不思議・考
歌人・笹公人(ささきみひと)さんの門下に入った。「選歌欄に所属する」と表現する。投稿してネタが良いと会報誌に載る。歌人のタマゴというわけ。まぁ気にするな。
.
で、ラジオ番組のネタ用に笹さんがついった上で募集を掛けた「不思議な短歌を作ってタグ付けて投げろ」。
.
「不思議」
.
不思議を感じるもの、だろうが不思議を思うことは世の中色々ある。いつぞや娘が幼稚園にいた頃頭の上に環天頂アークが出た。
「まるにじ!」「にじぐも!」子ども達は大喜びである。虹の概念を覆すその存在は不思議そのもであろう。
.
環天頂アークという名の丸い虹好きに呼ぶ子らのその目が真ん丸
.
転じていわゆるファンタジーは不思議空間そのものの創作である。妖精いるし超能力娘いるが、因果律とか基本的な自然法則の拘束は掛けている。これはリアリティを持たせる反面、それらからの開放を許可しない。
.
【妖精五連歌1/5】残ってたローヤルゼリーをパンに塗り鳥と語らう妖精の朝
【妖精五連歌2/5】新元素妖精向けのリストにないタブで打ち込みネットで共有
【妖精五連歌3/5】食う虫いない愚痴るカエルに智恵一つ夜自販機の照明に行け
【妖精五連歌4/5】猫集会と人に呼ばれる集まりは猫達が妖精を隠しているだけ
【妖精五連歌5/5】ニンフなら妖精族でも人サイズ夜道で振り向き居なければそれは
.
ここは詩人の感性が必要であるかも知れぬ。リアリティは物語には有効でもこういう場合逆効果なのかも。
.
じゃぁガチ理詰めで責めてくとどうなるかってえと、それはそれで不思議な事態が生じる。特にアインシュタインの相対性理論、ローレンツの式の支配下に入ると、刹那の間に万年が行き過ぎたり(ウラシマエフェクト)、視界を行きすぎる星が虹色に変化を遂げる。
.
相対論確認試験光速へ一報届くは万年先か
.
な~んか文学かぶれが書いてる自己陶酔ブログみたいになってしまったが今日はこれまで。ちゃんちゃん。
« 澄んだ声が好きなんだよ~cafe mimo 遊佐未森さんを聞きに行く~ | トップページ | 超能力・考 »
コメント