【地震ネタ3題】その1・首都直下型地震はいつ起きる?
どうだろねぇ。
・メカニズム的に
関東直下は3枚のプレートがせめぎ合っている。
上から
北アメリカプレート(北から南へ)
フィリピン海プレート(南から北へ)
太平洋プレート(東から西へ)
で、東北地方太平洋沖地震は、北アメリカと太平洋の間で生じたもので、宮城県沖から破壊が南下したものの、このフィリピン海プレートが割り込んでいるがために破壊が茨城沖で止まったという経緯がある。なので、破壊の頭止められたエネルギの蓄積はある。
・歴史は語る
869貞観三陸地震→878関東(M7.4?)
1611慶長三陸地震→1615江戸(M6.5?)
1793宮城県沖連動タイプ→1794江戸・1801上総
1896明治三陸地震→1909房総沖(15時間おき2発)
で、実はこの後、三陸沖の大きな津波を伴う地震は東北地方太平洋沖地震まで起きていない(M7.5の通常の宮城県沖地震だけ)。
・関東の被害地震さかのぼり
1987千葉県東方沖(M6.5)
1983山梨県東部(M5.6)
1953房総半島南東沖(M7.4)
1949今市地震(M6.2,M6.4双子)
1931西埼玉地震(M6.9)
1924丹沢地震(M7.3)
1923関東大地震(M7.9)★メカニズムが違う
1922浦賀水道(M6.8)
1921竜ヶ崎地震(M7.0)
1916群馬県西部(M6.2)
1915房総半島(M6.0)
1909房総半島沖(M6.7,M7.5双子)
1895茨城県南部(M7.2)
1894明治東京地震(M7.0)
1884東京
1870小田原(M6?)
……明治以降でここまで。200年で15回(関東大地震除く)つまり13年に1回の割合で被害地震が起きてる計算。すなわちせめぎ合うプレートの中、プレート同士でこうなっているわけ。
で、30年程度なりを潜めるのは別に珍しくない。と。
千葉県東方沖から25年が経過します。そして参考にすべきは言わずもがな兵庫県南部地震・阪神淡路大震災です。
あっ!
10秒・・・5・・4・・おいおい←情報が修正されるとこうなる。だからすぐ隠れる、が正解。
ぐらぐらゆらり。
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