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2012年7月 9日 (月)

イノベーションのパラダイムシフト                 とか書いてみる。あらやだカッコイイ(#^_^#)

↓の工作教室はトヨタ産業技術記念館だったが、中に展示されていた同社の原点「自動織機」に妻はえらく感心したという。あんな複雑なものをどうやって、と。
 
世界的企業に発展した日本企業は、その創業の原点・コンセプトに「日本のために」を置いていることが多い。ハッとした方あろう。「金儲け」ではないのだ。なお「便利だろう」「楽しいだろう」「人類のために」もここに含める。
 
そして多くの場合、原点を忘れて単なる金儲けに走り出すと衰退する。そりゃそうだ。「~のために」の工夫がオリジナリティを生み、「その会社ならでは」を作り出してきたのだから。その視点が失われたら、「ならでは」も失われる。ただの根無し草であって、企業としての存在意義はない。
 
ただ、20世紀が「~のために」が作り出しやすい時代であったとは言える。家電品を例にとれば、まずは「手作業の機械化」こそがその主たる誕生理由だ。照明、炊事洗濯はそれであろう。次に「可能になればもっと快適」冷暖房、「可能になれば知性に貢献・娯楽の拡大」音響映像、情報通信。
 
で、行き詰まった、次に手を出すものがなくなった、のが現状ではなかろうか。その中で金儲けだけを目した企業体が跳梁跋扈している。多くはありものを寄せ集めて新規性をアピールするタイプで、しかし、それは、寄せ集めるだけなのであっという間に模倣される。画面タッチのスマートデバイスはその典型だし、実言うと新幹線も寄せ集めの例だったりする。
 
人類の歴史を劇的に変えた事象を過去から追ってゆくと、恐らくは道具の発明による狩猟採集の効率アップ、農耕牧畜、金属加工技術の獲得、金属器による建設や自然改変の開始、機械による各種加工、機械の動力源としての蒸気エンジン獲得(産業革命)、電力改変技術の獲得(原子力含む)。となるのではないか。つまり、「何かに干渉し、意のままに操る道具の開発」と「道具を動かすのに必要なエネルギー源の確保」の繰り返しである。何のことはない、原始時代と何も変わっとりゃせん。そしてこの点で言うと「3Dテレビ」は、道具を作ってみてから使い道を探す、という存在であると判る。「あだ花」なのである。なお、立体視はデカい画面で十分精細であれば、その情報から脳が補完するので十分立体感、臨場感は得られよう。さておく。
 
戻って、「新しい道具が必要」なフロンティアはまだ残っているのだろうか?
新幹線を出したが、あれは高速で移動したいという必要性のゆえに生み出された、という側面もある。これはしばらく有用とされよう。
「手近」な部分ではイノベーションが必要なことは殆どやりつくした感がある。すると少し離れたところ?あるいは手が出せないと思われていたようなところ?後者の場合たとえば、人体そのものや、食品・農産物か。「人造食品」って無いんだよね。合成食用油があった気はするが。
離れた方向では気象や環境へのアプローチあたりか。ヨウ化銀ばらまいて人工降雨とかやってるが、そういうのではなくて、より正確な予報とか、落雷誘導とか。
スケール自体はもっと上げられるが(ex.飢餓問題解決)、そこまで行くと企業活動ベースかというと少し違う気がする。もっと国家レベル「日本の世界貢献」みたいな話になるだろう。それはそれでいろんな企業体が集まる、というスタンスはあるかもしれない。ああ、そうか。
 
イノベーションの主体が個人から企業へ変わってきたのがここまでなんだ。これ以上のイノベーションを行うには「企業を超えた存在」へとパラダイムがシフトする必要があるのか。

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