いらんものわざわざ買わない~最大の非関税障壁・日本人の心~
オバマのみならず、日米間の貿易問題になるとアメリカは必ずこういう。
「日本の市場を開放せよ」
クルマ、牛肉、柑橘類。
果たして我々はこれらを積極的に買うであろうか?
ぶちょーなんかがアメリカに行くとお土産にお菓子を買ってくる。
・すげー甘い
・ものすげー色
ぶっちゃけ
ではあるまいか。少なくとも、身体に良いようには思われない。
実は日本の産品はよらず極めて高品質である。「水道の水がそのまま飲める」「生卵が食える」この辺は世界水準から見て異例である。ひっくり返して「それが普通」なのであって、世界水準を持ち込まれると「えっ」となる。
一方で外国産だから、という排他的な考えなのかというとそうでもない。ドイツ車、スイスやフランスの食い物飲み物…むしろ舶来マンセーとすら言えるかも知れぬ。ただ、うん、そう。
そこに「アメリカ」という選択肢はない。
キャデラック。900万円。
BMW535。840万円。
どっち買う?
欧州車が売れるのは、高級感、のみならず、日本車と同等以上の使い勝手が得られるからである。街乗り、高速道路クルージング、山道ワインディング。アメ車で峠道ゴリゴリ走れるか。そういうことだ。
よくサムチョンテレビが売れて日本のテレビが売れないのは、現地のニーズへのリサーチが足らんからじゃ言うが、そういうことする気も無くミサイルちらつかせて「買え」というのがアメリカのやり方である。日本人の「欲しくない」の裏には「買っても使いにくい」があるのだが、「道の方を変えろ」というのが恐らくアメリカのやり方である。
…この記事読んでいただいてる方々におかれては、自分が福島第一の放射性物質の影響について全くと言ってイイほど触れてないことにお気づきであろう。実際気にしてないからだ。
でもメリケンの柑橘類は買わんよ。
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