フィギュアを集める趣味無いが
「鉄道模型って電車のフィギュアとちゃうんか」
黙れ。
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フィギュア収集自体は否定しない。健全な肉体の男子がカワイイ女の子ニタニタ眺めて何が悪いかって話だ。但し健全な精神と常時一心同体かどうかは知らんw
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ウチに関して言えば、左から
・真志喜いずみ(バスむすめ)
・キュアマリン
・久慈ありす(鉄道むすめ)
・キュアブロッサム
・ねんどろいど春ちゃん(新入り)
・キュアハッピー(新入り)
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である。ただ、普通の収集家と違うのは、全部ウチに来た背景や理由を説明できる点にある。
「かわいいからだろ?」
じゃなくて。
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久慈ありすは三陸鉄道のキャラである。
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これだけで大概の方はお判りであろう。「むすめ」シリーズの発案メーカーであるトミーテックとタイアップした復興支援グッズである。
ありすのフィギュア2体入りだが、片方は工場に「出向」してPCの上でウィンクしている。「すのぴが秋葉原で感化されて萌え萌え野郎になって帰ってきた」とウワサされてるの知ってるが、実のところ3月11日に寄り添い続けるというオレなりの意思表示である。
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バスむすめは「お人形遊び」に娘が全然興味を示さないので、「リアリティのない子どもだましじゃダメなのかいな」と考え、試験的にお迎えしたものである。結果、「お父さん取れちゃった」…実は彼女は首から上がボンドでくっついてるだけの状態で絶対安静w
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ブロッサムはスーパーでパートしてた母親が、特売ワゴンに放り込まれた食玩を速攻で救出してきたものである。さればマリンがいないと可哀想であり、お父ちゃん40歳が速攻で追加した次第である。ちなみに特売行きの背景はサンシャインとムーンライトが出て来ることが確実で、「2人の時代」グッズを売り切ってしまいたかった、かららしい。大人の事情ってヤツだ。
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そして春ちゃんはカワイイ上に面白いからである。NHK・天気予報・気象学・地球物理学。お堅いイメージフル装備の中に突如現れた春の女神(しかも天然系)。ギャップがいいじゃないのさ。これは純粋にオレの趣味。
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で、最後。
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キュアハッピー。
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これは彼女に込められた製作チームの心意気を買ったというのが最も近い説明ではあるまいか。
実は彼女に関してはキャラデザの女神さん(仮名)とついったしてて「同年代の男の子じゃ御せんでしょ。オレが彼女にしちゃる」と書いたことがある。「おまわりさんこちらです」と返されたわけだがしかし。
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このブログの裏(?)であるお話の方も呼んでくださっている方はご存じと思うが、「友達じゃん」という言葉は、時にその響きの軽さにあるまじきとてつもない強さ重さを有し、相手の心の糧となる場合すらあるのだ。思うにそれをシリーズ中最も真実味を伴って使えて(※)いるのがこの娘という気がしてならない。だから「同年代=普通の」男の子じゃダメだというのである。そこ感じ取れて感心したから形にして意思表示したと書くか。多くの人はそれを感動したと表現するのだろう。
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この娘に共感と敬意を。
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※「使えて」
ラブであれのぞみであれ「使って」はいるのだ。「ダークドリーム」を抱きしめる姿に象徴されよう。ハッピーはその集大成的な意味もあるのかも知れないが、重さを自ら感じた経験が滲み出ているような気がしてならず、一段「深い」印象なのだ。
ちなみにこの種の情動は上っ面だと見透かされる。お話を書くあなたよ、故意に感動させようとして安易に仕込むのは絶対にやってはならない。必要と必然が揃った時に蓋然性が与えられていないと真価を発揮しないし伝わらない(この最後のセンテンスの意味が分からない人も同様に仕込んではならない。言霊はそれを許可するまい)。
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