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2012年7月 6日 (金)

君よわが子に生き様を見せられるか

大津のいじめの話は大人が保身の故に子どもを殺した構図そのもので、関係者全員が首をくくるべきだと思う(文字通り死ね)。ってか、悔しくてたまらん。いつまで続くんだこんな話。
ちなみに自分自身の見解その他は原稿用紙560枚のお話の形にしてある。なのでここでは書かない。
 
いじめ自体は昔からあったが、昨今ニュースに出てくるそれはあまりにひどすぎる内容が多い。隠れていたものが明らかになるようになっただけなのか。
否否明らかにサディスティックな嗜虐者増えてる。ひとつはネットがその嗜虐性を拡大させるのに「有用」に働いてる。詳しく書かないが、たとえば、ネットの悪口は「残り続ける」。
 
主題ここから。我々大人は今の子ども達に「ああなりたい」という姿を見せることが出来ているか。
 
卑近にはアニメとかマンガ、特撮とか。「ああなりたい」という姿がそこにあるか。
誰かを守る姿があるか。
譲れない正義を体現できているか。
某マンガ雑誌はひと頃バトルものが大いに流行ったが、正義の命題化があったとはとても言いがたい。あり得ない設定で無茶苦茶な必殺技を出して勝つ。それだけだ。むしろ「相手を倒す」ことに終始し、嗜虐性を引き出す方向に働いたかも知れない。
 
アニメは女の子が主役できゃっきゃうふふするものが多い。可愛くていいがそれはそれで否定しないが「そうなりたい」と思うもんじゃないだろう。どうでもいいが大津って京津線のけいおん電車走ってるよな。イメージ汚されたな。
 
「燃えるような」と書けばまとまるか。星野仙一氏が「弱い者に味方して強い者に勝つ。それが男の子だろう」と阪神監督就任の決意表明をしたが、これは真理だろう。何故なら男のレゾンデートルこそは、家族を守り、妻子を守り、次代を育てて送り出すことだからだ。一族を守り、国を守り、民族を守ることだからだ。
 
それは暴力によるものだけを意味しない。経済力を確保して平和で豊かな生活を確保できていれば、それは立派に男の仕事だ。
 
「いじめ」はそれと逆だ。何故なら守る行為では無く、ただひたすらに傷つけるだけにすぎないからだ。最も後ろ向きで、最も卑怯な行為だ。
 
何のことは無い。それはテレビのバラエティがやってる「いじり」という行為と等しい。
 
努力すること、諦めないこと、譲れない何かを持つこと。
還元すること、守れるものを持つこと、逃げ出さないこと。
誰かのために自分が存在できること。
 
綺麗事ばかりだ?綺麗事も言えない奴って、何して生きてきたんだよ。
 
大人だったら、子どもを守れ。

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