それは本当に身体にいいのか【2】
自分がカイロプラクティックに通っていることは常々書いている通りである。こいつは背骨を中心に骨格のズレを物理的に(つまりレントゲンで写すと判る形で)補正し、神経を行き交う電気信号、血流の正常な流通を目指す。
妻は妻で骨盤補正がメインの整体に通っている。まぁ似たようなコンセプトであり特段否定はしない。が、そこで勧められたマッサージとやらのチラシ能書きに引っかかった。
「ホメオストレッチ」
なんぞこれ、ホメオパシーと何か関係あるんか。
ホメオストレッチは生理的なリラクセーション状態に導くために介入する。したがって、そのために重要ないくつかの特徴を取り上げてみる。
① 末梢から中枢へリラクセーション信号を送り、中枢にリラクセーション反応を起こさせ、その結果全身の「筋バランス」の回復を図ること目的とする。
② 心理的な影響を強く受けやすいと考えられる抗重力筋群を中心に介入する。
③ 通常のストレッチと異なり、随意筋を不随意(他動)的に操作する。
④ 伸展は関節の可動制限まで運動させず、軟組織の抵抗が強まる個所を基準とする。
⑤ 筋や腱の強化を目的としないので、痛みや不快感を感じる場合は中止する。
⑥ 筋組織に対して与える垂直圧の圧力は4~7キログラムの範囲で実施する。
⑦ ホメオストレッチの介入時間は通常で10分~15分程度である。
(ソース)
ほえ(笑)
妻曰く
「私には効果あるみたいだよ」
で、ヒーリングミュージックみたいな奴がやたら聞きたくなったとか。
「それ催眠術もどきじゃねぇの?」
「かも知れない。最近はそういうこと感じないけど」
見ての通り何か色々と「その筋の用語」が出てきているので追々調べるとして、主催者の名前で検索するとこうなる。
熊野 宏昭
早稲田大学人間科学学術院教授
◆略歴◆
1985年 東京大学医学部卒。
1995年 東京大学博士(医学)取得。
東京大学心療内科医員、東北大学大学院医学系研究科人間行動学分野助手を経て、
2000年4月から、東京大学大学院医学系研究科ストレス防御・心身医学(東京大学心療内科)助教授・准教授)、
2009年4月から、早稲田大学人間科学学術院教授。
研究面では、治療の科学化を目指す臨床心理アセスメント、摂食障害およびパニック障害の病態生理・心理学的研究・携帯情報端末を用いた治療研究、リラクセーションや認知行動療法を含む非薬物介入の脳科学的研究が専門。
臨床面では、パニック障害、軽症うつ病、摂食障害、生活習慣病などを対象に、薬物療法や面接治療に加え、赤坂クリニックや綾瀬駅前診療所の心理スタッフとも協力しながら、リラクセーション、認知行動療法、マインドフルネスなどを積極的に用いている。
◆所属学会等◆
日本行動療法学会常任理事、行動療法研究編集委員長、日本不安障害学会理事、日本循環器心身医学会理事、日本心身医学会評議員・常任編集委員、日本認知療法学会常任編集委員、日本心療内科学会評議員、日本うつ病学会評議員、日本摂食障害学会評議員、生活習慣病認知行動療法研究会幹事、ほか。
著書はいいから論文は。
(本人サイト@ワセダより)
摂食障害とかそういうのは見つかる。ナニ?ヒキコモリ?
念のため特許庁
あい。
まぁ、ちょっと専門用語から見てみよう。え?半信半疑だよ。かわいい妻に中途半端はお断り。
(つづく)
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