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2013年2月10日 (日)

オーディオフェスタ2013なごや

★2014年の記事はこっち

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やってることを昨日知った。今日までだった。行ってきた。
展示メーカーは
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・ネットワークジャパン
・JVC/ケンウッド●
・マランツ●
・デノン●
・パイオニア★
・ノア★
・ソニー
・ディナウディオ●
・アキュフェーズ★
・トライオード●
・ゴールドムンド
・ヒノ・エンタープライズ
・ラックスマン●
・オンキヨー★
・メース
・エクリプス(富士通テン)
・タオック
・ナスペック
・エソテリック●
●はブース覗いた。★はがっつり試聴した。ソニー見てないって?「調整中」だってさ、待ってる時間無かったのよ。
.
聴きながらついったーにブツクサ書いていったので、それを貼り付けて編集する。なので印象に残ったメーカ(というか気に入ったところ)だけ書いてある。
ちなみに持ち込みを聞かせてもらえることを期待して
・ベートーベン(SACD)、五條真由美・うちやえゆか、工藤真由、林ももこ、池田彩。この辺持参(各歌姫≠プリキュア)
.
Img_0243
ちなみに客入りは昼に着く程度にのこのこ出て行ってこんな調子。池袋とか試聴室の予約を取るにも一苦労だったのに。
.
■オンキヨー
Img_0244
我慢して堅実にやってるなって印象。PCのソーテックを取り込んだがやっぱり放り出した。ただ、過程で「ダウンロード式ハイレゾ音源(ハイビット)」を切り開いてきたメーカーの1つ。
P2100073
ここはそのハイレゾ音源をセパレートアンプでタンノイおよび小型ブックシェルフスピーカーを鳴らしていた。
.
タンノイ「上が少しキツい感じ。ライブ板」「デッカのマーラー2番をDSDからハイレゾに起こしたもの。上が丸いが必要な域は入っている」タンノイのデカいのって解像度がどうこう、ってハコじゃないもんね。
で、小型ブックシェルフ。D-TK10という。いつぞやカーオーディオ紹介したとき「ドアトリムが良い感じに響くので制振せず生かした」というゴーイングのコメントを紹介したが、同じで、小型スピーカに制振は無体という背景から、逆に胴鳴りを生かそうというコンセプト。ギターの構造を参考に少しテンションを掛けて板を張り、内部のパーツで調音、だそうな。
「音源はロリンズ。点に収束するとまでは流石に行かないが定位自体は良い。低い方は流石にがんばり過ぎでカブる」ただ、これは試聴室の環境でリスナー40人相手に大音量ぶっ込んでいるからであって、家で再生するには充分すぎる。小型で手頃で良い音だと言える。
P2100070
音だししてないが同社AVアンプの内部。トランス3発あって左からデジタル、オーディオ、映像。ヒートシンクは当然パワートランジスタ用で基板は上から映像、デジタル、オーディオ、だそうな。きちんとしたそして自信のあるメーカは内部を見せることが多い。そうそう、ここではハイレゾ音源のお試しDL券をもらった。後で試さなくちゃ。
.
■トライオード
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え?ゴールドムンドが写ってるじゃんかって?
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ここまで出張ってくるようなマニアが今更GM覗くかって。てゆーかそれでもブース構える開き直りが理解できんわ。
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仕切り直してトライオード。この社名は「三極真空管」の意。すなわちタマアンプ。
古くさいイメージだが、テラヘルツ帯など、超高周波の発振器、受信回路など、まだ真空管の受け持ち範囲は多くある。
「悪くはない。ただ、伸び代という点では半導体が上」「ライブ会場の拍手とか混濁しちゃうなあ」
スピードはいいんだ。ただ、可変負荷ドライブさせるのは大変なんだ。
.
■ノア
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自分の書いてる話の娘に使わせてるスピーカ「ソナスファベール」の代理店。
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このサイズで40万円でござる。ただ、エンクロージャは緻密。そして能率が低い(84dB)ので、アンプにはパワーが要求される。
「小さいのはやっぱ頑張ってるけどニアフィールド向けだな。バタつくは無いけどいっぱいいっぱいだわ。」「新世界より。ノイマン指揮。てコトはロンドンか。輝かしいブラス。この辺がソナスファベールの真骨頂やろな」
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2ユニットで500万円のシステム。
.
■パイオニア/TAD
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その昔池袋サンシャインでオーディオフェアをやっていた頃、試聴室は各社ホテルの一室を借りていて、紹介ブースで予約を取って出かけたもんだ。当然、いい音のシステムは最後に聞いた方が良くて、自分の場合アキュフェーズ、ダイヤトーン、そしてパイオニア・エクスクルーシヴだった。
そのエクスクルーシヴの根幹を成すのがスピーカユニットTAD(Technical Audio Device)なのだが、現在はTADを子会社化、その名を国際統一ブランドでやってる由。パイオニアは経営危機が叫ばれているが、フラグシップはココに健在である。
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SPは山形で女性職人が組み立て。ツィーターはベリリウム蒸着、下250まで受け持つ。ウーハーが追いつかないので25センチ2発。つまりこいつ2ウェイ。なお、25センチは何のことは無い、ウチのクルマについている。
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エレクトロニクスは川越。
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システム斯くの如し。エクスクルーシヴには無かったディスク再生も加わり、お値段、総額、1750万円なり。
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「Boz Scaggs。自身がTADで録音エンジニアリングした板。マイファニーバレンタイン。このギッチギチの解像度。これこそTAD」「音像はでかいんだよ。でも舌の動きまで見て取れる」
「ピアノのハーモニクスがたまらん」「グレースマイヤー モナリザ。SACDああこの突き抜け感、システムが声と楽器に稠密について行く感じ。ギターとヴォーカルだけ。と、書いたが、トランジェント負けてる奴がおる。誰じゃ。マイクかひょっとして」
この稠密について行く、というのは、声や楽器のトランジェントな動きに追従できてるみたいなことが言いたい。一方で生声との差がそれでもあるとも言いたい。実は今、音質のボトルネックを作っているのはマイクではないのか。
「ジャズ一発もん。89年録音。コントラの胴鳴りがたまらん。しかしスッカーンと上切れて聞こえるなノーマルCD」
一発もん、というのは、後から編集を意図せず、一発勝負で録音したもののこと。レコード時代のダイレクトカッティング(一旦テープに録音するのでは無く、直接レコードに音溝を刻んだ)でよく見られた。
「ストラビンスキー・春の祭典。エクストンレーベルSACD。オランダ・ラジオ・フィル。笛系鋭い。ストリングスは固まらず『組み合わさっているんだ』を描き分ける」「ブラスきつい。パーカッションは流石の表現」「アシュケナージ、モーツァルト、ピアノコンチェルト。ピアノは少しアレレだなあ、ツィーターの質のせいか、ピアノの上と下で表現が変わる。ピアノのペダル踏んでる音がゴソゴソ入ってるわ」
管物がきつい、ピアノの上下つながりがピンと来ない、という印象を持った。ベリリウムという金属発音体が主旋律帯域を全て持っているせいもあるのではないか。ちなみに自分のカロッツェリアXは「フルレンジ+スーパーツイーター+サブウーハ-」という構成と評した方が正確で、ミッドバスが殆どを受け持っている。
さて時間も最後になりました、とのことで山下達郎。ちなみに日本の殆どの録音スタジオでTADのモニターを使っている。だからミュージシャンは多くTADの音を知っている。
「山下達郎ベストを1750万円で聞く。なんちゅう綺麗なおっさん声じゃ。でもこれマイクが追いついてない。でもこんぱんだーの音だよなぁ」
TADはヴォーカルで鍛えられた由。なるほどねという感じ。ちなみにコンパンダーうんぬん書いてるが、日本のCDは音量が一本調子フルビットになるよう 調 整 さ れ て い る その辺をブツクサ書いている。
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で。
試聴会はこれでお開きなのだが、次は15分後にシアターの試聴会になるのだが、頼んでみた。
「これ鳴らしたいんですが」
「どうぞどうぞ」
CDはクロック回路に凝った。電源は外置きで別ユニット。だそうな。
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#nowplaying 「Sing for Future」/五條真由美・うちやえゆか
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すっげ~~~~~~~!!!!!!!!
.
出だしでビジッとノイズが入る部分もあったが(録音のせい→エンジニアと機材)、2人の声はクリアに明確に再生された。忍びやかな色気を備えた大人の女の声だ。1700万円で再生する価値は充分。ただ、いわゆる名盤と比して低域がすっかーんと切られていることと、もうひとつヴェールが被っている印象を持った。最も、そこを越えるには膨大なコストを要することもまた確かである。
.
■アキュフェーズ
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板DP-550。DACはES9008:ESSテクノロジー社。こういう外国モンのICどうやって品質管理してるんだろうね。スピーカJBLエベレスト(DD-65000)
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アンプはプリC3800。パワーがA200を4台。すなわち2台使ってプッシュプル。
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考え得る最上位のシステムの1つであろう。
順繰りに聞いて行く。
「森麻季、フォーレのレクイエム。リストのコンソレーション/牛田智大(うしだ・ともはる)。ソニーロリンズ、リマスター板。ピアノ三重奏 バイオリンとチェロ。あら弦の音ステキ。ステレオサウンド誌監修のヴォーカル・・・ああ、シンディ・ローパーか。ローレン・ホワイト。カーペンターズの「スーパースター」のカバー、アナログ。レスピーギ/ローマの祭り。ブラスがキツくなる直前で、この辺がアキュフェーズのセンス。シェフィールド ダイレクトカット板 アナログ」
ああ、満腹。
ちなみにここでは・・・ブース内の客層(団塊さんが多い)ということもあり、ベートーベンを鳴らしてもらった。「お客様からのリクエストでーす」・・・(^_^;
.
まぁそんなもん。あと軽く触れると、マランツ・デノンは地道な改善の繰り返しであり、選んで問題無いのでは無いか。ラックスマンも安定。
ちなみに個人的にはTAD系がやはり好きらしい。エレクトロニクスはアキュフェーズかな。
スピーカはTADとソナファベ同じ値段だったがヴォーカルものへの対応と、シンフォニーのスケール感からTAD。JBL嫌いじゃ無いが、サンスイみたいな熱いアナログをグイグイねじ込んでくるメーカがいい。アキュフェーズもTADも優等生なのでJBLも優等生になる。
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普段使わない有毛細胞動いた気がする。

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