春の生き物
「呼んだ?」
いいえ。この時期に君という存在は色々とややこしいので引っ込んでいて下さい。
「へーい」
さて。
昼まで寝てたら娘にふぐりωを触られて起こされる。
「虫取りに行こう」
しょうがねぇな。
ドイツ村でなんぼかバッタ取ってきて葉っぱ食ってる。イボバッタかクルマバッタモドキかヒナバッタか、まぁ育てばわかろうや状態。
「とかげ~」
虫じゃねぇし。娘さん小動物はある程度大丈夫。
カントウタンポポ(Taraxacum platycarpum Dahlst)だったりする。社宅の草刈りでバッサリやられてしまったが、まぁ。タンポポ強いし(T-T)
ご存じナナホシテントウ(Coccinella septempunctata)オレンジっぽいのは羽化して余り時間が経ってない。
「ちょうちょ!」
ツマグロヒョウモン(Argyreus hyperbius)
「止まった!スカートに止まった!」
でも羽ばたくと逃げるんだ。びびってどうする。
で、5時前に唐突に逆上がりの練習とかで校庭まで付き合う。
ん?ん?ちいちい声がする。
「鳥の巣があるぞ」
「えっ!」
「親がいた」
セグロセキレイ。よく長い尾をチョンチョンしながら歩いてるあれだ。
「みんなで大事にしてやれ」
「うん」
めでたしめでたし。
« 自殺するほどの気持ち(3) | トップページ | 父、ぷんぷん怒る »
コメント