超能力・考
前記事で超能力を出したので不思議つながりで少し。え?お前理系だろ?まぁ気にするな。
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小説ブログでシリーズ張ってる娘達は3人とも超能力を持っている(一人は妖精だが)。
皆基本テレパスだが、それぞれにそれなりに念動に分類される能力も持つようである。が、彼女らがあまり気にしていないように、書いてるこちらもあまり種別分類気にしていない。
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いわゆる超能力は大まかに超常感覚的知覚(ExtraSensory Perception:略ESP)と念動力(PsychoKinesis:略PK)に分けられ、この他に瞬間移動、時間跳躍と言った特殊中の特殊が存在する、といった感じになる。で、それぞれが更に細分化され、例えばESPにはテレパシー(Telepathy)プレコグニション(Precognition)サイコメトリ(Psychometry)……となるのであるが。
「意識して発動するにせよ細分気にしたことは無いよ。手足使って何かするのに、イチイチこれは手これは足って意識するか?って話」
ちなみに意識して「超感覚でこれ察知してやろう」とは思わないという。
「ピンチになればおのずと判るし、例えばテスト赤点ならあーこりゃだめだって判るし」
実に表現しづらいのだが「フッとそういう認識が浮かぶ」のだそうだ。
「直感的に『これだ』って判ったりとか、洞察に近いと思う」
で、強いて言うなら、リアルタイムの出来事で誰かの思いに対する認識なら「テレパシー」だし、未来の出来事なら「予知」だし、画像で見えれば「遠隔視」だし、というわけだ。
「でもそんなもん持ってない方が幸せだよ。すれ違った人が自分に悪意や否定的感情を持つとすぐ判ったり」
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念力はどうだろう。意図して使えるのは約1名。
「最終状態をイメージすると次の瞬間そのようになっている。吽吟唱えて手のひらかざしてとか、そんなことしない」
なるほど。
「ただ及ぶ範囲は物凄く狭いと思う。対象を選択出来ると言うべきか。あとは……何だろ、これはできる、できないとか、これはこうすれば目的を果たせられるとか、直感的指示に基づくことが多い。それこそテレパシー的な洞察だね」
恣意的に使いたくならない?
「すごい恐怖感がある。利己的にやったら最後もう元に戻れないという強迫観念がある。それが心理的抑止力になってる」
それはある種の権力を持ち、されど良心で御している心理に等しいが、良心は万人にあるわけでは無い。
「だから悪意持つ者にPKは与えられない。そこは天の配剤でしょう。逆にPK持つ者に悪意への誘導は常にある。ただ、その手に落ちた瞬間、天からも地の底からも感知される」
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え?お前物語の娘達に語らせるにせよ何かソースがあるんだろうって?
さぁねぇ( ̄ー ̄)
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