ドケントハコモノハドゲンカセントイカン?
政治ネタ。
ようやく国益毀損売国政権が終焉を迎える。何だか長い長い台風の夜を過ごしたようである。まぁ普通に行けば自民政権で民主消滅(大敗ですらない)であろう。
過去の保守政権で「取りあえずサラリーマンの天引きに手を出す」って考え方に憤慨していたのは確かである。地方空港に代表される「誰も使わない豪華な施設」が田舎にどーんと建つのもちょっとどうかと。
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が、ドケンハコモノそう呼ばれるもの十把一絡げにNGというのはやり過ぎだと思うのである。例えば第二東名は一貫してそれでも作れと言ってきたつもりだが、果たして見よ、大成功ではないか(オレ自身は中央道派だが)。
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前にも書いたが鉄ヲタ道中で感じるのは、このご時世に及んで余りにも、余りにも、到達するのに時間の掛かる地域が多いこと。空港に友達を送っていったら、自分が家に行き着く前に「羽田に着いた」とメールが来たとか有名なコピペだ。ホントかどうか知らんけど。
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「高速道路や新幹線はストロー効果で人を持って行く」
それウソ。ようやくだが前にも書いた新幹線によるお手軽ツアーがようやく始まった。東京にパッと出られるというのは、東京からサッと来られることでもあるのだ。喜多方にラーメンを食いに、小布施に栗おこわを食いに、青森にマグロを食いに、やったらいいじゃんか。「いいもの」はどの地域にもたくさん有るので、必要なのは「アクセス」その整備こそドケンであろう。前の職場で支社巡りして思ったことだが、地方には「東京へ出るのは大変」という認識でも、東京の側は「新幹線や飛行機でサッと」と軽い認識だったりするのだ。ガンガンプッシュして一千万マーケット東京を攻略して頂きたい。ぶっちゃけ食い物と温泉さえあれば東京の人間は行く。え?泊まって欲しいのだ?それは東京の人間忙しいから多く困難。なので「日帰りすら出来なかった」ゾーンをまず開拓すると考えて頂きたいのだ。長期滞在は追って彼らがリタイアした時「あの時のあそこへ行こうか」となって現れる。未来投資。
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以上一般論だが、現在忽ちドケンハコモノが何より求められているのは震災被災地だろう。失われたインフラの再建のみならず、高速交通網、新しい居住地、防災システム、避難拠点の整備・・・がんがん税金突っ込んでいただいて何らの異存ございません。鮮人のナマポ乞食にパチンコされるより・・・おっと比較すること自体失礼だな。要は偉そうに背伸びしたお題目より足元の再構築であり、それはドケンハコモノそのものじゃないかって話。ただ、作るもの間違えるなよってこと・・・ヤクショの仕事ね。
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(で、それらに収める電機品を我々メーカーが作ってウヒヒと。でもね、こうして内需が回るワケよ。ナマポでパチはそこから先にカネが回らない)
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