超ひねくれ東京モーターショー見物記(その1)
地の利(?)を活かして、ナイター入場(¥500)を狙って行ってきた。
同じ事考えた人は当然わんさかいたようでご覧の通り黒山。
さてナイターで見られるのは18:00~20:00なのである程度的を絞る。自分は基本鉄ヲタでクルマは「機械好き」の延長という方が正しい。そこで。
・電気自動車/ハイブリッド(およびそれらの基幹技術=パワーエレクトロニクス)
・めったなこっちゃ触ることすら無いクルマ
とする。
まず
綺麗なおねーちゃん。
ではなくて、
●電気自動車/ハイブリッド
トップバッターはいつぞや触れたカムリさん。某・半島の「ハイブリッド」がこいつを越えたとか日本のヒョーロンカも巻き込んでdisり必死だが、「ガソリン車にモーターも付いてます」と一緒にしないで頂きたい。
その核心部分がココ、アイシンの動力変換器(あえて技術名称は使わない)。
こっちは完全な電気自動車。
レーシングコンセプトカー。
電・燃合成で220kW。これはJR西日本の「新快速」の主力、223系電車の電動機1発と同等。
ニッサンの葉っぱ。関係ないが「ふしぎの海のナディア」に出て来る海底地形「リーフ64」が「はっぱろくじゅうし」の意味であることはここだけの話。
BMWの電気自動車コンセプトカー。
電動機出力125kW。まぁBMWとしてのスペックにはまだまだですね。
「5」のハイブリッドバージョン。チョット座ってみましょう。320廃車にして幾星霜、久々のBMW。
大ぶりの革シートに…いや173センチとしてはそこはいいんだが、革シートってすべるのよね。
後ろのカップル。
女「こんなもん?」
男「ベースが5だしねぇ」
おめーらカローラ乗ったことねーだろザマミロw
さて外面この位にして「中身」つまりエレクトロニクスを見てみましょう。プロパルジョン系は日立、三菱電機、デンソーから。
日立のシステム説明。
パワーユニット(インバータ本体)のIGBT。このサイズだと600V300Aってところか。GMの「ボルト」に載ってるユニットだって。
三菱電機のモータ。
確か永久磁石同期モータ。
インバータさん。600V300Aクラスか。
デンソーの場合。
この人のコアはここですよ。パワー半導体をヒートパイプでサンドイッチした両面冷却。
参考出品SiCパワーモジュール。ここに写っている一式でインバータを構成する。チップサイズ小さいが間隔を開けてあるのは絶縁距離確保のためとみた。耐圧1200V。サイズからしてシリコンの10A相当だから20か30A
か。
ハイブリッドは他にホンダ・スズキ・アウディなど。ヤマハは電バイク・電チャリを出展。
一服。どこかの男の子が帰りたくないと泣く泣く。
(つづく)
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