オリオン座の観察
娘の宿題。周囲の風景も入れてスケッチし、移動を追え。
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手順
①オリオン座を見つけます
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実はこれが最大の難関かも知れない。確かに図鑑教科書早見盤、星の並びが書いてあるが、夜空を見上げた視野の中で星座がどんなサイズで見えるか、星見るクセでも無い限り目安が無いからだ。
ウチの場合丁度2本の電線の間に三つ星が並んだ。
「あの3つ」
「あーあー」
「赤いのがベテルギウス。下の白いのがリゲル」
まぁ、オリオン判れば他のも大体判って来る。
さておき、この第1の難関どうやって乗り越えよう。
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提案。デジカメ夜景モードにして撮影なさい。1月20日夜11時は真南より若干西。
写る。ここの中から逆に電線や月や建物を手がかりに星達を探して行く。
ちなみに赤いのがベテルギウス。リゲルは画面の下端で見切れている。で、三つ星(左からアルニタク(Alnitak)、アルニラム(Alnilam)、ミンタカ(Mintaka))、全体でつづみ形だが、つづみの右上ベラトリクス(Bellatrix)。三つ星挟んで対角線上はサイフ(Saiph)。
ちなみに三つ星の下、電線とカブっているところに何か写っているが、これは「小三つ星」と呼ばれる天体の並びで、真ん中にあるのがオリオン大星雲M42である。
で、ベテルギウスは爆発寸前、但し明日か1000万年後かは知らん、位まで書いておけば小学生の宿題としてはまぁ完璧。興味ある向きは更に星々の固有名の由来でも追えば良い。こうしてアラビアやメソポタミアの知識が要求される。
「ちなみにDSかざすとその方角の星座が表示されるのあるけどね」
「欲しい」
マジか。
だめじゃん。
・・・覚えろ。おおいぬとぎょしゃならまずはどうにかなる。(実はあいぽんで同じコトできるソフトあるが、あいぽんがある=オレがいるわけでいらんのだ)
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