千葉はこの先生きのこるのか
本来こんなネタの記事は「ニーズが無い」はずなのだが。
※クリックで原文。pdf閲覧注意
文部科学省は、これまで、広域の放射性物質による影響の把握、今後の避難区域等における線量評価や放射性物質の蓄積状況の評価のため、東京電力(株)福島第一原子力発電所から100kmの範囲内(福島第一原子力発電所の南側については120km程度の範囲内まで)及び近隣県について航空機モニタリングを実施してきた。
だってさ。早速見てみよう千葉県。
●端的な事実
これで行くとチーバくんの鼻先から下は大体0.1μSv/h以下、となる。これは市原のモニタ値とほぼ等しい。だからまぁ、市原の値を計算に使って良い。
●単位の整理
ベクレル(Bq)1秒間に発生する核反応の数。つまり放射線を飛ばす能力=放射能の強さ。卑近なたとえで「うんこの臭さ」
グレイ(Gy)体重1キログラム当たりに受けた放射線の量。短時間に大量の放射線を食らった場合の危険度を示す。第五福竜丸(ビキニ環礁水爆実験)では1.7~6.9グレイ。東海村臨界事故では6~25グレイ。
シーベルト(Sv)体重1キログラム当たりに受けた放射線の量。グレイと似ているが、受けた放射線のうち、長期的に悪さをする可能性がどれだけあるかを見る換算値。「線量当量」という(pdf中に明記は無いが実効線量と考える)
●計算
市原の値が0.044μSv/hである。これは全裸で1時間突っ立っていた場合の値である。
仮に24時間365日全裸で過ごすと。
0.044×24×365=385.44μSv≒0.39mSv
成人が1年に浴びて良い人工放射線の上限が1000μSv(=1mSv)
仮にフクイチがぽぽぽぽ~んせずに全裸で過ごした場合自然から受ける放射線1500μSv(=1.5mSv)
発がんのリスクが喫煙や飲酒の影響と明らかに分離できる線量が100mSv
後は食い物やね。発表されている各ベクレル値に、食った量(kg)と、換算係数
セシウム137:幼児0.000021/オトナ0.000013
を掛けると、ミリシーベルトが得られる。
例:白井市のコメから1キログラム当たり47ベクレルのセシウムが出た
これを1日200グラム食うとしようや。
47×0.2×365×0.000013≒0.045mSv
で、全裸の値を加えれば最悪値が出る。
ああ、やだやだ。こんな解説書くハメになるとは。
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