リンク

  • 創作物語の館@ココログ出張所
    別途お話を書いています。携帯端末で気軽に読めそうな短いのと、携帯端末でどうにか読めそうなデータ量に小刻みに切り分けた長いのと。 メインはファンタジー、冒険、命を守る。先端科学、魔法、超能力、妖精さん、てんこ盛り、暇つぶしにでも覗いてやって。50作少々あるので。
  • 竹谷内医院カイロプラクティックセンター
    ヘルニアや座骨神経痛と闘うあなたに。ここが私の安心サポート。 (カイロプラクティックまとめ記事はこちら
  • 朋和カイロホームページ
    名古屋におけるオレのケツ腰の守護神。JAC認定カイロプラクティック。さあアナタもLet’sバキボキ

ついったー

  • ついったー(暫定運用)

めーるぼっくす

無料ブログはココログ

« あなたの知らない世界 | トップページ | 卵子は老化する »

2012年6月22日 (金)

さよならボイジャー

Sn3n0183

タイトルの解説:小松左京の「さよならジュピター」が映画化されて、ユーミンの「VOYAGER」を主題カニした…ちゃうわ、何しとんねんATOK、主題歌にしたわけですね。
 
ボイジャー1号(1977年)が太陽系の端に到達したようだ。178億キロ。光の速さでは16時間。
 
星と星の間…恒星間空間というと「静寂な光と闇の世界」というイメージがあるが、実際にはそうでもないようだ。数多の高エネルギービーム・放射線が飛び交い、応じて生成された電磁波を検知しているようである。最もこれは太陽が粒子・ビーム・電磁波をガンガン出していることからも当たり前で、むしろ太陽のそうした活動の故に、外宇宙からの毒電波侵入が阻止されている、というのが真相のようだ。静寂なのは太陽風の及ぶ範囲「ヘリオスフィア」の中だから、と言える。我々は太陽に守られているのである。
 
いわばボイジャーは「嵐の大洋」に出て行くわけだ。
誰も知らない世界へ。
何の情報も無い空間へ。
帰ることの無い旅路。
プルトニウム電池はあと10年。
終われば、地球との通信も途絶する。
相手を知ることも、自分を知らせることも、もうない。
旅路の果ては誰も知らぬ。
仮に、同じミッションで有人の募集があったら。
地球に帰ることは無いとあらかじめ判っている、しかし人類の誰も知らない世界へ行ける、となったら。
それでも応募する人はあるだろう。なぜなら、それ以上の冒険は無く、命をかける価値があるからだ。
 
地球上の、下らない、諍いや言いがかりとも、永遠におさらばできる。
地球よりも、はるかに激しい現象のまっただ中の方が、地球よりも静寂なのかも知れぬ。

« あなたの知らない世界 | トップページ | 卵子は老化する »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: さよならボイジャー:

« あなたの知らない世界 | トップページ | 卵子は老化する »

2024年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

最近のトラックバック