痩せるためなら死んでもイイ
「健康のためなら死んでもイイ」たぁタモリの名言だが。
それと一緒で。
ナンチャラ痩身法とやらがテレビで紹介されると、そこに出て来た商品がワッと売り切れるという現象が時たま起きる。が、0.1秒考えて欲しいが、それが本当に効果的なら医者が使うってことだ。そうじゃなのはそうじゃないのである。故意に食のバランスを崩して、結果身体が自らの所要成分を供出して補っているに過ぎない。脂肪はエネルギであって、エネルギを消費するには筋肉を使うしか無い。道は自明だろう。
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良く書くが、現生人類は飢餓に対応した進化をしている。飢餓と感ずればエネルギ消費を抑制し、一方で食えるときに食えるだけ食うのである。従って食を抑えても体重は中々減らず、逆に絶食で目標に達したと喜んで食うと必死にため込む。「リバウンド」という奴である。
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ちなみにそれを繰り返していると次の2点で良くない。まず痩せる場面では命の危機が迫っているせいか「子孫を残そう」とする情動が強くなる。男の場合・・・あとは判るな。よろしくない。
次にエネルギのため込み方。脂肪細胞には「白色脂肪細胞」と「褐色脂肪細胞」があるが、白色は一度出来ると消えない(ため込んだまま)。これは「保温」という点で有効だが、多すぎれば単なる無駄。贅肉そのものである。飢餓になるとため込む方を優先にするので白色が増える。少し減るけどたっぷり増える、こうなる。
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従って正しいダイエットは、「身体に飢餓と感じさせない」レベルを継続しつつ、運動を絶やさない、ということになる。いわゆる腹八分目は実は「食い足りない」レベルなのだが、30分ほど経てば血糖が回って満腹中枢が反応する。従って本当に不必要な「我慢」はその間、ということになる。
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めたぼ対策一週間。体重は減ってないが脂肪率は落ちた。食う量も確実に減らしているのでそのうち数値にも出て来よう。
しかし腹が減る。そして・・・ちと眠くて疲れやすい。眠ろうとするのはエネルギを使うまいとする身体の反応か。だとすると減食しすぎか?
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