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「ねっくす」(ひらがなで書くとそこはかとなくアダルト)でパソコン広げてるなんざどこの世界を飛び回るエグゼクティヴかと思うわけだが。
そのパソで書いてるのお話だし行く先千葉だし。
乗った動機はブクロで買い物して荷物があって乗り換えめんどくしゃーし座りてゃーし「乗るためだけに乗る」でもしない限り乗ることもないし。そのなんだ、電車やバスがあるのにタクシーで行く、みたいな。マニアの悲しいサガというか。
遅きに失したE259乗車インプレ。
●内装
配色はまぁ欧州意識でブルネル取った253の後継ということでさておく。椅子の配置やインテリア一般機能的でビジネスライクという印象。良くも悪くも253から連綿と連なるファミリーの一員であって裏返すと特色無くて面白みはない。
その中にあって目立つのがこのテレビ。西の321もそうだが通路の真ん中頭上にこうしてあるのはうぜー。とにかくうぜー。イヤでも視界に入ってきてパカパカしやがるし、頭の上にあるから圧迫感がある。大体延々と動画を見せられるってのは押しつけがましいわけで、新幹線の字幕ニュースもやめて欲しい位だが、あっちはまだ窓の外見てる分には視界から外れるので気にならない。一方こちらはどこかの画面がしかも幾つか必ず視界に収まる。落ち着かない。安っぽい。ロイター通信の英語ニュースとか流してた。
●乗り心地
基本的に255・E257に連なる暴走房総特急の一員であって、良くも悪くもその域を出ない。まずシートピッチ狭い。それからシートは座面硬い。人間工学云々聞き飽きた。113のクロスの方がケツに優しい。グリーンに乗れ?255のグリーン
も硬いんだ、越えてるはずがない。
さてどこかのレイルウェイライター氏も書いていたと思うが、ボルスタレス時代の軽量特急車は走行中ガタガタと小刻みに振動する。こいつ車端間ダンパとか付いてるわけだが、80~90位の準高速域では実はパソ叩けない位ガタガタとテーブルが振動した。100キロ越えれば房総特急より上になるが、都会をダラダラ走る時間が多いわけで、もう少しこの幅方向、車輛のたわみ方向の振動何とかして欲しい。前後衝動だけ抑えても意味ない。
●客の流れ
ブクロからジュクまで貸し切りヒャッハー状態だったわけだが、新宿とりわけ品川からワッと乗ってきた。成田着が21時台という列車でこれから空飛ぼうという人は当然少なくて、千葉や四街道に停車すなわち「リッチな(タクシー代わりの)千葉人帰宅アイテム」がこの列車の存在意義である。果たして両手にお土産沢山抱えた人、「HND」のタグ付いたピギーバッグ抱えた人など多く見かけた。よく考えたら品川でダイレクトに乗り換えられる千葉行き特急というのはこれしかないので、羽田、新幹線からの流れがあるんだろうと思う。オレ自身がそうであるように大荷物抱えた疲れた身体でぎゅうぎゅう詰めの総武快速なんか乗りたくない。
ちなみに房総特急やE217のサロには、ビールとおつまみ、飲み干したらチョット居眠り、というサラリーマン達が良く乗るが、そうした人たちは少ないように見受けられた。まぁ週末位グリーン車でプチ贅沢という層が指定だけで割高なねっくすに流れてくるとも思わない。なお乗車率は5割程度。ロザは知らん。
●総評
用もないのに乗らない電車、と書いたが、全くそれ以上でもそれ以下でもない車輛。
「この電車乗ってみたい」
ってのがない。いやヲタや家族やお子様狙った電車じゃないからいいんだろうけどさ。
戯れ言。
神武天皇にせよ、日本武尊にせよ、「蝦夷の荒ぶる神々を平定」しに東方征伐を敢行するわけだが、この「荒ぶる神々」って実は地震だったんじゃねーの?という気がしてならない。特に日本武尊の征伐行終点は総の国・常陸国であって、香取鹿島の両神宮に地震のナマズの頭を抑える「要石」があるのは書いている通りである。
加曽利貝塚という教科書アイテムが千葉にあるわけだが、同貝塚のサイトによれば、9000年前(紀元前7000)に集団居住の勃興が見られ、紀元前3000年紀、寒冷化の開始による縄文海進の後退と共に貝塚の形成が隆盛、2000年前(紀元元年……イエス・キリストの時代)、ぱたっと消えて無くなる。
数千年の長きにわたり狩猟採集の民族が営巣(!)し続けた故は、食い物の確保が潤沢だったことは勿論、その間津波に襲われることはなかったという見方も出来る。
今般の東北地方太平洋沖地震では、津波の想定や過去の例に対し反省と研究を促す方向になっているわけだが、「1000年以上の周期を持つ超巨大地震」の可能性はようやくここ1~2年で見え始めたところだったという。貞観地震が1000年に1度の規模で、今般の地震がその再来だった可能性もその中から出てきたことだ。これは主に津波堆積物(海の物が陸の奥まで運ばれてやがて埋もれて地層の一部と化す。海の物の間隔で津波の周期が判る)の解析による。
そして、その解析結果の曰く、貞観の「前」は紀元前1年紀……そのイエス・キリストの時代だったことが示唆されている。この時代寒冷化で海面は低くなっていた。当然、人々はそれまで津波知らずだった高台から下へ降りた。そこへ津波が来て
ぱたっと無くなる。
弥生時代は海進の名残で千葉や茨城は湿地帯だった。それがとりもなおさず今般液状化の下敷きにあるわけだが、風土記の言う「農産物の宝庫」、総……「ふさ」が意味するフサフサと草本が繁茂する様を地震と津波が襲ったらどうなるだろう。
東方から海を轟かせて来襲し、国土と実りと人命を破壊した文字通り「荒ぶる神々」を討ちに、東方征伐行を仕掛けようと思うのも無理なきことではないか。
さてここで神話時代お好きな方はご存じと思うが、神武天皇と日本武尊の「2回」東方征伐が実施されたことは謎とされていた。同一人物の同じ征伐行が複数ルートで伝承されるうちに2つの話になったのではないかという説もある。しかし相手が地震としたらどうだろう。↓にも書いたが
・1936.11.3 宮城県沖 M7.4
・1938.5.23 茨城県沖 M7(塩屋崎沖地震)
・1938.11.5 福島県沖 M7.5(福島県東方沖地震)
こういうパターンも過去にあるのだ。古の征伐より年月が経過したら、今度は数年間隔で何度も襲ってくるようになった。今ひとたび征伐に向かい東の果てに追いやった。そこに荒ぶる神を抑える社を建てた。……真相は知らんよ。ただ。
縄文人はそれでも数千年をこの地震の国で生き延びて来た。
S 職場
O 応急
S 即応
団
違います。
団長(常務)「いざという時お互いの顔を知っておくためにも今度飲みに行きましょう」
いやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいや
SOS団が全員同時にうぃ~べろんちょになったら、SでOやSできひんがな。
冗談さておき自分に酒飲む習慣が無くて本当に良かったと思う。アルコールで判断力鈍らされたらと思うとゾッとする。
ちなみにこの隊志願兵したわけではない。
「今年Eさん出張多いんですよ。オレサマさんどうですか」
「はいはい」
こんだけ。
早速SOSマニュアルを見る。マニュアルが想定しているのは東京湾北部地震で、主として中央防災会議のシナリオに基づく都の防災想定を利用。これを選んだ理由は、
・直近で最も発生確率が高い被害地震
・最も被害が多そう
まぁ目の付け所は悪くないか。
でもこれ甘いんだ。
・長周期震動によるビル躯体(くたい)の破壊が考慮されていない
・余震の頻発を考慮に入れていない
・津波の可能性を考えていない
・液状化を考慮していない
・地下街の破損
※ いずれも「これらを考慮するともっとひどい」で終わっている
で、マニュアルに戻ると、初動が大事とか書いてある。あちゃちゃ。あのね、こんなの起きたら阪神・淡路大震災で判るように、揺れに翻弄されて動けないよ。初動の前に「身の守り方」をまず書かなくちゃ。大震動と破壊と落下と大音響の中で「机の下にスッと隠れる」「その指示を出す」余程訓練しないと身につかないよ?
●余談
地震当日一泊する中で自ブログに書いたような内容さんざぶちまけて来た。身を守る方法隠し持っててもしょうが無いし。
結果。
「だから最近オレサマさんが来なかったり早く帰ったりすると、地震が来るんじゃないの?ってみんなで言うんですよ。この間の朝もそうだし」
(これね)
「昨日も帰ってすぐ…」
「じゃぁSOS団に入ったのは神様の配剤かも。今日も早く帰るから…みなさん早く帰りましょう」
「マジすか」
あのね。
電力節減の切り札にサマータイム導入とか言ってる筋があるようだが、まぁ企業の人間の物言い発想じゃないわな。
一般に言われる「メリット」を悉くネガティブに否定してみたい。
●始業が朝の涼しい時間帯なので空調が抑制できる
窓が開くビルならね。東京エリアは多く高層ビルで、完全密閉フル空調なら結局早く動かすだけ。それにそもそも熱帯夜の名の通り(現在時間の)7時から30℃越えなんてザラ。
●終業が早いので空調が落とせる時間も早い
でも「父親」という最大の動的熱源が帰宅することにより、多くの家庭ではエアコンの負荷が増えることになる。企業の利用が家庭にシフトするだけ。鉄道に至っては逆にまだ陽の高いウチに車輛空調のパワーアップを要求される。
●終業が早いので夜間就業の照明が不要
その代わり飲み屋を始めとする「夜のビジネス」のスタートが早まるので、そちらで使う照明と空調が早く起動する。陽光の届くところにそういう店は少ない=昼夜別なく照明を使う。結局そっちにシフトするだけ
そして。
この議論の不毛なところは、最も空調負荷が高まる「昼過ぎ・高校野球」の時間帯に何の減少効果も無いこと。この時間を乗り越えるために発電設備を用意しているのであって、それを越えそうだというのがこの問題の根本にあるのだ。サマータイムでは総量は減るかも知れないが、この時間に普通に社会が動いていたら当然何も変わらない。
……補助金で各家庭に5kWh(5000Wを1時間使える)UPSでも配備したらどうだ。昼1~2時間それで頑張って下さいと。電機メーカーも潤うし悪いことはないと思うが。
妻子は「キッザニア」一方父ちゃんは。
こっち。大宮鉄道博物館。開館して随分経っておりブログ記事としては今更感ありありだが、速報性を重んじる物でも無いのでどうでもいい。以下一般向け(≠マニア向け)紹介記事として書く。
まず人出は万世橋交通博物館のようなギッシリ感は無かった。広いことと人が少なめという点もあろう。ただ小さい子がぶんぶん走り回るので、大きなお友達は上向きながら歩いてはならない。
「機関車やえもん」こと形式150。本物。日本の鉄道の原点であり、御大に挨拶しないとここに来た意味が無い。
初物もうひとつ、甲武鉄道ハ9形。甲武は甲州と武蔵であってすなわち現在の中央本線。そしてこれが当時の電車。すなわち「JRの電車」の始祖。流転を経て松本電鉄ハニフ1形となり、同社がその価値に気付いて鉄道友の会と協力して大切に保管してきた物。鉄博開業に合わせて譲り受けられた。本物。
最後もん。C57形135号。「最後のSL定期旅客列車」を牽いた機関車。当時のまま博物館に入っており、注油・磨きだしも行われている。復活させることも難しくないという話だが、しないだろうね。
1等展望車マイテ39。3等制時代の「1等車」に乗れたのは軍人、政治家、財閥幹部…要は金持ちという以上に限られた階層。明智小五郎がこれで帰京するわけだが、それは「とんでもない金持ち、血筋」という乱歩の演出。
めし。「日本食堂」でカツカレーとアイスコーヒー。丁度1000円也。カレーは大学の学食と同じ味。日食や帝国ホテル本来のそれとはちょっと違うような。ちなみに食事はワンプレートで済む物が主体。
新幹線0系のオリジナルの座席。2人掛けの方は「がったーん」が出来る。記憶の中より座り心地が良かった。ってかE217が硬すぎ。
HOゲージの大レイアウト。E5が走ってたけど…フルスクラッチだよなぁ。
ブルートレインの始祖ナハネフ22の車内。ベッド狭いわ。
踏切の非常停止ボタンを押すとこうなる。通称クルクルp…(以下自粛)。
E5のブレーキ。キャリパはドイツ製だったと思った。
201系の台車DT46。そうそう、101系のメカ持ち込んでマスコンとブレーキで動くアレは健在。動くと知ってびびる子ども多数。ちなみにシミュレータはやっぱり大人気。
このほかの写真はマニアックすぎるのでやめとく。入場料1000円。各鉄道ICカード利用OK。
●面白い恋人
会社に持ってって「面」を手で隠して。
「大阪みやげです」
庶務ギャル「?」
そこでおもむろに手をどかす。
「(^o^)なんですかこれ~」
作戦成功。但しこれ二度目はないってのが欠点。「え?またぁ?」同じ事何度も言うのはオヤジギャグそのもの。しかも中身が面白みのないゴーフルでは……よ?
関係なくて関係あるが「りくろーおじさん」を新大阪駅で出張販売しているという情報を得た。なんばまで行かなくて良い!?
あ、梅田の大丸にも出来たんだ。
●妻の誕生日なので
残業でケーキ屋寄れそうもないので「雪苺娘」を買ってみた。要は大福の中身をショートケーキにすげ替えた物である←身も蓋もない
東京駅の「ラポート」で求めたら手話で「ありがとう」……ちょっとした挨拶程度手話使えるとクールなんだけどね。
●娘とチョコレート
何か知らんが妙に本格派。子ども向けの「チョコ菓子」より板チョコ。板チョコもミルクチョコよりブラックチョコ。
日本のお菓子メーカーのチョコよりごでば。或いは神戸モンロワールの生チョコ。
「もう一個食べちゃだめ?」
「……はいはい食べなさい」
気が付くと買ってきた張本人の父の分がないこともしばしば。いや東京青山に店出来たから買ってくりゃいいんだけどさ。あ、麻布十番にも出来てやんの。
大阪に出張だった。
関東からチョット離れるから少し気分も変わるかと思いきや。
逆に把握できなくなるのと、自分で書いておいてアレだが、こっちはこっちで大人しすぎるというのがあって結局緊張感は変わらなかった。
伊吹山はまだ雪かぶってた。
381系。しかし大阪って……構内放送うるせぇなぁ。オレだけ?
201系。ふんだんに電気使ってるってのと、建物の中が眩しいという印象。明るいんじゃなくて眩しい。ウチの(というかオレが仕込んだ親戚一同の)テレビ明るさ抑えてあるので、店頭設定に戻すと目が痛いんだが、恐らく同じ。ひっくり返して照明も実は過剰なのではないかという印象。
もはや名物尼崎並走。だからそこまでカツカツに同着同発に組まなくても良かろうもん。
「4.25」現場遠望。点滅灯やらATS-Pの速度超過ブレーキ警告標識やらいっぱい。でもここだけそれやっても無意味よ。他はどうしてるの?
燦然と輝く「鹿児島中央」なんかカッコイイ。九州と一体になったのが実感できる。さくらはやっぱりさくら色。
「ただいま~おみやげ~」
「お帰り~」
バカモノ。でも揺られて安心した。変なの。マゾ?
なん……だと……?
前々から囁き声で主張しているように、「28度は根本的に暑い」のである。ケツの下に「USBひんやりクッション」(販売終了)カマしている位である。あまつさえそれなのに30度なんぞに設定されたら何が起こるか。
服装:半袖ワイシャツ+夏用薄手スラックス→ステテコにランニング
防暑グッズ:ひんやりクッション+飲み物→更にハダシになりノートPC用補助冷却ユニットの上にのせ、アイスノンを額に、保冷剤を脇と股に。背中には大根を一本ズボッと。
でも汗だくになるのは目に見えている。汗びっしょりの40のオヤジ。人間一人100ワット。パソコン1台100ワット。5人がパソコン仕事してるだけで1000ワットの電気ストーブが1台増える計算である。
机A:汗びっしょりの40のオヤジとパソコン。汗びっしょりの40のオヤジとパソコン。汗びっしょりの40のオヤジとパソコン。汗びっしょりの40のオヤジとパソコン。汗びっしょりの40のオヤジとパソコン。
机B:庶務ギャル。汗びっしょりの40のオヤジとパソコン。ギャル。汗びっしょりの40のオヤジとパソコン。汗びっしょりの40のオヤジとパソコン。汗びっしょりの40のオヤジとパソコン。
こういう配列。想定外の炎熱体臭地獄がここに発生する。
やめていただきたい。関東の経済活動が瀕死の状況に陥る。
栃木の地震で(後に茨城に修正された)名古屋まで揺れて、新潟の地震が関東でとどまっている理由。
茨城の地震は震源の深さ70キロです。実はこの位置には伊豆半島を載せている「フィリピン海プレート」があります。このプレートは、関東大震災の震源になった「相模トラフ」から潜り込み、茨城・栃木の辺りでは丁度地下70キロ辺り、というわけです。こいつの中で発生した地震なので、フィリピン海プレートに直接接触している伊豆から西まで揺れたわけです。
一方新潟の地震は震源の深さ30キロ。「北アメリカプレート」の内部で起きた地震ですので、ほぼ北アメリカプレートの範囲内(中央構造線およびフォッサマグナの北側)のみが揺れました。
これも千葉が震源なのに最大震度3は神奈川です、一見ちぐはぐ(異常震域と言います)ですが、同じくフィリピン海プレートの中で起きたため、直接つながってる神奈川の方が揺れました。
これは震源が阿蘇山と見るべきなのでしょう。中央構造線の西の終点にある「山体吹っ飛ばして噴火口だけのスーパーヴォルケーノ」それが阿蘇山です。中央構造線の東端一帯が揺れたわけですから、そのエネルギは当然、ここまで影響を与えるでしょう。ちなみに今回の地震は貞観地震と比肩されますが。
貞観五年(863)越中・越後地震←やっぱり新潟で先に起きている
貞観六年(864)富士山噴火(貞観噴火)、阿蘇山噴火
貞観九年(867)阿蘇山噴火
貞観十年(868)播磨・山城地震
貞観十一年(869)三陸地震、津波←貞観三陸地震・津波
貞観十三年(871)鳥海山噴火
貞観十六年(874)開聞岳噴火
元慶二年(878)相模・武蔵地震、死者多数→M7.4。5~6日震動が止まらなかった。
貞観は天地鳴動の時代でした。全く同じ経過を辿るとは限りませんが、警戒は怠るべきではありません。
個人的に気になるのはこっちです。琵琶湖西岸、比良山とか比叡山のところ切り立ってますね、あれ断層なんです(琵琶湖西岸断層帯)。大河ドラマ「江」で描かれるかどうか判りませんが、秀吉が恐怖の余りウンコ漏らした「慶長伏見地震」(M7.5・1596)比良山付近を震源とする「寛文地震」(M7.4・1662)などが知られます。
この系統の地震はなんだかんだで50年スパン程度で起きており、前回「吉野地震」(M6.7・1952)から50年以上経っていること、「兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)」(M7.2・1995)で山向こうから歪みをもらっていることもあり、動く確率が高まっていると言われます(ソース・Newton別冊「連動して発生する巨大地震」)。
西日本の皆さん、関東東北だけの話では終わらない可能性も充分あると言うことです。
※4/25追記。ウチの記事引用される方へ。クワガタ変だったし宏観異常は否定しないがオカルト(正確に言うとオカルトまがいのインチキ。オカルトですら無い)といっしょにしないでくれるかな。人の命に関わる話だ。冗談じゃないわ。
娘が、連れ去られそうになった。
女の子複数で遊んでいたという。
「何してるの」
その男はそう言いながら近寄ってきたとか。
アパート群の中の公園、日曜の真っ昼間、みんなで一緒。
まず問題ないだろう。
…と、親共思ってるから怪しまれないだろう。
そういうことだ。
で、親しく会話するようになってからおもむろにちょっとオイデと誘われて、その時点ですっかり警戒心が失せてついて行っちゃった。
幸い途中で娘の方が危機感抱いて逃げ出したようだが、このプロセスを見て判るように、露骨に怪しい行動は取らないのだ。そりゃそうだ。キャーキャー言われたら困るんだから、困らないようにするわさ。
更に言うと、オレはこの娘達がその男と一緒にいる時、彼女らのいた公園のそばを通っている。「あ、どこかの父娘と遊んでるな」そう思った。違ったわけだ。女の子3人と得体の知れぬ男というわけだ。
・様子見るだけじゃダメ。何でもいいので声かけて相手の反応を見る。
賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶと言うが、愚者として歴史とするために申し上げておく。
警察の曰く、暖かくなると変質者が増えてくると言う。今朝方も近くの中学でチンチン出してる男がいたとか。
「警ら増やしますが、我々も全部が全部見きれるわけでは無いので」
「はい、言い聞かせておきます」
~こどもたちへ~
・一人にならない
・親にだまって場所をかえない
・ぼうはんブザーをいつももって
外で遊ぶなと言えないし、安全を確保する手段を考えなくちゃならない。
ニュースサイトのこれ見て気絶しそうになった人多いのではあるまいか。
今回の地震の後先とこれが何を意味してるか解説したい。
まずこれが地震前の状態。本州を載せた北米プレートの下に太平洋プレートが沈み込み、その太平洋プレートに北米プレートが引きずり込まれている。本州プレートは東から押されて少々上に反っている。
北米プレートは耐えきれなくなってずるりと動く。これが東北太平洋沖地震の主たるメカニズムである。点線の位置から実線の位置へ動く。東へ動き、反っていた分沈む。そして東端では跳ね上がり、この跳ね上がりで津波が生じる。ちなみに明治三陸地震もこのタイプ。
この「東へ」「沈む」動きの実測。(引用元)
問題はこの後。太平洋プレートは北米プレートの抵抗を受けながら潜っていたわけだが、「つっかえ棒」と書いてある通り、その抵抗がなくなった。この結果、従来太平洋プレート内で抵抗によりぎゅっと縮まっていた部分に、逆に引っ張られる力が働いているというのだ。
その結果、太平洋プレートの中がバリッと割れて大きな地震と津波が生じる。それが上記記事の余震であり
(引用元)
昭和三陸地震である。なお、昭和三陸タイプは、「隣のプレート」で「東にかなり離れた震源」となることから、地震の震度そのものはさほど大きくない。ただプレートが裂けるので津波は大きい。
そして。
(引用元)
今回の場合三陸沖から茨城沖まで一緒くたに動いたので、外れたつっかえ棒も大きく、その東側のこの色つき領域で「昭和三陸タイプ」が起きる可能性がある、というわけ。で、M8と。これは、起こると思っていて頂きたい。なお、こういうのを、プレートが沈み込む直前の少し盛り上がっている(rise)領域の外側(out)という意味でouter rise…アウターライズ地震という。
問題は「いつ」かだが、GPSでこの変位は追いかけることが出来ているため、異変があれば察知しやすいのでは無いかとは思う。思うが、誰にもハッキリしたことは言えない。
朝の千葉駅。
またえらい体重の人が駆け込んできたのか?と思った。E217って軽いから結構な体重の人が車内歩くだけで揺れ…
(携帯)う゛ぃーう゛ぃー
(車内あちこち)う゛ぃーう゛ぃー
あ~
ぎっしぎっしぐらぐら。
(レチ)「間もなく…発車の時間ですが…ただ今地震を感じております…安全確認の後に発車となりますので…少々遅れる恐れがあります…」
おお、揺れながら喋れるようになったか。進歩(?)したなぁ。
震度5弱と。収まったが。さて?
(レチ)「安全確認が取れましたので間もなく発車します」
おお、進歩した。
昼下がりの職場。
う゛ぃーう゛ぃー う゛ぃーう゛ぃー う゛ぃーう゛ぃー
う゛ぃーう゛ぃー
う゛ぃーう゛ぃー う゛ぃーう゛ぃー
「おお?またか?」
「福島ですねぇ。昨日と同じならあと10秒くらい」
息をのんでみんなして見守る10秒←本当はダメ。この間に身を守るのが正しい。
ぎし~い。ゆらゆらゆら~
「来た来た来た」
「でも昨日ほどじゃないですねえ」
「あれ皆さんヘルメットは?」
「いらないいらないこの位。ああ福島震度6弱か」
「M7」
「ふ~ん」
…いいのかこれで。進歩?でいいのかこれ。
そんなに経過したような気がしない。吹っ飛ぶように時間が経過しているのか。
さて。
地球は月と太陽の引力で膨らんだり縮んだりしていて。
地球
月・引力←。→引力○太陽
これが満月の状態
地球
。→引力・月→引力○太陽
これが新月の状態
このリズムとプレート間のストレスの方向に何かあれば当然トリガになるわけで。
「1ヶ月」というのは丁度1周期経って元に戻る時期なわけで。
「同じ位置関係・力の合成」になるわけで。
いいから寝せろよ
あのね
…。
今日は定時で帰るぞ。
(会社)「緊急地震速報です」
あああ…ああ。
千葉で夜寝られないとか甘ったれもいいとこです。
まだ来ます。どうぞすぐに身の安全を確保できる環境を。
「おとうちゃんお風呂入ろう~」
ここのところ娘が親と一緒に入りたがる。
「一人でいる」ことに不安を覚えている証である。↓その洗濯機が届く日に、配達予定の電話が携帯に来たので家に掛けたら、娘が出て「おかあちゃんが携帯電話を置いたまま家を出た」とえぐえぐしていた。
「おとうちゃんに髪の毛リンスしてもらうと後でサラサラなんだ~」
「そうかい」
「給食おかわり競争だった?」
「だったよ」
「いじめっこいた?ウチのクラスねぇ。XXくんがいじめっこなんだよ。後ろ向いて変な事したり」
「そういう時は女の子がずらっと並んで、『そういう子は、嫌われるゾ~』ってやるとだな…」
「あ、おちんちん、ちんち~ん!ちん!」
だからもてあそぶなオレのプランを。
…これで3年も経つと「おやじうぜぇ近づくな」「裸見られたうえ~ん」とかなるんだぜ。
●評価と文句
(1)東芝のセンス
東芝の白物家電買うのは30年ぶり位かも知れない。両親が「モータは日立」信者で、モータ物は日立が多かったせいもある。
さておき、東芝製品の特徴は、商品に主たる技術を誇示する。
いやあのね。AV機器なんかマニアが買うので、オヤジが店でニヤニヤしながら「ひっひっひCell最強」ってやるのはいいんですよ。主婦がこれ見て「DSP制御のダイレクトドライブ最強」とかニヤニヤしますかって。
夫「これすごいぞ。電車の制御システムの血脈だぜ」
妻「で?綺麗になるの?」
会話にならんべ。
筐体に誇示するなら、洗浄力・低騒音・省電力・水量低減など「洗濯機に求められる本質機能の向上」が思い浮かぶ物じゃなくちゃ。インバータなら槽の回転速をいじったり、槽の遠心力を載せて水の流速いじれるとかそういうことでしょ?
ちなみにシャープがインバータじゃないと書いたが、それはそこまでしなくてもご自慢のなんちゃらクリスタ1本で渡り合えると判ってるから。この辺が「目の付け所がシャープ」なゆえん。
(2)東芝のマニュアル
基本的に、読みやすい部類ではある。ただ、頭の方にもんもんと注意事項やら挙動の説明があるのはウザい。「で、洗濯自体はどうやりゃできんだよ」客が見たいのはこれだろう。まぁ、その頭の方のもんもんに「洗濯コースP22」とかあるので、ワープしてそこから見ればいい。この辺例えば日立は一通り目を通してから、自分の使いたい内容に合わせて必要なページを読み合わせるという必要がある。最近日立の家電はマニュアルと一緒にDVDついてるが、それは親切なように見えて実は敗北じゃないかと思う。だって読めば判るマニュアルにしておけばそんな物要らないし、洗い場でDVD見ながら使い方探せるかっての。
比して妻に取説に書いてある内容を解説して聞かせる必要なし。但し、
「すすぎ3回に設定しても風呂水併用時は2回になる」こういうのダメ。いや水道水のシャワーすすぎ(掛け流し)2回と、風呂水のためすすぎ(たぷたぷにする)1回がすすぎ能力同等だから、って判断わかるよ。でも使用者は3回のつもりなのに2回にしか設定できないってのは疑問でしかない。クレームの元じゃないの?(クレームの怖さ一番知ってるはずだけど)。技術的に3回に出来ないわけでもあるまいし、むしろ水道水ならためすすぎ1回のところ、風呂水だからこそ2回やりたいってパターンが多いのでは?
(3)東芝の技術
そろそろ結論に入るが、まず、10年ぶりのせいもあるが「静か」なのはインパクト大。筐体ひっぱたいた感じ制振鋼板だし、あちこちにゴム系の部材も使っているだろう。しかし最大の効能は最大の振動源であるモータを黙らせたことではないか。ダイレクトドライブ……ギアや変速機等介さずモータと槽の回転軸直結、なおかつインバータでトルク制御は大きく寄与していると考える。大体、振動や騒音は電力がそれらの発生に化けてる=無駄の現れだ。静かなのは電力消費もおのずと低い。
濃縮バブル洗浄。何じゃいと調べたら、少なめの水に洗剤を溶かして「濃い洗濯液」状態にして、洗濯物に染み込ませる~みたいな狙いのようだ。本機ではそれを更に上からバッシャバッシャぶっかけている。これは洗濯板で汚れがひどければ石けんを更に溶くのと似ている。つまり理に適っている。こういう原理原則に沿う物はゴタゴタ言わない。
(4)総評
よくできました。をあげましょう。安心の日本クオリティを立派に継承、昇華させている(生産自体はタイ)。抗菌防臭はブームと言ってよいが、それだけを謳うのみならず(それに頼らず)、洗濯槽洗浄機能への対応、具体的な推奨洗剤の例示は「これさえ使っておけば間違いない」という安心感がある。
あとは風呂水ポンプの呼び水廃止とスピードアップを。
難点としてはこれ以外にやはり技術と機能を前面に出しすぎ。機能は道具、必要なのは結果。スゴいという自負があっても、ユーザーがスゴさを知るには結局そのための知識がなくちゃならない。「センサレスベクトルなんだぜ」と鼻息荒くしても、それで得られる境地と、その境地に達するまでの技術的障壁を知る人にしかスゴさは伝わらない。「全然音しないだろ?」訴求力は五感で謳おう。
2014/02/15追記。修理完了。内部リード線を束ねるに際し束ね方に不具合があり、振動で束縛部に繰り返し応力が掛かり、ネック切れが生じるとのこと。ほれ、針金を曲げ伸ばししてると弱くなって切れるでしょ。同じ。
(おしまい)
●機能とスペック
まず所望の以下機能は全て持っている。
・風呂水ポンプ
・洗濯槽乾燥機能(カビ対策)
・洗濯槽クリーナー対応
10年も経てば隔世の感。ただ、抗菌機能とか濃縮バブル洗浄とかはとりあえず脇に置く。
スペックとしては低騒音と水量の少なさが目を引く。
運転音(dB) 洗い時26/脱水時37/乾燥時45
標準使用水量*4(L) 94
消費電力量(Wh) 68
(ひた~ち)
運転音 洗い33dB 脱水39dB 乾燥42dB
標準使用水量 洗濯95L
消費電力量(50/60Hz) 洗濯65Wh
(ぱな)
運転音(dB) 洗い時26/脱水時37/乾燥時45
標準使用水量 定格洗濯時 95L
消費電力量 定格洗濯時 61Wh
(めのつけどころ)
運転音(dB)洗い時 40dB、脱水時 48dB、乾燥時 48dB
標準使用水量 洗濯92L
消費電力量洗濯 116/135Wh
※いずれもメーカ公称値。7kgタイプ洗濯乾燥機で洗濯のみ使った場合の標準値
ここで、消費電力では無く、電力量で比較しているところに注意して欲しい。大事なのは瞬間的に食らう量では無く、最後どんだけ腹に突っ込んだかである。ちなみにシャープで数値が2つあるのは50Hzと60Hzで違うから…他はインバータである。ちなみにこの辺は電力と騒音の差にも繋がっている。ほれシャープさんどうする?
●使ってみよう
まずとにかく静かだ。静音化は日本の家電共通で、独身や共働きが増え、「集合住宅で夜に家事」が増えたことが背景にある。朝餉の準備と一緒に洗濯してるとまずワカラネェ。「これなら夜でも遠慮無く」とは妻の弁。脱水終了後のブレーキが電車の減速音そっくり。ひゅい~~~ん。
肝心の洗浄力「う~ん判らないなぁ」ちなみに見てるとドラムのサイドからばっしゃばっしゃ水ぶっかける。ぶっかけ系はパナが端緒だが(それがイマイチだったわけだが)、これはどうか。とりあえず通常の洗浄力は確保できているとだけ書いておく。洗剤がドコまで削減できるかは今後の研究課題。
で、風呂水ポンプ動かした状態がこれ。なんかセコい(笑)。取説によると「水道水を呼び水に使い、出て来るまで3分かかるので、必要水量が少ないとポンプの水使うまでもないかも」…要るんか呼び水。単品ポンプで必要って話聞いたこと無いぞ。
(つづく…しかし洗濯機を写真に撮るなんざデジカメ時代ならではだね。銀塩だったら写真屋が茶吹くぞ)
密かに公表(それじゃ深夜の官房長官)。
もとい。
密かに好評?インプレシリーズ。洗濯乾燥機の巻。トヨタとヤマハと三菱電機のシンパみたいに思われてるかも知れないけどそんなことないのよ。
●冒頭の能書き
家電品を次々更新している。元々AV機器以外は結婚に合わせてドーンと買いそろえた物で、10年選手が次々リタイヤ中というあんばい。このウチ、冷蔵庫は前に書いた他、VHSはHDDレコーダ、テレビは液晶、掃除機に炊飯器も置き換わっている。なお「霧ヶ峰なんか買ってみる」の霧ヶ峰は買い増しである。初代機は土日鉄道を冷やしたり温めたりしている。但し連中ここ半月ご無沙汰である。理由はもちろん東京電力のバーカバーカ←子どもか。
戻って、買いそろえた家電品群で唯一妻からクレームが付いたのが洗濯機である。理由は「風呂水ポンプが付いてない」。これは僅かな費用をケチったのではなく、クラシックすぎる社宅だったので、洗濯機様の御座所はベランダとされ、風呂から毎朝ホースを引く必要があったからだ。んなめんどくせこと新妻にさせたくなかった…と男心に思ったのであったが、「そのくらい手間では無い」とたしなめられたのであった。
●機種選定
まず当面セシウム降ってくるので乾燥機必須。ちなみに10年前は洗濯機と乾燥機の2階建てが普通で、コレのメリットは洗いながら乾燥というコトになるが「それにはこだわらない」一方「ななめドラムはちょっと自分には合わない」じゃぁ普通のドラム式で洗濯乾燥機かな。更に妻の要望と、これまで判明した問題点として洗濯槽カビ対策、内部乾燥など重視。もちろんバスポンプは最低条件。
一方オレとしてはまず松下は除外した。理由は例の上から水ぶっかけるタイプが実家にあったが、洗浄力が見てくれの割に「……」だったからだ。あと、サンヨー、シャープもちょっと…である。サンヨーは今後どうすんだって話があるし、シャープはなんちゃらクリスタとかゴテゴテ付いてそうだが、こと「モータもの」となると産業用電動機をやってる会社にアドバンテージを置きたい。てなわけで日立と東芝に絞ったが、水の消費量と運転音のスペックバトルで東芝をジョーシンでポチッとやった。クーポンやらポイントやらで引かれて、リサイクルと配送料上乗せして65000円也。
(つづく)
(ホースがゴテゴテ見えているがミスファイアシステムとか積んでるわけでは無い)
「基準の100倍だが問題ないっ!」
じゃ、なんのための基準だ。
総武快速をドヤ顔で走ってる成田エクスプレスと、地味~に地元の人と仕事帰りのおじさんたちのうたた寝の友、房総特急が再び鉄路を走り始めた。といってもN'EXなんか歯抜け運転で、傷らだけのリスタートと言える。
背景には暖房電力の低下と、鹿島の火力発電所運転開始があるとか。
とは言ってもフォールアウトあるし、おまけに冒頭書いたスパークリングな水を万トン単位で捨てると言い出した。
「サカナ食っても問題ない」
いやいや。
「水で薄められるから問題ない」
だーかーら。
「過去の大気中核実験で誰しもナンボかプルトニウム持ってる」
あのなぁ。
「多少漏れても大気中プルトニウム濃度と比して問題ない」
根本的にあったらだめだってのよ。
春雨じゃ濡れて行こう、なんて風流の代名詞だが。
わざわざヨウ素にセシウム浴びに行く必要はどこにもないよ。
桜の下なら、ちょっと位濡れてもいいや、そんないつもの春に…
こんなハガキ出してるヒマとカネあったら福島行ってコンクリボンドで穴ふさいでこい。
ナニが余震の恐れ~だ。なめとんか。14日ったら大体の会社が動き出してるじゃねーか。石投げる人の気持ちが分かるわ。
初入線「KATOの新幹線」
東海の700系に端を発するこのカオは正直カッコイイと思わないのだが、おこちゃまが見に来ると新幹線→最新最速をお求めになるので、東日本系で300キロ走行車がいても良かろうとの判断。フル編成室内灯装着。実物より先に模型が本格稼働。
重さも走りもとにかく軽いのが特徴。2V程度で始動し、止めるときは0.5V程度まで引っ張る。スケール速度200キロは5V程度で達する。ちなみに個人的には、実物の最高速度はともかくこの位で流してる方がいい。
走行性能はグリスのまわりもあろうが、若干ラビットスタート気味。走行音自体は静かで、高速でブン回るフライホイールの風切り音が小気味よい。
面構えは模型の方が実物よりよく見える。車高と重心の低さ、下回りのスカートは良く再現。ただサボの文字は潰れて見えない。KATOはこの手の細かい文字がどうにもダメだ。
ルームライト。グランクラス(E514)とグリーン車(E515)は電球色にしてみた。
普通車。結構綺麗に光が回る。なおこれら点灯写真はトミックスの常点灯パックを使い、停車状態で撮影。
さてNの新幹線で最も悩ましいのが連結面の再現である。実物は狭い上にカーブも緩いのでホロの部分は実質見えない。しかしNのカーブは実物換算半径50メートル程度なので、ガバ開くことになる。以下くぱぁ比較(おいおい)。
具は見えてしまうが、ホロ同士はピッタリくっついてるのがKATOのこだわり。
トミックス800系。模型としては見慣れた感じだが、新幹線用としてはもう一ひねり欲しい。
キュアミントこまちさん。トミックスのこのタイプは、実物の外ホロのイメージをもち、具が見えないという点で好きなのだが、何せ車間が埋まってしまう。「枠」形に出来ないか。なお、ウチのE3は旧仕様だが、TR250のパーツを移植して新集電化してある。
E3はミニなのでフルサイズ。最近シャイニールミナス「ひかり」にも使われる機会が減った300。図体ある分偏倚もあるので結構開く。でも具はそんなに見えない。こっちも旧仕様だが、WDT205のパーツを移植して新集電化してある。
スケール320キロにして流し撮り。グランクラスの光の回りはこっちの方が判りやすいか。なお、この速度でしばらく走ってもライトのチラ付きは生じない。例のサスペンション機構の賜物と思うが大した物だ。
オールスターキャスト。キュアドリーム「のぞみ」は永遠に500系が担当する。
新車で3年当然車検。ここまでの走行距離10749キロ。
千葉のカローラ屋でディーラー車検実施。朝出して夕方上がり。お値段113000円也。
内訳は以下の通り。
・トヨタ側の手間賃、清掃とか洗浄とか 31605
・諸々部品交換 12244
内訳
ガスケット,オイルフィルタ,オイル3.7リットル,ブレーキフルード0.5リットル,ワイパーラバー
・ディスクブレーキグリス 3570
・バッキングプレートグリス 1470
・エアフィルタ 3570
・タイヤローテーション 無料サービス!
お値引き 3529
・法定 53570(印紙代込み)
・代行手数料 10500
3年経ったわけだが、どこか異音とか、緩みとか、そういうのは感じない。ボディ剛性能書きなりに維持してると思う。
燃費も変わったとは思わない。11~12キロ/リットルくらい。貧乏ランプ点いても50キロ以上優に走るわけで、昨今のガソリン不足や価格高騰に対してアドバンテージ。
オイルの状態には敏感、整備ディーラー任せなら、6ヶ月や1年で整備のハガキが来るはずなので、見てもらうといいだろう。
空気圧は2.3にしている。といっても少し固めの方がいいという好みの問題だが。
バブル崩壊後やり過ぎたコストダウンでやたら安っぽくなったトヨタ車だが、この程度ならしっかり感があると言っていいのではないか。まぁカローラ自体中級車(下の上?)にランクされるらしいので、それなりという話もあるが。
まぁこれからも走ってくれや。
娘が化石を掘ってきた。
もちろん自分で探しに行ったわけじゃ無くて、春休みのお子様向け体験教室。
地震で相当数のキャンセルがあり、ウチも妻がいったんは口にしたが、テレビはどうしても地震に触れざるを得ないし、千葉にいると余震もヨウ素も(!)あるので、行かせた。
埼玉の秩父から群馬にかけては日本では数少ない白亜紀地層の分布地域で(山中地溝帯)往時波静かな海岸だったようである。恐竜の足跡化石が見つかって話題になった。
「ここか?」
「うん」
わかる?
これは同じく娘が石膏で作ってきたアンモナイトのレプリカだが、この手の巻き貝の波形模様の一部、と言われたらしい。
ルーペで見た感じと手触りから砂岩とみられ、リンク先の論文(もどき、だぞこれでは書いた学生さん。10年前の物だが)によれば瀬林層と呼ばれる往時汽水域の物とみられる。なに?大体1億年前?パンゲアの生まれかオマエ(娘は「捜索エリアの高い位置で拾った」と言った。この山中地溝帯は褶曲で地層が天地ひっくり返り、上の方に古い時代の層が出ているので間違いないのではないか)。
まぁ、ゆっくりしてけ。ちなみに、今回のような地震の繰り返しを経て、この太古の痕跡は日本列島の一部となったことも確かだ。
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