暦の上ではあと10日
サンタクロース活動も後は包装だけ、モチ買ってお飾りも用意した。週末クリスマス3連休の予定も決まっている。
でも全然年末を迎えるという気がしない。
被災地への配慮とか、新年祝う気分にならないとか、そういうことではない。
3月11日から進んでない。
週明け14日から東京は動いたが、確かに動き出したのだが、それは別世界のTOKYO。ひっきりになしに地震が起き、200キロ彼方で放射線まき散らしてる。
そう、そこから戻っていない。3月11日のまま春になり、3月11日のまま夏が過ぎ、3月11日のまま2011年が終わろうとしている。
冷温停止?停止じゃない。ただ、水没した原子炉の温度が100度以下である、ってだけ。真冬の福島屋外に水槽晒しときゃ冷えもするさ。しかし、溶け落ちた燃料は地中深く、セシウムの混ざり水はキロトンの単位で池を作ってる。
人が近づけもしないのに止まったも何もないもんだ。偉そうに世界中に言うなアホ。
そして大地自体も然り。振り返りの特番かまびすしいが、決して余震が出切ったわけではない。
どころか、歴史は巨大な擾乱の始まりであることを暗示している。貞観の地震から20年で関東が、そして仁和の東南海・南海地震が起きている。延宝地震も震源が三陸と房総に分かれているが、宝永地震・富士山噴火はその30年後である(その30年の間に元禄地震…1つ前の関東大地震が起きているが、貞観の後に来た大地震とは震源とメカニズムが異なる)。
引き続き怠らず、備えを。
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