黄色いのの話
……朝の5時半に2回連続とか勘弁して欲しい>余震
おかげで睡眠不足である。最も、被災地はそもそもがまともに寝ることすらままならないはずで、もっと頻繁に小さな揺れが起きているはずだ。「またか」それがどれだけ恐怖か。
そのことや、物流環境を考えると「現地に次々物資を運ぶ」より「しばらく、こちらで暮らしてもらう」(疎開)の方が、安全面、単純に効率面、そしてメンタル含めた健康管理面で良いように思うが……ヨウ素とセシウム降ってくる所にどうぞというわけにも行かぬ。
そんなわけで少し寝坊して遅く出勤。社宅から出ようとして足もとのこれは何だ。
社宅の前だけなら何かの塗料か地震で出た粉塵とでも思うが、駅までの道、駅の屋根にもこの黄色いのが溜まっている。
センセーショナルな書き方はパニックを煽るだけなのでキライだが、この1~2日関東に降った雨は、極めて希釈化されてはいるが、「黒い雨」と本質的に同じものである。原発がバラ撒いたそのヨウ素やらセシウムやらが雨に乗って降ってきたのだ。そんな状況下でこんなモノ見たら、「なんじゃこりゃぁ」と思う人多いのではなかろうか。
もちろん「季節」を考慮すればスギ花粉というのが妥当である。連中黄砂みたいなもので、クルマのワイパーの所に良く溜まって黄色くなってる。
「時節」と千葉であることを考慮すると、地震で火噴いた湾岸地域の石油プラントから何か飛んで来たのか、とも思う。硫黄系の物質なら黄色くてもおかしくない。
そして、原発で黄色と言えば、
……こいつがリアクタのそばに転がってることはあり得ないが、想像する人は多いのではないだろうか。
どっちにせよ正体不明のモノにわざわざ触る要はない。注意する旨妻にはメール。
で、昼過ぎにやはりスギ花粉であったことが判明した。花粉症の人間として憎悪の対象であるはずのスギ花粉でホッと安心とは一体何事だ。
あらためて「異常が日常」であることを思い知らされる。
千葉で黄色いってのはなぁ、
この辺とか、一面の菜の花であるべきなんだよ。
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