はいれぞ音源の扉
★2014/7/16追記。本記事にて紹介の「AudioGateによるDSDディスク作成」は、AudioGateのアップデートにより、有償化され、ややこしくなった。作成方法は別記事を作成したので、途中リンク先からそちらにジャンプされたい★
High-Resolution:高解像度。略してハイレゾ。
CD:コンパクトディスクを超えるそれを有するオーディオソースを総称してそう言う。
SACD、DVDオーディオ、DSD配信など幾つか提案されたが、板系ではSACDが細々と、配信ではオンキヨーが中心になって周知を図っている、そんなところか。
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一言で言えばイマイチ盛り上がってない。
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再生環境をカネ出して揃える必要があるから、なのはもちろんだが、もっとカネが掛かるのは録音側の設備だ。CDが登場する前から録音設備はデジタル化が進んでいて、要は「そのままコピーして板に焼くだけ」で対応出来た。しかしハイレゾではそうは行かない。機器はもちろん、機器間を接続するケーブルにまで気を配る必要がある。マイクやモニタースピーカーなどアナログ・デジタル変換を伴うのは尚のこと。特にマイクは50kHzだの100kHzだのまで伸びたモノなんか殆ど無いんじゃないのか。
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さておき、先のフェスタでオンキヨーからもらった「1曲お試しDLクーポン」
試した。エビフライは番号隠し。最も突っ込んでも「使用済みです」で蹴られるけどね。
DLしたファイルは普通にPCファイルとして好きなところに置ける。それこそマイミュージックで結構。ちなみにどうせなら最初からハイレゾ対応で録音されたモノが良かろうと向谷実氏の曲をセレクトした。
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問題は再生方法である。専用のソフトとDAコンバータが必要で。
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マテ。
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Windows対応ソフト:(中略)KORG AudioGate(¥19800)
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◇DSDディスクを作成して再生する
DSDディスクの再生機器として代表的なものは、TEAC PD-501HRやSONY SCD-XE800、Pioneer PD-70などがあります。.
PD-70の再生機能はPD-10でも一緒である。DSD書き出して再生することが出来るかも知れない。KORG社(説明はせんよ)から当該ソフトを落とす。
★以下、AudioGateによるDSDディスク作成法は有料化で難しくなった。独立記事にしたので一旦こちらへジャンプ。
★お帰りなさい。続きをどうぞ
ここで面白いのは★有料化されたので上記部分は削除とする(2014/7/16)
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◆AudioGateは、どなたでも自由にダウンロードしてお使い頂くことができますが、ソフトウェアのアクティベーションに以下のいずれかが必要となります。
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コルグ1bitオーディオ製品
有効なTwitterアカウント
※お使いのTwitterアカウントにAudioGateが自動ツイートすることをご了承頂きます。
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つまり宣伝媒体にテメエのアカウント使わせろってわけ。逆に言うと何焼いてるか分かる。
面白えじゃねえかw
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さて向谷さん焼けましたよっと。プレイヤーに入れてみましょう。
認識。成功。
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ちなみにこいつらの「音質」なんだが、耳じゃ感知できない領域まで出してますってのがウリなのね。何が違うのでしょう。
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何だろ、一口で言うと、音楽が空間に溶け込むんだ。よく「自然で柔らかい」という表現が使われるが、普通のCDだと「音楽流してます」・・・空間に割り込んでるわけ。比してこっちは空間となじんでいる。鳥の声であり木の葉ずれの音であり、という流れの中で奏でている。そんな調子。プレイヤーが2万円とショッパイし、高品位なハイレゾ機聞き慣れてくればまた変わると思うが、取りあえず効能は出ている。ちなみにCDフォーマットだと20kHz近い音は位相差が表現できない(時間軸2ビットしかもらえない)。これがいわゆる「デジタルっぽい」シャリシャリした音に繋がっている気がする。そこが改善?されている。
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さて問題はだ。このサイト覗くと分かるが、クレカ持ってればヒョイヒョイ落とせて、ガンガン板に焼けるわけね。ライナーも解説もないけど途方もない音質(のデータ)は板媒体ですぐ作れるわけ。
物欲との勝負。最も今のところは「過去の名盤のハイレゾデジタル化」が多いから食指が動かないからいいけど。
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扉は、開かれてしまった。
遙か高みまで。
これはヤバい。
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