人命の価値観
「アルジェリア政府からの情報提供により、邦人の安否に関する厳しい情報に接した」と説明。
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飢餓・貧困の地が現在ただ今そうであるように、人命が失われる状況が日常茶飯事になると、その状況に人は「慣れて」しまう。次々に生まれ簡単に死ぬ。
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人命に対する価値観は「悲しみ」の裏返しで醸成される。死の日常化はその涙を奪う。
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その状況下で争い事が生じた時、人命は「その数で比較されるもの」となる。
減ると不利になるので「殺す前に殺せ」
そして「殺された以上の相手を殺せ」
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従って人命を盾に何らかの要求を行う行為は甚だしく優先順位が下がる。
罪と定義されなければ、正義であると定義されれば、人命は尊重の対象ではない。
不変の真理というのは、単に我々の思い込み。
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