい」が判るので心構えが出来る。突然どかんとやられるのと、来ると判って揺さぶられるのでは全然違う。
ちなみに緊急地震速報は、専用の機械がアイリスオーヤマなどから発売されているほか、ブラウザのグーグルクロームのエクステンションとしても用意されている。但しクロームのこいつはツイッター経由で飛んでくるのを捕まえるので、少々遅い。
●事後情報
ケータイワンセグやクルマのテレビ・ラジオは使えればいいが、いずれも電源の問題がある。最後の頼みは自家発電ラジオである。
但しこいつ調子悪いので買い換えないとならない。
●避難対策
ひっぱたけば点灯するランプ、ランタン型懐中電灯を用意。常に枕元。
非常持ち出し。この他に夜っぴて星を見るという不純な動機で買った寝袋を持っている。当然、コトが起きれば用途も変わる。
中身。カンパン、真空パックのご飯、缶詰。都合3日分。なおインスタント麺を大量購入される方が今回も目立ったが、どうやって湯を沸かすんだという根本的な問題の存在を忘れないこと。同じ持ち出すなら「皿うどん」の方がそのまま麺をバリバリ食える。
●その他
・ガラスには飛散防止フィルムを貼っている。
・妻子はホイッスルを持たせている(声が出せない時にピーピー吹く)
・現金もなんぼか
・買い置きお菓子は非常食に流用できる
・お茶っ葉はそのままかじれ
・空っぽのペットボトルを用意しておき、災害時牛乳をそこへ移して持ち出す
来るか来ないかに腐心するより、いつ来てもいいようにしておくことが大切。
« プリキュア見てきた | トップページ | 毎日が異常という日常 »
はじめまして。
『地震のサイクル』で検索したら、2007年1月17日のブログを見つけ、そこを経由してこちらにたどり着きました。
いろいろと参考になることが書いてあって、ためになります。
ところで、ここに書き込んだのは、上のコメント中の『インスタント麺を大量購入される方が今回も目立った』というフレーズが気になって・・・。
今まではどうかわかりませんが、今回に限って言えば、計画停電で電気が使えないときに、ガスでお湯を沸かして食べるつもりで買っているのだと思います。(私も然り)
地震よりも目の前の停電の方が怖いんですよね~(汗)
投稿: はなた | 2011年3月22日 (火) 22時23分
>はなた さん
コメありがとうございます。
停電対策ならまだ理解はできますが…ドラえもんの小池さんみたいに停電のたびにラーメンはキツいかもです。もっとも、いろんなアレンジレシピが出てますので、毎度変わり種ラーメンにすれば乗り切れるでしょうか。個人的には「チキンラーメン」なら、そのままバリバリかじってもいいので、買い置きにも使えると思います。
今暫く余震があり、都度緊張を強いられるかと思いますが、どうぞ体調を崩さずに。
投稿: すのぴ | 2011年3月22日 (火) 22時39分