【地震防災】千葉で何かが起こるのか?【1】
●冒頭の能書き
↑これ見て鼻血出るほどびびった千葉人多いのではなかろうか。
そもそも、千葉は日本の中でも地震の多い地域である。細かいのが頻発している中で、時折、M6~7クラスが起きる。香取・鹿島両神宮の「要石」の話は再三書いているが無関係ではないのである。ちなみに、1987年に起きた千葉県東方沖地震(M6.7)は、東北地方太平洋沖地震が起きるまで、関東地方で犠牲者の出た「最後」の地震であった。
比して言われているこれは何なのだろうか、それ以前に、色んなところで色んな大地震の可能性が指摘されているが、どんなつながりがあるのだろうか。
(Newton 2011年9月号より…いやテメエで描きゃいいんだけど面倒くさいんだもん)
現在言われている「大地震」は大きく分けて次の4パターンである。
(1)アウターライズ地震
この絵の黄色い部分(東北地方太平洋沖地震震源域)より、日本海溝を挟んだ太平洋プレートの内部で起きる。震動のわりに津波が大きな津波地震となる。
(2)隣接する地域の地震
同じく黄色い部分のすぐ隣、南側(千葉県沖)や北側(三陸沖・十勝沖)で起きる
(3)海溝寄りの地震
黄色い点線で囲われた日本海溝に近いところで起きる。津波地震になる。
(4)内陸の断層
日本列島の陸域の断層で起きる
このうち、千葉が関わるのは、主に(2)および(3)である。そのアメリカが指摘している「地震」はどちらなのか?まぁ千葉に絞らず、(1)~(4)全てについて、チョイと長くなるが、メカニズムと可能性をダラダラ書いてみたい。
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