防災訓練の風景
10月の最終金曜は毎年避難訓練。
さすがにみんな3月11日を経験しているせいか、これまでより真剣だった気がする。
この手のイベントがでぇきれぇなじちょーも、「机の下に潜る」は参加した。
「お前メールに5分揺れるとか書かなくていいんだよいちいち」
うっせバカ。そういうのが現実に面したとき知識として呼び出されるんだよ。
さて今回は「房総半島沖でM8」という想定である。これは元禄地震(1703)を想定したものと考えられる。
「帰宅困難を想定して貴重品と非常食袋を持って避難してください」
う~ん、意図は判るが。
元禄地震は関東大地震のグループに属し、その大親分である。相模湾と房総沖が一緒に動いた。
シミュレーションモデル。ネタ元pdf
問題はこいつ東京湾に津波を送り込むのだ。
品川(当時の=海岸)が水に浸かり、液状化もあったとされる。ネタ元同。
「でも今埋め立て進んで海岸線もっと奥じゃん」
それが問題。そうした近々に埋め立てられた港湾施設・石油コンビナートなどが液状化で沈み、次に津波に呑まれて流されてくる、という可能性があるわけ。鉄の塊と炎が波の先頭に立って海岸を舐めることの恐ろしさは皆さんご存じの通り。
すぐ、帰ってはいけないのだ。う~んもう少し何とかならんかなぁ。
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