聞く側の態度~ゴリ押しイヤならちゃんと育てようのココロ~
しょぼい再生装置→音質なんかどうでもいい歌→いい音で聞きたいという欲求にならない→しょぼい再生装置しか売れない
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良く書くスパイラル。脱するのに書かなくちゃいけないこと一つ
「いい音で聞きたくなるアーティストを育成」
ひっくりかえして
「アーティストをちゃんと評価すること」
聞き手として必要なのはこれだろう。ちょこちょこライブ報告書いてるが、ブッキングされたアーティストは時間の許す限り全員聞くことにしている。生で真っ当に歌えることはそれだけで一次選抜突破を意味するからだ。で、気に入ればCD買えばいいし、もう少し伸び代(がんばりどころ)があるなら、今の世の中、ネット等で直接伝えればいいし。
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さもないと本当の天才か中身なしのゴリ押しのどちらかになってしまう。志と向上心があり、プラスアルファで何とかなりそう・・・というゾーンが育たなくなってしまう。
悪口言ってくさすのは簡単なのだ。傷つけ続ければ引っ込んでしまうだろう。要は「いじめ」だ。でもそれでいいのか。いじめかどうかを横に置いても、いろんなアーティストがいろんな歌を歌う。その方が楽しくないか。
バッと咲いてそればっか咲いてサッと枯れる。そんな花畑と、色とりどりの花がのべつ何かしら咲いてる花畑とどっちが楽しいか。
「歌詞がくだらねぇ。語彙が貧しい」と常に書いてるが、ひっくり返せばそんなのばかり受け入れている我々の側にも責任があるのではないか。悪貨は良貨を駆逐する、そのものが今の日本の音楽ではないのか。豊かな自然が四季を彩り、そこに人の心を織り交ぜて行く、そんな風情と情緒こそ、短歌や俳句の延長こそ「日本の歌」の一類型ではないのか。
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ぜぇはぁ。←疲れるなよ
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●アーティストを志す皆さんへ
・あなたが歌いたい、表現したいと思う気持ちがあるように、それに共感を持つ人も必ずいます
・完璧はありません。常に初心を忘れず、自省を忘れず
・色々やりたいことがあっても、まずは一つに絞るか、その時点で最高のモノを出しましょう
・急いては事をし損じる
・いつか大ハコでお目にかかりましょう
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